ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

遠因

2012-02-21 12:58:37 | 時事(国内)
注目の裁判の判決が出た。

死刑ということで、この度、初めて被告人の顔が公開されたが、
ネットの世界では、かなり前から流れている。写真は中学の卒
業アルバムのものだそうである。

それにしても山口県、光市はこの事件で一躍、有名になった。
事件当初、「被害者宅の近所の少年」であったこやつの身許
は市内ではあっという間に知れ渡り父親は勤めていた工場を
辞めている。

いつだったかこの父親のマスコミのインタビューを見たこと
があるが、この父親もちょっと…な感じの人だった覚えがある。

この先何年生きるかはわからないが「死刑囚」というのは首を吊
されるのを待つだけである。したがって「刑の執行」までは基本
的に暇だ。

売れないとは思うが、手記を書いたり短歌を書いたりするかも
しれない。また、できる限り再審請求を繰り返して生命に執着
するかもしれない。

数年前に、「殺した赤ちゃんを押し入れに入れたのは、ドラえも
んが…」などという、差し戻し審での供述は、精薄を装うために
弁護団に言わされていた臭いが強いが、友人に宛てた手紙などを
見ても、どうもこやつの反省には疑問が拭えないものがある。

元を正せば、幼い頃の家庭環境が遠因なのかもしれないが、いず
れにしても、こやつは心の安定を知らぬまま、気持ちがどこかあ
さっての方向に向かったまま吊されていくような気がしている。

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