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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

日雇い街から旅行者の街へ

2012-03-27 22:30:41 | 時事(国内)
「日雇い労働者の町」として知られる大阪市西成区のあいりん地区が、
国際的な「バックパッカーの街」に変貌を遂げているとのこと。

数年前までホームレスとなった人たちがびっしりと並んで寝泊りしていた
駅沿いの大通りを、現在は大きなリュックサックを背負った外国人旅行客
たちが地図を片手に歩いている。向かう先は、かつて日雇い労働者が対象
だった簡易宿泊所なんだとか。つまり簡易宿泊所が安宿に変貌したのだ。
一泊1000円~3500円程度だそうだが、もしかすると、これはグッ
ドビジネスになる可能性も秘めている気がしている。

日本にはカプセルホテルくらいしか、バックパッカー感覚で言う安宿は存在
しない。ビジネスホテルだって4~5,000円はするし、ユースホステルだって
他の先進国と比べても随分高いと聞いている。

今や数年前とは異なり、日本の物価も年々下落傾向にあるが、それでもアジア
では現在でも断トツに高い。せめて宿泊費がもう少し安ければ、外国からの旅
行者も来やすいではないか。

あとは、この安宿街に外国人が気軽に入れる、安いカフェや飲食店そして旅行
会社を作れば、日本版カオサンロードの出来上がりである。いや、すでにかつ
ての…と言った方がいいかもしれないが…。

とにかく、ポイントはいかに通り全体でまとまれるかであろう。ある程度の骨
格ができれば、日本の安宿街としてロンプラなどの外国人用ガイドブックに掲
載し、後は、自然と口コミで伝わるに違いない。

本来なら、東京の山谷にもこのような街が出来上がるといいと思う。

外国人相手のビジネスになるが、なかなか金を落とさないバックパッカー相手で
も一大安宿街ともなれば、それ相当数の旅行者がやってくるはずで、それなりの
モノを生み出すに違いない。

街の再生と活性化にもつながるし、また、雇用の捻出や新たなビジネスチャンス
も生まれるかもしれない。また、日本人バックパッカーにもそこで何かやるチャ
ンスだってあるかもしれない。

当事者の方々には、ぜひ、発展させて頑張っていただきたいものである。

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