ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

千春と毒舌

2012-03-24 21:02:19 | 時事(国内)
鈴木宗男の盟友でもある歌手の松山千春が次期衆院選で新党大地
から出馬するそうである。

先日、出所した鈴木宗男が5年間、公民権停止で選挙に出られない
ので、その代わり、ということらしい…。

この二人がどの程度、親しいのかは良く知らないが、例え故郷が一
緒で、どんなに北海道想いだったとしても、松山千春には歌だけ唄
っていてほしかったと思う。

それに彼には、政治家なんて勤まらないような気もしている。政治家
は常に公人なわけである。自分の発言には責任を持つ以前に、常に細
心の注意を払わねばならない。つい、うっかりのリップサービスが命
取りになり、数多くの政治家が辞任に追い込まれている。

松山千春は実力のある歌手で、その歌唱力は確かに素晴らしいものがあ
るが、この人の魅力がもうひとつあるとすれば、それは「毒舌」なとこ
ろだろう。多くの人が彼のストレートなモノ言いに期待しているはずだ。

しかし、もしも彼が政治家になり、いきなり腰の低いお堅い人になって
しまったら、それだけで、皆、がっかりするだろうし、そんな彼を誰も
見たくないはずだ。かといって、これまでのような毒舌だけでは、うま
くやれるとは到底思えない。

かつて私が小学生だったころの彼は長髪のフォークシンガーで、当時、
テレビにはなかなか出演しない歌い手さんだった。まぁ、今もそれに近
いのかもしれないが、確か1度だけ、ベストテンか何かの番組で「長い夜」
のライブ映像が流れて観たのを、今でも鮮明に記憶している。

滅茶苦茶、格好良かったのだ。

それが、今や見た目は完全に、その筋の方となってしまった。坊主頭は
まぁ、毛がないのだから仕方ない。しかし、少々趣味の悪い白いスーツ
にサングラス、そして極太の金のネックレスはないだろう。あれで、黒
塗りのベンツなどに乗ろうものなら、怖くて近づけないではないか。
もしやあれで国会に登庁するつもりだろうか…?

いずれにしても、彼の政治家への道は、彼自身を八方塞がりに追い込んで
しまうことになるのではないかと思えてならない。

どなたか、ぜひ、真剣に止めていただきたいものである。








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