上記の写真のこの女性。なんと所持金ゼロで日本都道府県全てを回る
計画を立てて話題となっているそうだ。
昨日は、ドイツ人の旅好きじいさんの話だったが、今回は女子大生で
ある。以下が、そのインタビュー記事である。
記者:ゼロ円で日本都道府県全てを回る企画なんですが、始めようと
思ったきっかけは?
雪江さん:去年の夏が始まりなんですけど、タイ、マレーシア、シンガ
ポールのバックパッカーの旅行に行ったんです。そして市内の方に行き
バスターミナルの乗り方を教えてもらったんですけど、困った顔をして
いたら一緒に乗っていたお婆さんが言葉もカタコトなのについてきてくれ
たんです。お婆さんの用事のない場所なのに。 そういうのに触れていた
ら全世界を死ぬまでに回ってみたいと思ったんですね。 でもその前に日本
を回るべきだなと思い、今回の企画を思いつきました。
記者:ゼロ円っていうのはいろんな人との交流を求めるという目的が
あると思うんですけど、それなりのリスクはありませんか? 交通費
もないですし、食事も保証されないですし…。
雪江:最初は危惧してたんですけど、現状はいろんな方から協力して
頂いてます。また、食事は良いんですけど、移動と宿泊に関しては
『Twitter』に一緒に写真をアップして頂ける方に限ると思います。そして
「泊めてくれた人に襲われないように極力注意します」とのこと…。
全く、この女、どうしようもないバカ女である。
自分のお金は一切使わず、まるでテレビ番組のパクリのような企画で
世間の注目を集め、他人の親切に依存しながら旅をするなんて世の中
完全に舐めている。またメディアで取り上げられれば、それだけ認知度
も高くなり人からの親切も期待できる、そういう考えが透けて見える
のも気に入らない。
きっと痛い目に合わねば、わからないのだろう。今回、日本人の親切に
よって、この日本一周をやり遂げたらこの次は、世界中の人々の親切に
よって世界一周をやるつもりなのかもしれないが、そうは問屋が卸さない
ものである。
そんなことをしていると、いつか必ず後悔するはずだ。日本でもそうだが、
世界中どこの国でも、見ず知らずの他人の家に泊まることほどリスクの
高いことはない。ましてや、若い女性ではないか。
90年代の始め、イタリアを旅行中の女子大生の6人組が、カバキ、と名乗る
イラン人と出会い、彼の自宅へ行き、食事を振舞われた後、日本刀で脅され
1人を除く5人が暴行された事件があった。カバキはその後、捕まって裁判
にかけられたものの、結局、罪に問われることはなかった。自宅へ着いていく
ということは、そういうことも含めて了承済み、とするあちらの価値観が
判決の元になったとされた事件であった。
良い人と悪い人との見極め、旅をしているとこの判断がとても難しいのだ。
親切にしてくれた人が皆、良い人だとは限らないし、始めはそのつもりでも、
つい出来心で、人はいくらでも変わる。
そう思っててちょうど良いのだ。
何かあってからでは遅いのだ。また、やるなら、「何があってもそれも経験」
と割り切る覚悟が必要だろう。
「バカに付ける薬はない」
この方には、ぜひこの言葉を進呈したい。
計画を立てて話題となっているそうだ。
昨日は、ドイツ人の旅好きじいさんの話だったが、今回は女子大生で
ある。以下が、そのインタビュー記事である。
記者:ゼロ円で日本都道府県全てを回る企画なんですが、始めようと
思ったきっかけは?
雪江さん:去年の夏が始まりなんですけど、タイ、マレーシア、シンガ
ポールのバックパッカーの旅行に行ったんです。そして市内の方に行き
バスターミナルの乗り方を教えてもらったんですけど、困った顔をして
いたら一緒に乗っていたお婆さんが言葉もカタコトなのについてきてくれ
たんです。お婆さんの用事のない場所なのに。 そういうのに触れていた
ら全世界を死ぬまでに回ってみたいと思ったんですね。 でもその前に日本
を回るべきだなと思い、今回の企画を思いつきました。
記者:ゼロ円っていうのはいろんな人との交流を求めるという目的が
あると思うんですけど、それなりのリスクはありませんか? 交通費
もないですし、食事も保証されないですし…。
雪江:最初は危惧してたんですけど、現状はいろんな方から協力して
頂いてます。また、食事は良いんですけど、移動と宿泊に関しては
『Twitter』に一緒に写真をアップして頂ける方に限ると思います。そして
「泊めてくれた人に襲われないように極力注意します」とのこと…。
全く、この女、どうしようもないバカ女である。
自分のお金は一切使わず、まるでテレビ番組のパクリのような企画で
世間の注目を集め、他人の親切に依存しながら旅をするなんて世の中
完全に舐めている。またメディアで取り上げられれば、それだけ認知度
も高くなり人からの親切も期待できる、そういう考えが透けて見える
のも気に入らない。
きっと痛い目に合わねば、わからないのだろう。今回、日本人の親切に
よって、この日本一周をやり遂げたらこの次は、世界中の人々の親切に
よって世界一周をやるつもりなのかもしれないが、そうは問屋が卸さない
ものである。
そんなことをしていると、いつか必ず後悔するはずだ。日本でもそうだが、
世界中どこの国でも、見ず知らずの他人の家に泊まることほどリスクの
高いことはない。ましてや、若い女性ではないか。
90年代の始め、イタリアを旅行中の女子大生の6人組が、カバキ、と名乗る
イラン人と出会い、彼の自宅へ行き、食事を振舞われた後、日本刀で脅され
1人を除く5人が暴行された事件があった。カバキはその後、捕まって裁判
にかけられたものの、結局、罪に問われることはなかった。自宅へ着いていく
ということは、そういうことも含めて了承済み、とするあちらの価値観が
判決の元になったとされた事件であった。
良い人と悪い人との見極め、旅をしているとこの判断がとても難しいのだ。
親切にしてくれた人が皆、良い人だとは限らないし、始めはそのつもりでも、
つい出来心で、人はいくらでも変わる。
そう思っててちょうど良いのだ。
何かあってからでは遅いのだ。また、やるなら、「何があってもそれも経験」
と割り切る覚悟が必要だろう。
「バカに付ける薬はない」
この方には、ぜひこの言葉を進呈したい。