ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

留学生

2008-08-08 19:14:09 | つぶやき
「教え子の中国人留学生に日本での商売の
ノウハウを教えてもらえませんか…」と先日、
大学で英語を教える講師の知り合いの方から頼まれた。

「謙遜ではなく、私のような者が教えられることなど
何もありません、こちらが教えていただきたいくらいです」と
丁寧にお断りしたにも関わらず、質問に答えていただける
だけでもと懇願され、渋々引き受けることに…

「今日の午後行くから…」と今朝、急に電話があり
果たして先生に連れられやって来たのは、想定外の金髪ギャル
であった。どう見ても中国人留学生というイメージではない。
それとも最近の留学生はみんなこんな感じなのか…
限りなく大食いタレントのギャル曽根に近い。

上海近郊の田舎からやって来たという23歳の留学生は、
中国ですでに日本語を勉強してきたそうで、ほぼ完璧に
近い日本語を話した。現在は岐阜県内の大学で経営学を
学んでいるという。見かけによらず、しっかりした受け答えを
するので、あらためて「人を外見で判断してはいけない」と
ちと反省であった。

そんな留学生の質問は、どれも漠然としたものが多かった
ものの明らかに日本人とは違う視点で物を見ているような
気がしておもしろかった。以下はその質問内容である。

「今、日本で売れると思うものは…?」「中国製品のイメージ
についてどう思うか?」「中国の物で欲しいと思うものは?」
「将来的にビジネスをするなら中国、日本どちらが成功する
可能性が高いと思うか?」「オリンピックの関連商品は
日本で売れると思うか?」「中国製と韓国製のどちらが好きか?」
「日本の問屋のことを教えて…」などなど、おおよそ、その外見とは
不釣合いな質問内容で不思議な感じであったが、私のような
自転車操業的自営業者の意見でも熱心にメモを取っていたのが
印象的であった。

将来、ああいう子がたくましい商売人となっていくのかな…?

いよいよ中国悲願のオリンピックである。

始まったからには、外国のメディアも中国国内の粗ばかりを
ネタにせず、競技内容そのものにスポットを当ててほしいものである。



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