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どれくらいぶりであろうか…
今回のフィレンツェはいつもより時間に余裕があったので、久しぶりにウフィツィ美術館に訪れた。まだマシだろうかと考えていた待ち時間だが、その考えは甘かった。小一時間は待たされたと思う。
久しぶりなので、流し見をするのでなくしっかり観ようと案内のオーディオガイドを借りたのが正解であった。
驚く程の数の絵画と彫刻を見て回り、最も心惹きつけられた絵画は、やはりボッティチェリの『プリマベーラ』とダビンチの『受胎告知』であった。
今から500年以上昔に描かれた絵である。
この夜、チェザレご夫婦とレオナルドとロレンツォとイラリアに招待されて、ホルモン料理を食べに行ってきた。
実はトスカーナではホルモン料理は名物の一つなのである。
かの有名なフィオレンティーヌステーキ牛のホルモンなのである。
牛には4つの胃があるらしいが、その4番目の胃が1番柔らかくて美味いらしい。確かに柔らかかった。
しっかり煮込んだ頬の肉はコリコリとしてかなり美味であった。
そして僕にとってのNO.1は牛タンのカルパッチョであった。
こういう食べ方もあるものである。
さてと、この冬は雨ばかりというまだ肌寒いフィレンツェにて、もう一日働いたらイタリアを離れる予定。
今朝も時差ぼけ継続中の朝4時半起きである。
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