海賊とよばれた男~ 著/ 百田尚樹
しばらく前に親父より借りたこの本だが、合間に違う何冊かの本を挟み読みしていた為、ようやく昨夜読破した。
そもそもこの著者の秀作『永遠の0』の読み応えに圧倒されて、流し読むのではなく時間をかけて読み進んだのだが、この本も僕の期待に外れる事のなく素晴らしいものであった。
主人公は『出光石油』の創業者である。終戦後のゼロの段階より、石油カルテットと呼ばれた巨大外資石油企業を相手に闘い抜くビジネスマンのサクセスストーリー。その壮大なるスケール感には心が躍らせられる一冊であった。◎