【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

なんだか間違っていないか?日本人

2011年04月12日 | 徒然日記
今日、ようやく福島原発の被害の指標が『レベル7』と、はっきりと発表された。

これでチェルノブイリでの原発事故と同じ規模の、そして世界で最悪のケースと、国が認め、初めて国民に明かした事となった。

冗談じゃないと思う!!

いったい原発事故から何日経っていると思っているのだ。要は、今日に至るまで情報を規制していただけの事ではないか…。

ではなんのために情報規制するのか…。それは国民のためと履き違えていないだろうか?

先週までの海外出張にて、たくさんの海外の知人友人と話した。そしてその全ての人から、日本人の忍耐力、我慢強さ、秩序、勤勉、集中力といった事に対する賞賛と敬意を頂いた。

なんだかうれしいんだけど、実際はそうでもないのにと思ったりもし、複雑な気分だった。

日本人としての愛国心。もちろんオレにもある。どこの国に行っても、日本人であることを自負し、そしてそれをプライドにこれまで渡り歩いてきた。もちろんこれからもそのつもりである。

しかし、この日本という国は、何かが間違っているのではないかと思ったりする事も、最近、しばし垣間見れる。

政治にしてもそう。一度、「自民党」はダメだから「民主党」に政権交代したのであれば、もっとじっくりやらせてみるべきはずであった。それなのに関わらず、その次の選挙で国民は「自民党」を推し「ねじれ国会」へ。

適当な候補者がみつからないから、今はこんな時だから、東京都知事はもう一度ベテランの石原に入れとくか…みたいな感じ。これが日本の首都知事選挙である。

物事をよく考えない国民(浮遊層)が多く、点でしか物事を捉えれないという結果がこれだと思う。そして、そういう連中は、次は「みんなの党」や「大阪維新何某」によく考えずに流れていったりする。

そういう連中が多すぎるため、それに各政党が振り回される。

反省すべきは日本人自体とつくづく思う。

何事にも点で考えず、もっと線で考えるべきだと思う。

本当は世界で最もSELFISHな国民なのかもしれない…。

(私感乍)