忘却への扉

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火の雨のふらない平和を

2017-07-22 | 追憶

 《 長編アニメーション映画「火の雨がふる」より 》 【 火の雨がふる 】 1989年3月・初版発行1995ねん6がつ第28刷発行
 金の星社 キャラクター原案・長谷川法世 おとなの人は ほんとうのことをおしえてくれなかった――。
 1945年6月19日の夜、福岡県博多の町は、火の色、灰の色。こんな町にしたのは、本当はだれ!? 平和がだいすき! だから 戦争について考えてみよう
 火の雨ーーそれは、戦争がふらす雨。町をもやし、人をもやし、楽しいお祭りをもやしてしまうーー。
 1945年6月19日の夜、友次たちの住む博多の街は、まっかなほのおに、つつまれたのです。
 【 火の雨がふる 】 ● もくじ
 ▲汽車にのって博多へ ▲山笠の町 ▲兵隊になるんだ ▲空襲は、おそろしい? ▲お祭りができる! ▲ほんとうのことなのに…… ▲つらい思い出 ▲火の雨がふる ▲まっ赤にもえる町 ▲ほのおの中へ ▲頼ちゃんは、生きている!

 立ち寄った店の小さな本棚の1冊に目が行く。たくさんの人たちによく読まれたのが分かる状態だ。私も手に取り読み始めた。100㌻に満たない小学校3・4年生向けの本に、戦争と空襲の怖い場面を思い浮かべる。
 もっと悲惨な現実、危険になった東京から頼子は1人博多に住むおじを頼って列車に乗った。体験した空襲を話すことさえ非国民。
 日本国憲法や戦争に関する本などをあちこちで手渡している。もしかしてこの本も?とも思ったが記憶は曖昧。帰宅してわが家の本棚を探して数日後に見つけ再読した。外国でも同じ、火の雨がふることのない平和を願う。


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