【 戦争の悲惨さ 後世に伝える 】 伊予市 女性( 24・会社員 )
◇終戦から72年。私は戦争を体験していないが、子供の頃から先生や親からいろいろな話を聞かされてきた。外国の例では、ユダヤ人たちは死の収容所へ送り込まれ、ガス室で大勢が殺されるなど、とても残酷な目にあわされた。
◇日本では各地が空襲で焼け野原になり、広島、長崎では原爆が落とされ、街が一瞬にして破壊された。そして多くの人が犠牲になった。こうした悲しい歴史を決して忘れてはならないと思う。戦争を経験した方の話によると、おなかいっぱい食べたいというのが切なる夢だったそうだ。今は食べ物が豊富にあるが、粗末にしないようにしたい。人々の幸せを奪う、つらく悲しい戦争が日本でもあったことを忘れてはいけない。戦争の悲惨さを後世に伝えていくことが私たちの使命ではないかと感じる。
◇戦争の悲しみと辛さを知るとともに、当たり前にご飯が食べられ、友達や家族と過ごせる今の平和がどれほどありがたいかを考え、伝えていきたい。]
《 こだま 読者の広場 【 終戦の日に思う 】 》 地方紙「投稿欄」より
( 忘却への扉 ) 戦争と平和や憲法9条などに関する、20代前後の人の投稿を見ると、まだ将来に期待が持てるとうれしくなる。
戦争から目を背けるのではなく、実体験はしていなくても、私も同様に母や母方の叔母たちと周囲の人々、同僚たちから戦争の悲惨さ苦痛を聞き、疑似体験は染みついている。
残し伝えていかなければと、関係書籍やDVDほかたくさん集めている。近年、終活期を迎えこれらをどう処理すればいいかと悩んでいる。
先日も蔵書を多数持っていると聞いていた年上の女性に尋ねてみた。「知人に譲るか、ごみ収集時に出す」との答えが、分かってはいても残念だった。
先輩にも聞いていたが、古本屋は一山数百円単位、受け取り拒否もある。図書館や学校等も非戦や非核に憲法擁護系は、保守的な地方だけに無理だろうと遠慮する。
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