べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

長岡市街地 古木埋没

2009-02-27 20:52:28 | 山の木の話(越後杉)
長岡市街地の再開発が盛んになっていますが、その一角の7mの深さの地層から、古木が出たと長岡地域森林組合からの情報がありました。

基礎の工程に支障を来すということで、長岡地域森林組合が古木丸太を運搬しやすいように切断、撤去運搬を行ったそうですが、処分するのがもったいないということで、当社にて譲り受けることにしました。

長さは3mで直径は60センチくらい、幹としては3番玉くらいの枝の辺りです。
樹齢100年くらいなのでしょうか??
それでも、樹皮があり、中も空洞化しておらず、切断もチェーンソーで行わなければならないほどしっかりしたものです。

3mあれば、柱としての使用も可能。
大黒柱がドーンと立っているような建物の中心にと使えればと思っています。
(乾燥が上手く行けばの話しですが・・・)




長岡市街地の再開発工事現場です




直接基礎にするため、地下7mまで掘り下げています




古木発見現場




掘り出し作業の風景




砂礫層の様子


それにしても、この古木、7mもの深さの地下に埋設してあったのも不思議だということで、長岡市立民俗資料館へと相談に行ったところ、どうやら2000年も前の古木らしいということです。
「化石」に近いということ・・

さらに、幹の皮がそのまま腐らずに残っているので、これは何かその時代に「イベント」があったのではないかと・・

「イベント」とは「事件」であり、他にもこの現場にて何本も古木が発見されているので、大規模な土砂崩れ等によって砂礫が押し寄せ、なぎ倒された木がそのまま埋まったという予想です。

2000年も前の縄文の時代に、大規模な土砂崩れがあった・・
その原因は、大規模な地震なのか、水害なのかはわかりませんが、ついこのあいだの7・13水害や中越地震、中越沖地震が起きたのを思い出し、それよりもさらに大規模な天変地異が起こっていたのには、想像もつかないほどスケールの大きな話です。



洗浄


山の木、御神木ときて、縄文の古木(化石?)・・次はいったい何が待ち受けているのだろう?
山の木に携わるようになってから、色々な事情に立ち向かうことが多くなりました。
これも何かの「縁」なんだろ~な・・


山の木の話へ・・
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蓮潟町T邸 夜景

2009-02-26 20:53:15 | 蓮潟町 T邸(越後杉)


久しぶりに晴れた1日でした。
この分だと、日曜日の宮本町M邸の地鎮祭も出来そうです。
先週の雪で、積雪があり、地鎮祭が出来ない状態でした。

蓮潟T邸も、大工工事は、ほぼ終了。
あとは、塗装後に表具を貼って仕上げとなります。

最近は、日が長くなり、(冬至に比べてですが・・)5時を過ぎてもまだ明るくなってきました。
夜景がきれいで思わず撮影したのでした。




階段の親柱の先端の納まり



4寸の柱の先端に、4.5寸の「角」をぶつけてあり、それに手摺の笠木がからんできます。
では、どうやって、この「角」を取り付けたのでしょうか??



実は両脇の込み栓は、ビス隠しだったのでした・・


こういった、「遊び」も日常茶飯事です。大工も慣れてきたようですが・・
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引き寄せ金物 Z金物追加商品

2009-02-25 15:21:43 | 長期優良住宅

低気圧の通過に伴い、雨雲が覆う一日となりました。
2月なのに3月のような気候です。
今年の春の雪はどれほど降るのか、予想がつきません。
3月上旬~中旬にかけて、「荒れる」と予想された気象予報士もおられるので、それまで雪が積もると覚悟しておかなければなりません。
雪が降ったとしても、2~3日で消えるでしょうが、基礎や外部工事には注意が必要です。

全建連の200年住宅では、原則として「Z金物」を使用しなくてはなりません。
Z金物の種類は少なく、特に「通し柱」「隅柱」廻りの接合には「短冊金物」を使用しなくてはなりません。
通常、通し柱への横架材の仕口は、端ホゾなので、木が乾燥収縮した場合、柱と横架材の間に隙間が生じます。
これを直すには、外壁を解体して、外側の短冊金物を撤去して、柱と梁を引っ張って突きつけ、改めて金物を打ちつける必要があります。
緩んだままで、地震が来れば、プレート1枚でもたせているような感じなので、危なくてなりません。

捜し求めていた、「引き寄せ金物」が見つかりました。

これを、柱にZボルトを貫通させ、両側でナットを締め付けることができます。
長期的に空きが出来たら、このナットを締めれば、外壁を解体せずに内部でも作業ができます。

羽子板パイプ SP-E、SP-E2

SP-E Zボルト用穴+スクリュー釘(Z用) 告示1460号二号(に)適合品
SP-E2 Zボルト用穴のみ         告示1460号二号(ほ)適合品

材質 SPHC(JIS G 3131)
表面処理 電気亜鉛めっき2種2級Ep-Fe/Zn5/CM2




ホールダウン金物用20kN(左)と引き寄せ金物(右)


ホールダウンの10kN用のものは、高価なので、今回の金物でコストダウンが計れます。

横架材の場合、細かい規定がないため、羽子板ボルトや短冊金物しか種類が無いのでこれらを使っていれば性能規定的には適合するのでしょうが、厳密に言えば、柱頭・柱脚と同じような細かい指定があると思います。必要強度によって(い)~(ぬ)までの種類があるはずですが・・・



長期優良住宅へ・・・

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心の教室

2009-02-23 21:14:33 | 日々雑感


保健室の隣に、小さな教室があります


長岡市立東中学校の見学の最後を締めるのは、「心の教室」です。
私が、中学校に居た頃は、「保健室」に時々数人の女子が授業中に居座っていたこと・・
「気分が悪い」ということで、居たらしいのですが、中には授業についていけない生徒もいたようです。
当時は、グレて本当に授業に付いていけないケースがあったと思います。
仲間はずれや「いじめ」等、殆ど無く、逆に「校内暴力」が激しかった時代でもあった・・
西中の生徒が体育祭のとき殴り込みに来て、東中学校のグレたグループと暴力沙汰になった記憶もあります。どちらかというと、「学校」対「学校」の看板をしょった闘争みたいな・・・
仲間はずれなんて陰湿な事より、もっと「さっぱり」した感じもありました。
先輩、後輩みたいな仲もあったし。

あれから「いじめ」が社会問題となって、今では、クラスに溶け込めない、集団生活に馴染めない子供が多くなったと聞きます。
授業中に突然「切れる」子供がいる。
社会環境の歪とも言われていますが・・・

昔は7クラス×40人だった時代も、20年が経って、今では5クラス×30人がやっとの生徒数の中で、「特別教室」なる、授業についていけなかったり、クラスと馴染めない生徒は、昔では考えられない人数に上っています。
1教室が、それに当てられるほどの人数とのこと・・



昼でも、カーテンが掛けられている


新潟県の聖籠町の中学校でも、東中学校のように「教科教室型」の先進として新しい校舎に改築しましたが、ついていけない生徒が多数出ているようで、週に1回はカウンセリングの専門化が来校しているそうです。

生徒だけではなく、教師のほうも追いつかなくなっている。
一人一人に合わせたカリキュラムを組む為に、それだけ教師の負担も増えています。
夜9時まで残業なんて当たり前で、深夜まで残業ということもあるそうで、更に部活を担当したり、周辺地域との交流も実施したりと、どんどん教師の仕事が増えているのも事実・・
先生までもがカウンセリングを受けなければならない事態も予想されます。

こうした状況に、地域がどうやってバックアップできるかが、鍵となるのではないでしょうか?
聖篭中学校にも、地域住民が参加できる施設も併設してあるので、ここで生徒や地域の人たちが交流できる場となっています。
「学校の森」も地域の人たちと共同で築いているようです。

「地域で子供達を育てる、支える」

そんな環境になればと、思っているのですが・・



こじんまりとした教室です


こうした部屋も、設計に組み込まなければならないのも、時代の流れとでも言うのでしょうか・・



もくじへ・・



長岡ってこんな街
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なつかしのグッズ

2009-02-23 00:20:03 | 日々雑感
長岡市立東中学校の開放日の様子の続きです。
(だいぶ遅くなってしまったが・・)
総合教室の場所に、「天地人コーナー」が設けてありました。
こういった、展示コーナーがあって、そのとき、その時の話題を展示でき、生徒間で共有できます。
昔の生徒会室みたいなコーナーなのでしょうか?
その一角の展示棚には懐かしのグッズが・・



土器のサンプルや地球儀等・・どこかで見覚えのある物が・・




理科室の教材も昔のものがあります。ちょっとレトロ感があります。




社会科ブースには、すごろく形式の世界石油事情を学ぶ教材も・・
これは新しい試みです。今の生徒は楽しく学ぶのね・・





木工室・・机は昔の校舎の物を移動。懐かしい・・


教室の机も、昔のものを使っていました。
新しい校舎の中に、昔から代々使ってきた物を入れるのも、いいものです。
無機質的な校舎の中に、有機的な古めかしい「木」のものがあることで、それが際立ってきます。素朴なところが強調され、ぬくもりを感じさせる。

新しくも・なつかしい・・

そんな感じがしたのでした。



見学記事(5)へ・・



もくじへ・・



長岡ってこんな街
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米びつの収納場所

2009-02-22 23:01:58 | システムキッチンを考える
毎回、お客さんと議論になるのが、「米びつ」の位置です。
我が家の場合は、イシモク(本社:加茂市)の桐製の米びつを使っています。
桐は、防虫性能に優れ、昔からタンスに使われ、衣類を害虫から守ってきました。
保温性にも優れ、耐水性にも優れる桐は、植えてから短期間で成長するので、温暖化防止にも役立つでしょう。昔は、女の子が生まれると、桐を植えて、嫁に出すときに、その桐で作ったタンスを持たせたと言います。
20年程で、タンスが作れるくらいに太りが早い木なのです。



桐子モダン(イシモク)の米びつ


イシモクの製品としては、米びつは種類が多く、計量器付きのものもあれば、蓋だけのシンプルなものもあります。
家の面積が広く、30kgの米袋を専用の納戸に置いてストックし、米ビツに移し変えて毎日の炊飯に使えればベターです。
我が家の場合は、10kg用の桐製米びつを夏は涼しいところ、冬は取り出しやすい場所へ位置を移動させています。季節によって、置く場所を変えて置ければ、納戸のような食料庫まで設けなくても良い。

通常の家庭の場合は、10kgの米袋を購入してくるのが多いのでしょう。
袋のまま、涼しいところへ保管しておいて、流しの何処かへ収納した米びつに移し変えるのが、主流だと思います。
流しまわりは火を使い、暖かくなるので、米の収納としては、あまり好ましくありませんが(虫が湧いたり、カビが生えたりする)、短期間で少量を消費する場合は、これでも良いと思います。

で、何処に米びつを置くかなのですが・・・

昔の流しは、開き扉が主流だったので、前出の米びつを、そのまま収納できたのですが、最近の引き出し式の場合は、収納できない難点があります。
計量器無しで、上蓋のみの米ビツしか使用できないか、わざと開き扉の部分を設けて、そこに収納するしかありません。(計量レバーが付いていたほうが、使いやすい)

あとは、流しと独立した後ろのスペースに収納するかです。
(電子レンジの下とか・・米びつ付きの電子レンジ・ラックもありますが・・)


タカラ・スタンダードで、そのように疑問を投げかけたところ、ショールームの娘が奥から米びつを探し出してきて、フロアコンテナー部分に米びつを入れてみせてくれました。



フロアコンテナーの45センチ部分の中身を出して・・




みごと、米びつ(10kg)を収納に成功!


ここならば、炊飯釜を横に持ってきて、計量できます。シンクも近いので、この位置が使いやすそうです。
その場合、写真のように缶詰が多数、収納できなくなります。どちらを優先するかはお客さんの選択にゆだねることになります。


ここまでくれば、米びつの材質を選定すれば良いだけです。
やはり「桐」が一番だと思い、イシモクへ相談してみました。
前の写真のとおり、イシモクの製品には縦長の箱状の米ビツは多種類置いてあるのですが、引き出し用の製品はありません。
特注で作ってもらうしかないようです。



中央右上のメモが引き出し用米びつ
イシモクの米びつは「枡」が付いてきますが、
角型だと横型の米びつでの使い勝手が悪そうなので、
通常の、円筒形の計量器のほうがよさそう・・
(という感じでメモしてある)




「新築祝い」に包丁差、米びつ、調味料棚の
どれが良いかと尋ねたら、「米びつ」がダントツ人気でした。


製品としても、引き出し用の米びつが可能性大のようです。
あとは、どんな大きさにするかが課題となります。


こんな感じで、収納や使い勝手を洗い出して、新たな製品を作り出していこうというのが、今回の「システム・キッチンを考える」のコンセプトです。
本当は、料理教室を開いて、実際に計量とか洗い物とかを体験して、
「ここは使いづらいな・・ここにあれば・・」
というところまで行ければいいのですが・・
開発とショールーム、使い手が一体となって、新たなキッチンを提案していくのが理想です。(ダイヤさんの会社内にそういう場所を設ける企画を持っていこうという矢先でしたが、自己破産により流れてしまいましたが・・)

現在のシステム・キッチンはメーカー主導で、出来合いのものに使い手が合わせる形となっています。
実際、ショールームに展示されたものを使ってみると、使い勝手が悪いものが多々あります。それを平気で売っているのも合点が行かないところです。
また、それに付随した設備に関しても製造メーカーの独断的な形状によって使い勝手の非常に悪いものが付いてきます。

一度、商品を入れてしまうと、それに慣れてしまうのが通常なのでしょうが、入れる前にとことん使い勝手を考えておかないと、毎日の料理や洗い物が不便になってしまう。
設計でも悩まなければなりませんが、流しに関しても、そことん悩んでほしいところであります。
住まい手が千差万別なのに対して、毎日の食事、台所も、それぞれ価値観が違ってきています。収納第一と考える人もいれば、使い勝手第一の人もいる。
年齢層、家族構成によって料理の仕方や食材の選び方も違います。
調理器具にしても、ガスだったりIHコンロだったり・・最近は電子レンジもオーブン機能が充実してきて、ひょっとしたらコンロも必要なくなるかも知れない。
お湯だってコンロで沸かすこともあれば、電子レンジで沸かすこともある。
キッチンと独立した後ろの電子レンジスペースがどのように提案できるのか・・
動線から考えればコンロの位置にヘルシオをドーンと持ってくるのもアリではないか?(あれ、かなりの蒸気が出ます。それを考えると、レンジフードにそのまま吸い込める位置にあったほうがいい)
ビルトインコンロの形状にも限界がきているし・・(価格から言えば、据え置きタイプのほうが数段安いし機能も充実している)

いままで築いてきた、システムキッチンの形そのものが生活習慣の変化によって、変わろうとしています。
そういう多様なニーズに応えられなければならないと思います。デザインや材質にこだわるだけの形を売るだけになってしまう。

物事の本質を知る。

そういった作業がこれから必要になってくると思うのですが・・

「フル・オーダー・システム」
~個人に合わせた流しの提案~

そんなブランドをつくってみたいものです。
(ダイヤの諸君!やってみないかね?)



「システムキッチンを考える」目次へ・・

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包丁の隠し場所

2009-02-21 12:21:45 | システムキッチンを考える
包丁の収納は、流しメーカー各社で色々考えられているようです。
刃渡り18センチで全長24センチの包丁を、どうやってキッチン内に収納しているのでしょうか・・・



包丁の大きさ


昔は、開き扉が主流だったため、扉の裏側に包丁差しがあり、これに包丁を差していたのですが、最近は「引き出し式」が主流となっているので、この引き出し扉の裏側に包丁を収納するには工夫が必要となってきました。

いち早く引き出しを導入したTOTOの場合は、包丁を寝せて置くタイプの「包丁置き」にこだわっています。
床の直情に引き出しを設けるフロアコンテナを採用した場合、シンク下とのスペースが狭くなって、包丁のような長い物は「寝せて置く」しか、収納することができません。


では、タカラ・スタンダードの場合はどうでしょうか?


シンク下の引き出し収納


タカラの場合は、シンク脇に食器洗い機を設置でき、そのスペースを確保するために最下部のフロアコンテナーは15センチにしています(通常は25センチ)。
そのため、最下段は写真のようにラップ等の背の低い物しか入りませんが、その分、中間の収納スペースがアップします。
また、シンク下からフロアーコンテナまでの高さのものが収納できる利点も出てきて、この間に包丁を「立てて」収納することが可能です。



引き出しの扉裏に立てかける




引出しを閉めるとぎりぎり当たらない


タカラの場合、扉裏もホーロで出来ているため、「包丁差し」はマグネットで取り付け可能です。この他に「まな板立て」もオプションで用意しているので、ここに包丁とまな板をセットで収納することができます。
ただし、この包丁差し等は、水仕舞までは計算されていないので、一度、カウンター上等で水を切って乾かしてから入れなければならないのが、片手落ちの部分でもあります。
直ぐに収納するには「水受け」の様な改善点が必要でしょう。



ナス・ステンレスはシンクの前面に収納





サンウェーブ「ぱたぱたくん」では、引き出し扉が手前にスウィングします




少し長い包丁(パン切)等は斜めに入れられます




トレーは外して、掃除ができる。
これは細部まで考えてます。


サンウェーブの場合、細かいところまで配慮がしてあると思いましたが、「ユニバーサルデザイン」ということで便利さを追求しているような感じがしました。
では、
「右側シンクにこだわるのは、ユニバーサルデザインだから?」
と聞いたところ、
「カタログ掲載が右側だから」
という答えが返ってきました。

う~ん・・使い勝手とかまでユニバーサルデザインじゃないのか・・・
食器洗い機の配置とかコンロ配置とか、細かいところまでユニバーサルデザインにこだわってほしい・・・



シンク前にある「ミニパタくん」はナス・ステンレスと同じ感じ


「ミニパタくん」の場合も、包丁を一度乾かしてから入れる必要があるとのことです。(では、その間は何処で乾かすのだろう?)
サンウェーブ長岡ショールームでは、奥のキッチンスペースで実際に料理教室が開けるということでした。
明日は「オーゴシ建設」さんが、借り切って料理教室を開くとの事で、その準備をしていました。(さすが、宣伝が上手い)




市販のまな板立てとセットの包丁立て


扉内部に収納しない場倍は、このような市販の「包丁立て」を使うことになります。収納する場合でも、ここで一度乾かしてから、収納することになります。

調理をして、包丁とまな板を水洗いしたままで、収納場所に入れた場合、そこに付着した水が垂れて、収納部分の耐久性をそこなってしまう。
よって、一度乾かす工程が必要となりますが、次の調理までの間に、果たして乾かしてから「収納する」動作ができるかどうかが、専用収納スペースを設けた場合の課題となります。
「食器洗い乾燥機」にて、乾燥させれば良いと、ショールームの娘が言っていましたが、食洗機に包丁を入れるには、中の湯のみや茶碗を掛けるかごを取らなければならず、まな板も40センチ以上のものは入らないので無理があります。

やはり、どこかで乾かしてから収納するのでしょう。

それでも、次に料理をするときに、取り出しやすい場所に収納されていないと、使いずらいものがあります。
カウンターに置いておくまな板立てが一番、使い勝手が良いのですが、「収納第一」と考えている人にとっては、一番の悩みでしょう。

そこは、使う人の判断に委ねることになりますが、収納位置に関しては、提案していく必要があります。


「包丁立て」をインテリア・グッズとして開発できないかと、加茂の「桐子モダン」に提案しに行きました。
直ぐに使える位置に、立てかけておいて、長さのある「パン切り」や「魚包丁」の3本くらいをメインに考えて提案したのが、下の図です。



桐子モダンにて、提案したメモ書き
包丁立ての他に、引き出しに収納可能な米びつとか
調味料棚のアイディアも入ってます。
「新築祝い」の粗品とか??




首をかしげる桐子モダンのスタッフ達・・作ってくれるだろうか?


前の社長さんだったら、興味を持ってくれるのかも知れませんが、少し抵抗感があったようで、まだ見積もりも送られて来ない・・(他の所へ持ちかけるか?)
まずは、「新築祝い」みたいな感じで試作できればと思っています。それが好評だったら、製品にしてもらえばいい。


さて、流しメーカーを行脚していますが、新潟県産のキッチン、「ダイヤ」が先日自己破産をしてしまい、困ったことになったのでした。
価格の面でも有利だったのですが、細かい注文まで聞いてくれたメーカーだったので、そういうメーカーが無くなるのも我が社としては、からりのダメージなのです。
蓮潟町T邸に入ったシステムキッチンが最後の品になってしまいましたが、建具屋から流しメーカーとなった技術故に、扉に関しては他社より秀でていた存在で、価格もそこそこの値段でクレードは高かったのです。

18日に自己破産申請、19日には工場に管財人が立ち入り、役員から社員に若干の説明があり、その後は自宅で報告を待つ状態との事。
出荷直前の品も押さえられ、設置の決まっていた現場へも赴くことができなかったそうで、当然、これからの発注も受けられないということです。

新潟県内での販売は、横ばいだったようですが、大都市圏での建築確認の遅れやマンションの販売不振のあおりを受けて、止む無く破産。
負債総額は22億円とも言います。

ピーク時は32億円の売り上げがあたのですが、昨年は12億円まで売り上げが下がり、さらなる世界的株価下落と、ここ数ヶ月の不況によって、会社存続を断念したというところでしょうか・・

これから、流しの改革をしていこうという矢先に、こういう展開になったのも、なんとも言えないところですが、「チャンス」ととらえています。
何処が、私の投げかけに答えてくれるのか、また研究熱心なメーカーから学ぶことができる。
いずれは、自社ブランドを立ち上げるのが夢でもあります。


「システムキッチンを考える」目次へ・・

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雪景色 蓮潟町T邸

2009-02-18 19:21:10 | 蓮潟町 T邸(越後杉)


昨日に引き続き、強い寒気により雪が降り積もった長岡周辺でした。
この雪により、「新潟国体」が始まって心配していた小雪も解消されました。
地元新潟チームの活躍に期待しましょう。

蓮潟町T邸の現場にも容赦なく雪が降り積もり、除雪しなければ入れない状態です。
前回の写真と比べると一目瞭然でしょう。



雪の積もる前の様子


外部工事は終了しているので、雪がどんなに積もっても心配は無いのですが、雪国の場合は朝の除雪作業が負担になります。
急に降り積もった場合は、公共機関の除雪が間に合わないため、朝晩の交通の渋滞で、工場から出てくる時間や帰る時間もロスが多くなります。
2月に入ってからまとまった雪が降りませんでしたが、この1週間でどれだけ雪が積もるのか心配です。
来週に控えた宮本町M邸の地鎮祭が延期されることも懸念されます。

やっぱり、2月は冬だった・・・

というところでしょう。


見上げると、縦格子の美しく映えるベランダに雪が舞う・・・


蓮潟町T邸は内部工事も中盤から終盤へとさしかかっています。



2階の和室建具枠の取り付け




その脇の間仕切り壁下地 格子状なのでおもしろい形です。
向こう側が見渡せるので、すっきりしますが・・
こういった壁のデザインもアリ?




流しの吊り戸棚、レンジフード取り付け


なかなか、こういった風景も、完成すると想像も付きませんが、キッチンパネルを糊付けして貼ってから、吊り戸棚を設置していきます。
通常は、メーカー専門の施工部隊が取り付けますが、我が社の場合は自分達で取り付けています。
こうすることで、コストダウンがはかれると共に、頭を使って部品を取り付けるトレーニングにもなります。
メーカーの取り付け料金は10万円を越す金額を平気で出してきますが、実際は職人が1~2日で取り付けていくのですから、そんなに高くもない。(2~6万円も出せばよい)
ユニットバスのように、専門的な取り付けだと技術を要するのでしょうが、並べるだけの流し工事はこちらで行ったほうが、日数も読めるので工程が組み易くなります。



流しの下台


流しの下の部分も、こうして並べてカウンターを取り付けるだけの簡単なものです。
どこのメーカーも基本的には同じです。
ただし、人工大理石のL型のようにカウンターのジョイントを現場で施工する場合は、少々技術が必要です。(マスキングをして、専用目詰め材を入れる必要がある)
よって、天板は(I型でもL型でも)ステンレスのほうが施工しやすくなります。
人工大理石はどんなに技術が進歩しても、樹脂には違いないので焦げる心配もあります。(メーカーはだいぶ改善したと言っていますが、鉄板製の鍋敷とか必要になってくる)


流しが取り付くと、いよいよ終盤という感じになります。
柱を塗って、磨く作業も待っていますが・・・

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外部足場解体 蓮潟町T邸

2009-02-16 19:20:21 | 蓮潟町 T邸(越後杉)


先日は長岡の「雪しか祭り」が開かれ、大勢の観客がハイブ長岡に来場しましたが、あいにく小雪により「雪しか」のみが展示され、雪だるまの芸術祭でもある「百だるま大会」は開かれませんでした。

暖冬?という感じの1日で、糸魚川市では23度の6月上旬並みの陽気となり、「春一番」まで吹く始末。

本日は一変して、吹雪の舞う1日となりました。
低気圧と前線の通過に伴い、冬型の気圧配置となり、寒気が南下。
新潟地方、佐渡地方には波浪警報が出され、冷え込みが一段と強まっています。
まだまだ2月。やっぱり冬なのであります。

最近は、「モデル住宅」や「システムキッチン」の話題でしたが、
現場はどうなっているのか?気がかりな方もおられるでしょう。(居ないか・・)

蓮潟町T邸は外部足場が取れて、スッキリとした外観が姿を現しました。



正面から見たイメージボード




実際、正面から見た様子


丸太にからむ手摺は、縦格子とし、建物のアクセントとなっています。
シンプルさを追求し、外壁は1色のみのアイボリー系として、木部造作を際立たせるように演出。丸太と手摺が美しく映えます。

先週の金曜日に見附市K邸の奥さんが見学に来られ、丸柱に思わず抱きつきたい感じでした。
現在は完成した家で暮らしていますが、「暖かい」ということです。
今までの家が朝起きると1℃くらいで冷え切っていたのに対し、新しい家は朝でも10℃くらいあるそうで、杉フロアーなので足元から冷えずに快適な生活を送っているとのこと。
寝るときも丸太を見ていると、飽きないそうです。

私自身、自分の作った家で暮らしたことが無いので、こういったお客さんの感想は大変貴重で、何時か自分も自らの家に住んでみたいものだと思っています。

「完成したら、連絡をください」とのこと・・
はりきって、仕上げなければ・・



正面の妻飾りの役割とは・・


今回も、建物の正面の妻に飾りをつけてみました。
手摺と同形状の縦格子で、正面のアクセントをつけています。
屋根が妻部分で広くなっているのを強調するためにも一役かっています。
これがないと、外壁と軒裏天井が同系色によって境界がはっきりしないので、濃い色でアクセントをつけて、
「ここまでが外壁ですよ」とアピールすることで、屋根の広がりを目立たせています。
また、この格子の裏側に、丸いダクトがついていますが、これは小屋裏換気の通気口で、これを隠す目的も含まれます。
まさに、一石二鳥~三鳥なのであります。



中引丸太と通し柱の納まり


正面から見ると、妻壁に飾り束や天秤がついているように見えますが、脇から見ると立体に構成される梁や柱だというのがわかります。
見る方向によって、色々な表情が出るのもこの建物の特徴です。

「船の舳先(へさき)」みたいなイメージなのですが・・



ベランダ、丸太まわりのイメージボード





上部から見たベランダ、手摺


ベランダは手摺によって目隠しをされ、下から部屋の内部が覗けないようになっています。
三角なので、両側の端は使用できませんが、中央部分は意外と広く感じます。梁は柱の中心を通っていますが、スノコはそれよりも外にせり出し、更に手摺はそれよりも外側に出ているので、芯まで3尺(90センチ)しかなくても、手摺までは1m近く使えます。
「物干場」としてのベランダの用途が強いのでしょうが、飾りとしての要素を残して使ってほしいところであります。
このベランダの手前の窓が和室からの出入り口となっていて奥の窓は玄関の上の吹き抜けの明かり窓です。これだけ大きいと、明かりは十分に入ります。


お客さんも、当初、5月までは入れればいいと言っておられましたが、4月には入りたいという意向になってきました。
建物が完成するにつれ、早くそこで生活をしたいという気持ちが沸いてくるものです。

この家、外壁は発砲ウレタンが充填された鉄板サイディング(トステム・DANサイディング)なので、外壁だけでも断熱が効いていて、更に内断熱にグラスウールが充填されているので暖かいこと間違いなし!見附市K邸よりも暖かいでしょう。
(見附市K邸は腰壁が杉羽目板、外壁が窯業系サイディングなので、発砲ウレタンよりも断熱性能が劣ります。外観を取るか、機能をとるかです・・実際は単価を抑えているだけなのですが・・・安い外壁仕様ならば、断熱性能が上がるというおまけ付です。)
現場で作業していても、暖かいのですから・・
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食器洗機の位置

2009-02-16 02:14:58 | システムキッチンを考える
先週は、晴れ間が多かった天気ですが、今週は雪模様になりそうです。
2月にしては気温が高く、「春一番」まで吹いたと言うニュースまで飛び込んできました。
最近の天気は今までの常識が通用しない・・


最近、流しの細かい位置が気になりだしました。
今までは、何気なく、並べていればいいと思っていたシステムキッチンですが、お客さんのニーズが多用してきた中、今までの常識だったものが崩れていく・・そんな感じがするのです。

これから増改築を行う宮本町M邸では、システムキッチンで色々凝ってみようかと思っています。
まずは、ショールームで検討してみます。

今回の犠牲者は「タカラ・スタンダード」
夕方の5時くらいに入場して、出たのは8時!担当の店員さんには大変ご迷惑をおかけしましたが、おかげで色々な問題点が浮き彫りになってきました。

いつも現場で行っているのですが、実際に使ったり、手を掛けてみて、実物の使い勝手のテストをしてみます。(手すりの位置とか、パーパーホルダーの位置を割り出すときにする)



実際に並べてみる


調理をする時は、まな板をこの位置に置くのが普通のようです。
(我が家の場合はシンクの中に水槽があって、その上にまな板を置く)
シンクが左側で、コンロとの間の調理スペース(75センチ)のカウンター上にまな板を置いて包丁を使います。



かごを右に置いて、その上にまな板を上げた場合


こういった、使い方はどうかと、この状態で、まな板で包丁を使ってみたら、かごなので強度が無く、安定しませんでした。
ならば・・



水切りプレート2枚使い

このように、プレートを左右に置いて、その上にまな板を敷いた場合・・
これだと、まないたも安定しました。
が、シンクが半分以上使えなくなってしまうし、使わないプレートは何処へしまうのか・・?却下!



中には、こういった便利な形状のものもあった・・




やはり、この利用法がベストか?


まな板の左側はシンクでその上に「水切りかご」がセットしてある。
水洗いした野菜をかごに入れて水を切りながらまな板に載せて、包丁で切って、右側にボールやなべを置いて、そこへ流れ作業的に切ったものを入れていけば、スムーズに行えます。
そして、さらに右側にコンロがあるので、煮たり揚げたりするのに配置が良い。


では、三角コーナーは何処へ置けばいいのだろう?


という疑問がわいてきました。
水切りかごがあるので、三角コーナーはシンク左の「水切りプレート」の下に置くのでしょうが、野菜とか切りながらだと、陰になって使えない。
ならば、プレートを外してカウンターの奥に立てかけておけばいいというのが、この写真なのです。
水切りプレートは、意外と重いし、大きいので、いちいち取り外してこの位置へは立てかけないだろうというのが私の予想ですが・・みなさん、どうでしょう?

結論から言えば、「水切りプレート」は要らない。

ということになります。
(こういう配置をした場合ですが・・逆に三角コーナーは要らない??)


また、こういった「水切りかご」を取り付けた場合、浄水口は取り付けられず、シンクの左側に水洗金具が取り付きます。
その場合、水洗を操作するのに右手を奥に伸ばさなければ成らず、この位置では少し使いづらい。
右利きの人ならば、シンクの右側に水洗金具を付けた方が使いやすいのでしょうが、そうすると、このような「水切りかご」は付けられません。

この「水切りかご」の形状に無理があるのかもしれません。
例えば、三角コーナーとセットの水切りをシンクに置くとかすれば解決します。そういったアイテムはホームセンター等に売っているものを利用するとか、工夫して使ったほうが良さそうです。そうすれば、左側にプレートを付けてもいいかも知れません。

浄水器を付ける場合は、右側にコンロがあるので、それに近い右側に付ければ、水をなべに入れて持って行き易い。その時は下にプレートがあって、そこへ鍋をのせて水を入れる・・
そうすると、水洗金具は左側・・(奥まで手を伸ばさなければならなくなってしまう・・)
浄水器は少し、無理があるのかもしれません。



食器洗機の位置は、右側がベター


最近は、食器洗い機が普及して、洗い物も手間がかからず、便利になりましたが、この位置はシンクの右側が良いようです。
タカラスタンダードの場合は、シンクの直ぐ右下に食器洗い機をもってくることが出来るようで、シンクで洗ったものをそのまま右下の食器洗い機へ入れることができます。
右利きならば、食器洗い機の中のかごへ細かく食器を入れられ、蓋を閉めて操作も右手でできるので、こちらが便利。
同様に、コンロも右側にあったほうが、操作がしやすく、移動量も少ない。



シンクの左側に食器洗い機をもってきた場合・・


逆にシンクの左側に食器洗い機をもってきた場合、シンクで余洗いした食器を左手で食器洗い機へ入れなければならず、細かい配置ができなくなってしまう。
この場合、左手でも容易に入れられる食器洗い機を選ぶ必要があります。
メーカーによっては、奥に差し込むような形状もあれば、脇から入れられるかごの形状の物があるので、気をつけなければなりません。
(通常、ノーリツのを使っているが、これだと脇から入れられない。右用に使うべし!三菱のは脇からでも入れられるので、左勝手でも可能かも・・)

蓋を閉めてから、操作するのに左に体を寄せてボタンを右手で操作しなければならないので、動きとしてもロスがあります。
(ダイエットにはいい?)
同様に、左にコンロがあった場合も、動きにロスが出そうです。

シンクが右か、左かというのは、キッチンが家の東か西か、対面か対面でないかで決まります。
キッチンが東側にあり、対面ならばシンクが右。対面でなければ左となります。
これは、窓の位置と、コンロの排気場所によって決まり、対面型で左シンクにしたい場合は、シロッコファンにしてダクトを長くしなければなりません。(これだとダクトのメンテナンスが大変)

今まで、設計した中では、ほぼ左シンクなので、偶然にも良い選択をしていたようです。(中には右シンクもあります・・使い勝手どうですか?)

設計者側もメーカーも、まだまだ修行が足りないといったところです。
まだ改善の余地はたくさんある。
流しを入れるのは簡単だけれど、入れる前に、こういったショールームで使って試してから導入するのはどうかと、メーカーに提案しているのですが、なかなか良い返事がこないものです。
市内にも、オール電化やガスの流しを使った料理教室もあるので、そういったところへシステムキッチンを導入し、使ってもらうとかいう工夫があってもよさそうですが・・・

こだわりはじめると、きりがなくなってしまう私・・
良いものを提供したいと願うのは、構造でも何でも同じなのです。
(構造の次は流しか??)


「システムキッチンを考える」目次へ・・

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地域住宅モデル普及推進事業 補足4

2009-02-13 15:29:19 | 地域住宅モデル普及推進事業
■国土交通省により提示されている建設工事費


マンション等の集合住宅や住宅団地も想定された内容なので、全建連が提案した戸建て住宅の新築工事としては分かり難い部分がありますがご参照下さい。
特殊な設備等を除き、通常の建築工事と外構工事は補助対象に入ると考えられます。
下記の表にある設計計画費については、全建連は申請しておりませんので補助対象となりません。また、消費税及び確認申請料や設計性能評価の費用、工事保険料なども補助対象となりませんのでご注意下さい。

建設工事費の補助対象科目

○建築工事費
    ■主体工事費     建築主体の工事に要する費用をいう。
               但し、建築主体と分離して設けられる受水槽、
               煙突その他これらに類する工作物の設置工事
               に要する費用を除く。

    ■屋内電気設備エ事費 屋内の電気その他の配線工事及び器具
              (配電盤を含む。)の取付けに要する費用をいう。

    ■屋内ガス設備工事費 屋内のガス設備の設置工事に要する費用をいう。.

    ■屋内給排水設備工事費
               屋内の給水配管工書、排水配管工事
              (建築物外の第1ためまず及びそれに至る部分の
               工事を含む。)及び衛生器具の取付けに要する
               費用をいう。

○特殊基礎工事費
    くい打基礎、筒基礎、ケーソン基礎その他の特殊な基礎工事
    に要する費用をいう。

○昇降機設置工事費
    昇降機の設置工事に要する費用をいう。


○屋外附帯設備エ亭費
    ■電気設備工事費   屋外の電気その他配線工事、変電設備工事、
               街灯工事(敷地内のものに限る。)及び
               避雷針工事に要する費用のうち建築主に
               おいて負担する費用をいう。

    ■ガス設備工事費   屋外のガス設備の設備工事に要する謎用
               のうち建築主において負担する費用をいう。

    ■給水設備工事費   公共水道又は井戸から建築物に至る給水設備
              (受水槽及びポンプ設備を含む。)の設置工事
               及びさく井工事に要する費用のうち建築主に
               おいて負担する工事をいう。

    ■排水設備工事費   敷地内の汚水及び雨水を敷地外に誘導する
               設備の設置工事に要する費用のうち建築主
               において負担する費用をいう。
 
    ■消火栓殺備工事費  一般の給水設備と別系統に配管された消火栓
               の設備の設置工事に要する費用をいう。
               但し、ホース、ノズル等消火器具の設置に
               要する讃用を除く。

    ■汚物処理設備工事費 浄化槽その他汚物処理に必要な設備の設置
               工事に要する費用をいう。

    ■敷地構成及び道路構成工事費(既存建鞠解体費は補助対象外)
               敷地内の整地工事、擁壁工事、団地内道路
               (通路を含む.)の路盤構築及び舗装並びに
               側溝工事に要する費用をいう。

    ■植栽及び造園工事費 敷地向の植栽工事及び造園工事
              (団地内障壁設置工事を含む。)に要する
               費用をいう。

    ■物置及び自転車置場設置工事
               敷地内の物置及び自転車置場の設置工事
               に要する費用を:いう。



建設工事費には、通常、建設設備として建築物に組み込まれる形で設置されるもの、例えば、2以上の居室等の暖・冷房をおこなうことのできる暖冷房設備や太陽エネルギーを有効に利用することにより住宅に使用するニネルギーを低減することのできるシステムなど、住宅金融支援機構の融資の対象とされているものは補助対象となります。請負契約等によらず建築主が分離して購入するものは対象になりません。
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地域住宅モデル普及推進事業 補足3

2009-02-12 12:05:28 | 地域住宅モデル普及推進事業
地球温暖化防止の京都議定書により、1990年に比べて二酸化炭素の排出量を6%抑えなければならない(2012年までの期間)日本ですが、森林吸収で3.6%を見込んでいるそうです。
二酸化炭素を吸収させるには、木を切って利用し、伐採した場所に植林して、その木が生長する段階で空気中の二酸化炭素を固定していかなければなりません。
森林整備と森林資源の活用が同時に行われなければ、目的は達成できないわけです。

「地域住宅モデル普及推進事業」は、国産材を活用した、地域の工務店の家作りを増やしていくPR材料として位置づけれられているようで、国が積極的に国産材を使っていかなければ、CO2削減の目標が達成できないという背景があるようです。

今月の3日に締め切ったモデル事業の応募数は、全国でかなりあったようで、全建連で定員が20~30件のところ、60件以上の応募があり、それを絞る作業が行われたと言われていますが、最終的に補助率を下げることで各都道府県に1ヶ所程度まで数を上げる方向に転換したようです。

実質、当初7年間の期間まで可能だったのが、5年まで引き下げられ、9割補助が、約6割補助まで下がりました。
それでも、6割補助は金額としても大きいので続行して応募するか、それともあきらめるかのどちらかの対応を来週の月曜日、16日まで取らなければならないようです。

都道府県関連の受け口でも、やはり補助率が下がっているようです。
県で補助的に予算をつける場合でも、国交省との事前協議が必要となります。

また、補助対象外の項目もあるので、注意が必要です。まだ、計画段階でもある程度建物の予算組みをしておかなければ、後で金額が合わず、痛い目に合うこともあります。
更に、「長期優良住宅」仕様に則った設計、施工をしなければならないことも、重要な要素となります。


補助対象外となる工事費

 ・解体工事、各種申請等諸経費、給排水申請手数料、下水道申請料
 ・確認申請料、官庁申請料、オプション工事、カーテン工事
 ・照明器具(取付け費含む)、エアコン費、エアコン工事費

上記は補助対象外工事費となります。
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