べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

火災警報器・・・取り付けました

2011-05-30 21:19:29 | リフォーム奮闘記
台風2号の接近により、梅雨前線が活発化し、各地で大雨洪水警報が発令されました。新潟県でも十日町地域で大雨が降り、信濃川が増水していました。

いよいよ梅雨本番といった所です。

本日より、三条市の店舗改装が始まり、外壁の改装工事も数件残しています。雨の合間をぬっての外部仕事・・市のリフォーム補助金工事が2日より集中することをふまえながら、この夏の仕事をどう乗り切るかです。

そして、明日5月31日は家庭用火災警報器の設置の猶予期間が終了する日でもあります。今まで確認申請を必要とする工事では、必ず火災警報器の設置が義務づけられていましたが、既存の住宅でも設置しなければならなくなります。

取り付ける部屋は、各市町村ごとに異なるので、チェックが必要です。
こちらにてご確認下さい。
主に寝室とそれに通ずる廊下、階段です。台所には基本的には設置する必要はありません。

「寝ている時に、火災に見舞われた場合に、煙を感知して避難を促すため」

いち早く、避難することを目的としているため、部屋に煙が充満した時に通知してくれる「煙感知式」火災警報器を天井や天井付近の壁に取り付けます。



寝室の天井
照明器具や壁から所定の間隔を空けます


階段、廊下の天井


取り付け方法は



ホルダーを天井の下地を狙って取り付けます


ホルダーに本体を取り付け・・


起動させればOK


複数の警報機が連動するタイプや、取り付けが容易な電池式もあります。
最近はホームセンターで3000円を割る機種も出てきています。
説明書を読みながらの設置も良いのですが、下地の位置等を熟知している我々プロに任せていただければ幸いです。


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2011-05-30 13:10:15 | 日々雑感
このブログを開いてから、家づくりや環境、食について様々な想いを書き綴ってまいりましたが、その情報量の膨大さに書いている本人も何処に何を話題にしていたか整理がつかない状況となりました。
まともに読めば半日は費やしてしまうであろう、このブログをもう少し分かりやすい形のインデックスとしてまとめています。

特集

新潟県中越地震のまとめ

古民家再生

伝統構法について



目次


1.山の木の話
   私たちの生活の基礎を守っている山の話


2.CO2を25%削減するために
   いま、地球温暖化防止が叫ばれています


3.大工~伝統技術について
   山の木を利用してきた昔からの知恵です

    越後にいきる家をつくる会
    県産材を使った伝統構法の家をお薦めしています


4.長期優良住宅について
   国産材を使った高耐久住宅


5.バリアフリーについて考える
   介護、介助のしやすい住宅設計の提案


6.システムキッチンについて考える
   水廻りの提案をしています


7.作品集
   これまで手がけた建物です


8.イメージボード
   建物のイメージが膨らみます

9.ダウンロード
   自作したCADや三次元データをダウンロードできます

10.お客様の声
   お客さんの感想が聞けます

11.健康にイイ話
   健康は私たちの生活の基礎です

12.長岡ってこんな街
   地元長岡の紹介をしています

㈱藤川建設



〒940-0096 長岡市春日2-4-4
TEL 0258-35-1851
FAX 0258-35-1852


代表取締役 藤川 隆

一級建築士  大臣認定 282084号
宅地建物取引主任者、測量士補
全建連耐震診断改修施工指導者 認定09-495号 (H22/1/26)
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住宅リフォーム補助金を5,000万円増額。受付は5月31日まで

2011-05-25 15:21:53 | リフォーム奮闘記
快晴です。外部工事には最適の時期となりました。

長岡市でリフォームを行う際に、最大10万円の補助金が出る制度があり、5月31日が受付終了となります。
増額の予算は5000万円で、まだ200組(2000万円の予想)しか申請が上がっていないため、あと1週間で300組が集まるかどうかというところ・・

「抽選」とはなっていますが、現段階だと「もれなく」となりそうです。
内容は以下の通りです。

1 補助対象者
  (1) 長岡市に住民登録をしている者(外国人登録を含む)
  (2) 定住を目的として空き家住宅をリフォームする者
  (3) 市税を滞納していない者
2 補助対象住宅
  (1) 補助対象者が所有し、居住している市内の住宅
  (2) 個人が定住を目的として所有する市内の空き家住宅
  (3) 併用住宅は1/2以上が居住部分となっている住宅
3 施工者の条件
  市内に本社がある法人、又は住民登録をしている個人事業主
4 補助対象工事
  (1) 20万円以上(消費税込み)の住宅リフォーム工事であること。
  (ただし、設計に要する経費、製品、
   設備等で工事を伴わないもの及び外構工事を除く。)
  (2) 併用住宅においては、住宅部分に係るもの
  (3) 市の他の補助金等を利用する部分を除く。
5 補助金額
  補助対象工事の20%とし、10万円を上限とする。
6 申込み等
  (1) 申請書に記載し添付書類を添えて、
    5月31日までに都市計画課 住宅政策係(本庁2階)
    又は各支所産業建設課(栃尾支所は建設課)へ提出
    ※申請額が予算額を超えた場合は抽選により交付決定
  (2) 必ず工事を行う前に申請し、補助金の交付決定を受けてから工事に着手





1回目受付の3月15日早朝の長岡市立劇場


そのロビーにて8:30から受付なのですが・・


開門前なのに、人だかりが・・・


受け付け開始前に受け付けが終了しました


聞けば、先頭の人は前の日の朝10時頃から並んでいたとのこと・・一晩過ごしたそうで・・大変です。


7/23~29まで2400万円分の再募集がはじまります
詳しくはこちらへ・・

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瓦塗替え工事

2011-05-19 16:10:19 | リフォーム奮闘記
移動性の低気圧が本州の東側へ抜け、高気圧に覆われた暖かい日となりました。「初夏」の清清しい気候です。例年だと、6月の初旬には入梅するので2週間くらいの晴天続きといったくらいでしょうか・・雪国でからっとした天気は少なく、貴重です。

外部工事は天候に左右されるので、こういった続いた晴れ間を利用して進めています。
来週から再来週にかけて外壁改修工事が何件かあり、足場掛けのラッシュになります。

ゴールデンウィーク明けから行われていた今井町H邸の瓦塗装工事も無事終了しました。
今回は瓦の塗装について解説します。



屋根の日の当たらない部分は、コケが生え、
この状態が長期間続くと瓦が風化してボロボロになってしまいます。


一般に瓦は二種類に分けられます

 1.焼き瓦
 2.セメント瓦

1.の焼き瓦には「三州瓦」や「能登瓦」「安田瓦」といった産地で有名な「土」を練り固めて型に入れ、高温の窯で焼いた「素焼き」のような材質です。耐久性があり、その寿命は20年以上とも言われます。

2.のセメント瓦は土の代わりに「セメント」を(というよりもコンクリートに近い)型に入れて固めたものです。昭和40年頃に盛んに使われましたが、耐久性が短く、屋根葺き材もカラー鉄板の長尺技術が発達し、価格面からも瓦から鉄板に移行。また高価だった焼き瓦の大量生産に伴うコストダウンとセメント瓦自体の生産も少なくなり、現在では姿を消しつつあります。
在庫の無い生産中止の型もあるので、最悪は葺き替えになります。

蒸気で熱した高圧瓦などの耐久性の高いものもありますが、その寿命は上に塗られた塗装に左右されます。
セメントが劣化してくると、雪国の場合はそこに水が浸透し、凍り付いて膨張し、さらにセメントを劣化させます。これを防ぐために防水塗装を施す必要があります。
セメント瓦の塗替え時期は塗装にもよりますが、10年くらいを目処にしたほうが良いでしょう。

瓦の利点

雪国では、雪下ろしを行うため、屋根に登る習慣があり、その都度瓦や鉄板を傷つけてしまう時があります。鉄板屋根の場合は、1面の張替えが必要ですが、瓦の場合は痛んだ箇所を直せば良いので補修費用が安く済みます。
また、寿命も鉄板より長いのも瓦の利点です。

地震の時に施工の良し悪しが出ます。
ちゃんとした施工の元では、痛みが少なく、この家も中越地震で殆ど割れていませんでした。(2~3ヶ所の割れがありましたが、簡単な補修で済んでいます)
棟瓦にスカシを入れたり何段も重ねたものは損傷し易いでしょう。一番お金のかかる部分が一番傷みやすい部分でもあるので、シンプルな瓦葺き方をお薦めします。


新潟県中越地震へ


現在では、耐震瓦施工の指針が出ていて、棟瓦には施工前に鉄筋を入れ、針金で固定する方法が取られています。今回の東日本大震災では、耐震施工の瓦は損傷が少なかったそうです。


宮本町M邸での瓦下地

悠久町M邸の瓦葺き
深沢町W邸の瓦葺き





瓦に付いたコケや砂を丁寧に取り除いていきます


高圧洗浄により、瓦を洗います


高圧洗浄が終了


瓦の汚れが取れたところで、防水材を塗っていきます


アクリル系の防水材をまず塗ります
東北地方で生産されていたらしく、ようやく手に入りました


役物部分と合わせ目から塗り始めます


屋根鼻の部分も塗ります。
ここが一番痛み易い場所です


1回目防水塗り部分(灰色)
2回目瓦の色塗り部分(黒)




瓦の色が塗り終わった状態です


最後に、痛んでいる部分をコーキングで補修
本来は痛んだ瓦は交換すれば良いのですが、
もう品が無いので、コーキングでの補修しかありません。


終了しました。
屋根も綺麗になり、建物も長持ちします


足場掛けから全工程1週間で終了しますが、天候にも左右されるので工期は余裕があったほうが良いでしょう。洗浄時は雨でもかまいませんが(かえって雨のほうが良い)シーラー塗り(防水)工程では瓦が乾かなければならないので、晴れている時が望ましいでしょう。

この工事で、10年くらいは寿命が延びます。


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古民家再生

2011-05-14 14:29:34 | 伝統構法について
これまで古民家を再生した事例をご紹介します。

  古民家材料を使った新築物件
  古民家材料+間伐材+伝統構法による新築事例
  新潟県中越地震に耐えました


  1階を車庫に改装
  1階に車庫を取るための補強工事例

  土台のジャッキアップ事例
  地震や長時間経って土台が不等沈下を起こした場合の処理

  ジャッキアップ・サポートアイテム「揚げる君」
  土台揚げの便利アイテムの開発

     実際に使ってみた・・



  イメージボード
  古民家を再生した場合のイメージ


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宮城県にて伝統構法の永住型の復興住宅

2011-05-14 10:59:53 | 伝統構法について
宮城県石巻市に建設される木造住宅の完成予想図
工学院大学提供


伝統を未来へつなげる会より、東日本大震災の復興住宅計画の情報が入りました。
民有地を長期借り入れし、低家賃での住宅を貸し出すというアイディアです。

地元木材を伝統構法による、仮設ではなく長期対応型の地域にマッチした住宅とし、今後コミュニティーの場に生かそうという話です。





こうした動きは、新潟県中越地震の際、山古志村でも復興住宅が計画され、地元の設計士と工務店が活躍しました。
くわしくはこちら



伝統構法とは・・

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平成23年度 木のいえ整備促進事業 始まる

2011-05-12 16:22:56 | 長期優良住宅
本日も午前中の晴れ間から曇りベースに移り、夕方は雨です。
日本列島を停滞している梅雨前線と低気圧に伴う雲の影響で、今週はこんな天気が続きます。
来週は晴れるようですが・・・

今年度も長期優良住宅の促進事業である、「木のいえ整備促進事業」が始まりました。
長期優良住宅の建設に最大100万円、地域材を使うと120万円の補助があります。

一般型
 今年度実施されている長期優良住宅普及促進事業と同様100万円補助

地域資源活用型
 (1)都道府県の認証を受けた産地証明つきの地域材を使う
 (2)柱・梁・桁・土台の半分以上に地域材を使った長期優良住宅
  については、120万円の補助

のメニューがあります。

詳しくはこちらへ・・


長期優良住宅へ・・

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車庫の耐震工事

2011-05-11 19:12:03 | リフォーム奮闘記
日本列島に停滞中の梅雨前線により、曇りベースから雨になりました。このまま梅雨入りしてしまうのでしょうか?春が全くありませんでしたが・・・

最近は、車庫の耐震工事が多くなっています。

1階が車庫で2階が住宅の場合、どうしても1階の壁量が少なくなってしまいます。
中越地震、中越沖地震、東日本大震災と3回も大地震を経験していますが、やはり気になるということで、1階の車庫の補強工事を行いました。

今回は、耐力壁を入れる施工しました。



車庫の脇の棚の部分に壁を起こします。


天井を解体し、横架材(床梁)を露出します。
この梁と柱、土台を合板で補強。


ロウソク基礎しかない部分には、
土間にアンカーを打って引き抜きに対応します。

ロウソク基礎に穴を開けると欠ける可能性があるため
土間から補強することにしました。


カットアンカーを埋め込みますが、
コンクリートボンド(数分で硬化する強力なもの)を入れます。
固まると、ガチガチになります。


引き寄せ金物で柱を固定。
土台も新たに入れてやります

土台の下には、樹脂製のパッキンを入れて土間との縁を切り、
腐食の防止を行います。


合板の下地に間柱を入れます


合板を両面に打ち付けます。


東日本大震災の影響により、国内の耐力壁用構造用合板が手にないらない状態になっています。今回は、已む無くOSB合板を使いました。
針葉樹合板は宮城や岩手で生産されていたのですが、地震と津波によって在庫は流され、工場が破壊され国内需要の半分が喪失したといわれています。
早期の工場復旧と生産再開を祈ります。

今回は、耐力壁による補強を行いましたが、他にも工法が幾つかあります。

制震金物を使った方法

伝統構法の応用のアーチ構造


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制震補強金物 コラボパワーの施工

2011-05-09 11:05:03 | リフォーム奮闘記
制震ダンパーを使った補強工事を行いました


ようやく春の気候になりました。暖かい5月のさわやかな日です。



1階が車庫になっていて、前面開口部分に壁が無い構造です。


こういった建物は横方向の揺れに弱く、新潟県中越沖地震で柏崎市街地の1階店舗住宅が倒壊に至った原因でもあります。
2階部分の部屋は、今回の東北地震でかなり揺れたということで、表立った被害は無かったものの、補強を行って欲しいとの要望があり、幾つかプランを提出しました。

1.車庫の入り口部分に耐震壁を施す。

2.開口部分の梁をアーチ式に補強する
   春日町O邸での開口補強工事と同等の物です

3.制震ダンパーによる補強工事

補強の効果としては、1>2>3となります。
私としては、2を押したのですが、車庫に車を2台入れるのに柱分のでっぱりがあると支障になるため、見た目と工事のし易さ、車の入れやすさから「3」に決定しました。



まず、点検口を開けます


木軸の梁が入っていると思ったら、中に鉄骨の梁が入っていました
リフォームでは、こういった現場で思わぬ事態が待ち受けています。


車庫の天井を解体


鉄骨を抱き合わせた梁が出てきました。
このままだと、制震ダンパーは施工できないので、
梁の間に木材を挟んで、そこへ金物を入れます


鉄骨屋さんに鉄骨にドリルで穴をあけてもらいました


木材を入れています


木材を挟み込んで、ボルトで締め、固定。
その横材と柱に金物で補強を行います。


鉄骨に穴を開けられなかったコーナー端部は・・


構造用合板を貼って、床剛性を高めた上で
金物を取り付けました


天井を貼って、鉄板で金物を覆います


工事終了


施工後、余震が何度か来ていますが、どのような様子か聞いてみたい所です。


車庫の耐震工事へ
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