べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

栄町T邸 木組みイメージ

2006-03-31 19:21:30 | 旧栄町 T邸(越後杉)


先日、地鎮祭が無事終了した旧栄町T邸の木組みのイメージです。

座敷廻りは、「差し鴨居(さしがもい)」で9本の通し柱をつなぐ伝統的な「田の字構造」です。
このイメージは2年前に描いたもので、これを基に地場の木を求めた結果、五反田町の「御神木」にめぐりあったのでした。

御神木を伐採して2年以上の乾燥期間があり、いい材料に仕上がっています。
何度も設計変更があり、現在では通し柱の数も12本となり、80坪もの大きさになってしまいましたが、メインの座敷の部分はかわりません。

現在は、基礎と刻みを平行して作業をすすめています。
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季節外れの積雪

2006-03-30 10:46:09 | 長岡の紹介


昨日からの雪で伐採がストップしています。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、彼岸を過ぎてもこの有様です。
ここまでくると異常という他ありません。

まだ樹齢100年クラスの大径木を残していますが、この積雪で大幅に遅れてしまうでしょう。
伐採した後は、葉をつけたまま乾燥させる「葉枯らし」で秋口まで横たえて置くことになりました。(地主さんのご好意により、実現できます。)
より一層、丈夫な材料になることでしょう。

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まだまだ続くのか?

2006-03-29 18:27:50 | 長岡の紹介

先週から、今週の半ばに荒れる予想がされていましたが、
あたりました。昨日の天気とうって変わって真冬に逆戻り。

今年の雪はねばります。
またまた基礎や解体のスケジュールが遅れてしまうのであります・・
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地縄貼り 中之島

2006-03-28 13:36:07 | 中ノ島町 浅野美容室(越後杉)


本日は、いい天気で、夕方から寒冷前線通過後、冬型の気圧配置となり、雪が降ると予想されています。

天候が荒れる前に、地縄を張る作業をしておきました。

大黒柱を中心に放射状にのびる構造のため、中心にトランシットを据付け、角度を測ってピンを打ち、地縄を張ります。(一人だと大変な作業なのです)

このあたりの作業は、何年か前に吉田町T邸にて実演済みです。
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伐採見学会

2006-03-27 11:07:12 | 長岡市深沢町 山の木


3月25日(土)の伐採見学会も無事終了しました。
この日は、天候に恵まれ、大勢の見守る中、大径木が4本切り倒されました。
この近所の人や、興味のある人、様々でした。

山主の方、建て主、木を切る人、大工の4者が顔を会わせる機会があり、
まさに「川上から川下まで、顔の見える家づくり」が実現しました。

切った木は、葉を付けた状態で1ヶ月程度寝せておいて、葉から水分が蒸発することで幹の水分を抜く「葉枯らし」の方法で乾燥させ、さらに製材所にて「大割り」
にして1年くらい天然乾燥して、来年の新築に備えます。

「トレーサビリティー」というのでしょうが、材料がどのように作られ、使われていくのか一目両全です。
最近の家作りは、各業種が専門化して、それぞれの顔が見えず、コストダウンやスピードアップで手抜きや不正が行われる風潮なのでしょうが、このような「スローフード・スローライフ」な方法ならば、お互いの信頼が築かれて、安心した家作りとなるでしょう。
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外材の価格急騰

2006-03-24 22:26:26 | 山の木の話(越後杉)
最近の円安、原油高の影響で外材の値段が上がっています。

さらに、中国の需要により、日本に入る材料が品薄になる傾向にあります。

このため、国産材よりも外材が高くなる現象がおきつつあります。
県産材を普及する側とすればいい傾向です。

丸太の買値が上がれば山側も伐採する動きがでてくると思います。
今回の見学会が良いきっかけになればよいのですが・・・


山の木の話へ・・
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伐採開始

2006-03-23 13:31:01 | 長岡市深沢町 山の木


いよいよ、深沢のW邸の裏山での伐採が始まりました。
季節はずれの大雪にみまわれ、工程は遅れてしまいましたが、
25日(土)の見学会には間に合いそうです。

まわりにある竹を伐採し、あたりを整理してから大径木の伐採に取り掛かります。
年輪を数えたら、80年以上は経過していました。

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丸太組み

2006-03-22 10:09:45 | 旧栄町 T邸(越後杉)
栄町T邸の丸太の継ぎ手です。

「台持ち継ぎ」といい、丸太を上下に組み合わせて大栓を貫通して固定します。
この方法だと、継いだ丸太が一本のようになります。

日本古来から受け継いだ伝統構法の「継ぎ手」のひとつで、山の木を巧に組み合わせる方法です。


詳しくは旧栄町T邸の日記をご覧ください
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旧栄町 T邸 地鎮祭

2006-03-20 11:07:24 | 旧栄町 T邸(越後杉)


昨日、三条市(旧栄町)に新築するT邸の地鎮祭が行われました。

午前中は穏やかだったのですが、午後に急変。
吹雪と強風の中での地鎮祭となりました。

テントを張ったのですが、強風であおられるため、押さえながら行っています。
(奥さんがヘイソクとテントを押さえてます・・)

3月も後半・・「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、今年はぎりぎりまで冬の気候が続きました。(変な年です)
22日以降の工事予定で、晴れるようですが、工事安全を祈念します。

冬の季節はこの西側の強風が吹き荒れるので、建物の西面にはなるべく窓をとらないように設計しました。
この強風を目の当たりにして、正解だったと思います。
建物は80坪以上で地場産の杉を使い、当然、伝統構法を駆使します。
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長岡K邸 台所、居間 木組みイメージ

2006-03-18 09:47:24 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


居間と台所の吹き抜け部分の木組みイメージです。

大黒柱(丸柱?)が真ん中にそびえ立ち、そこから4方に伸びる梁、中引きが屋根を支える構造です。
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円筒形の階段室部分

2006-03-17 08:43:20 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


コメントにもありますが、「ムーミンの家」のような形状になります。

大黒柱を中心にして半円形の壁を形成し、見上げると放射状の木組みが見えるイメージ。
材質は当然、地元の木です。

このような組み方は構造として強いものとなります。
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長岡K邸 木組みイメージ

2006-03-16 13:39:04 | 長岡市土合町K邸(越後杉)


震災復興の新築プランです。

玄関の吹き抜けのイメージ。

丸柱が屋根まで伸び、その柱から四方に広がる梁が現わしになります。
玄関から廊下へ抜け、そこから2階に上る階段は、円筒状の踊り場となっています。

明るく、開放的な空間と木のぬくもりが、来客者を迎えます。
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最後のあがき?

2006-03-14 08:08:25 | 長岡の紹介

昨日に引き続き、今日も降り続いていまです。

道路は吹雪でまっ白。
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またまた寒波

2006-03-13 11:06:08 | 長岡の紹介


「暑さ寒さも彼岸まで・・」
3月は何回か降ると覚悟していましたが昨日、今日と結構積もりました。
20日くらいまで寒さが続くのかな?

明日までこの天候だそうです。
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木組み組み立てはじめました

2006-03-10 11:34:05 | 中ノ島町 浅野美容室(越後杉)


工場にて、この春から中之島で上棟予定の物件の木組みを実際に組み立て始めました。

大黒柱を中心に放射状に伸びる梁を金物を使わない伝統構法にて実現しています。
通常、このような形状だと鉄骨で組んだり、金物を使って単純に組み合わせるのでしょうが、木を加工して、差込み、栓で止めることでがっちりとした木組みとなります。
組んでみると、びくともしなくなります。

地元の木をふんだんに使って、木組みを重視した家をつくれば、丈夫で長持ちをします。
雪国の伝統構法は「地元の山の木を使った、地震と大雪に強い家づくり」が特徴なのです。

今回は、3月25日(土)に伐採とあわせて現場見学をします。
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