べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

屋根塗装中

2018-06-04 12:03:32 | リフォーム奮闘記
勾配のきつい屋根の塗装工事中です
勾配がきつい場合、安全ロープを設置して落下防止に気を付けながらの作業となります


梅雨前の晴れ間を利用して、屋根の塗装工事を進めています。
長岡の場合、この時期は全国中で最も陽射しが強く、紫外線量も高めで厳しい季節となります。
女性にとってお肌の天敵である紫外線が降り注ぐわけです。

日射量が多いという事は、太陽光を利用した発電や給湯にとっては都合が良いのでしょう。
日照量の最も高くなる夏至前後は多くの地域で梅雨入りし、日射が低下する傾向にあるのに対し、梅雨に入り前や梅雨の中休みとなる北陸、新潟は日射量で有効な地域となるのです。
こういった地域特性を上手く利用できれば、自然エネルギーを利用して省エネルギー化を促進する上でも役立つのではないかと考えています。

と、色々考えて、実際の仕事に目を向けるのですが、

外仕事・・特に屋根工事における板金工、塗装工にとってはこれから大変な時期だったりします。
ジリジリと焼けた屋根の上は過酷な環境。
安全対策の他に熱中症対策も必修です。


今回の屋根塗装工事も、「錆落し」、「錆止め」、「中塗り」、「仕上げ塗装」
と行程数も多い作業を勾配のきつい場所で行い、天候を見ながら進めていかなければなりません。
5月が雨っぽかった分、6月の本格的な梅雨入りシーズンまでわずかな晴れ間が貴重です。

安全に無事に終了する事を祈りつつ、他の現場へ向かうのでした。





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ナショナル(Panasonic)浴室 木製スノコ

2018-05-31 11:35:12 | リフォーム奮闘記
ナショナルの浴室用パンの木製スノコを自作しました


ナショナル製品の浴室用排水パンの交換用スノコの生産が終了したため、自作することとなりました。
材質は桧製です。
既製品だとメーカーが大量生産するので価格が抑えられますが、特注だとどうしても高価になってしまいます。



従来のタイル床仕上で使用していたナショナルのスノコです


スノコを取り外すと、こういう形状です。
ここに合う形状でスノコを再現します


既存の木製スノコ
案外、ガッチリと作られています
長期間の水廻りの使用に耐えてきました


桧で代替品を自作しました


今回は桧板で目の良いモノが揃いましたが、次回はどうなるか分かりません。その時その時で材料のグレードが変わってしまうのが難点です。
特注仕様だと、1セット(2枚一組)1.7万円と高価になってしまいます。
大量に作れば、少しは安くなるとは思いますが、大量に在庫をするわけにもいかず、受注対応するしかないのでしょう。





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引っ張り式の水洗レバー

2017-07-18 22:39:34 | リフォーム奮闘記
水栓レバーを改造して天井吊り下げ式にしてみました



今の主流の便器のロータンクの洗浄レバーは、右脇についていて、健常者は何なくレバーをひねる事ができるのですが、高齢者になって来ると脇の所まで手を伸ばすのが大変になってきます。






これを改善すべく、良く思いつくのが「これ」でしょう・・


レバーを天井に吊って離れた場所で引く



原始的な滑車を使ったレバーなのですが、実際に、やってみました・・・・


工事手順



既存の洋風便器


既存の便器を撤去




配管位置の移動


新規の洋風便器を設置



今回使ったのは、TOTOの洋風便器ピュアレストQRシリーズです。節水型で大でも4.8リットル。既存の便器は12リットルだったので、節水面から見てもお得です。
また、ピュアレストだと今までの便器よりも5センチほど後退しトイレ内のスペースも若干広くなります。
旦那さんが、

 「水を流すと、跳ねた水が尻に当たって、腹が冷えそうだ・・」

と訴えられていたので、水量の少ない節水型の便器を提案したのでした。
また、通常は水を流すのに立ち上がって振り返らなければならないのですが、

 「座ったまま水を流したい」

という要望もここから読めてきます。



さて、ここからが本題です・・


レバーハンドルを改造します


平たいバンドを取り付けます


引っ張り棒の作成


先端にフックを取り付けます


天井に滑車を取り付け・・


紐をセット


引手部に自在滑車をセット


先端に引き手を結びつけ・・


バランサー(重り)を取り付けて・・


完成






通常の状態では、紐がたるませてあります


紐を引っ張ると・・


バンドにつられてハンドルが回り・・


この角度で便器の水が出ます




使い勝手は、まずまずといった所です。
重りを適度に設けないと、紐がたるんで上手く作動しないので、時間をかけてベストの状態まで調整する必要があります。

まぁ、予算に余裕があれば

 オート洗浄機能

のウォシュレットを使えばいいのですが、ウォシュレットの購入まで予算が無い場合は工夫してこういったバリアフリー化もできる・・といったところ・・






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トラップinトラップによる防臭策 ステンワントラップ(ミヤコMS45NS-75×40)

2017-07-09 22:48:36 | リフォーム奮闘記
壊れたトラップの中に新しいトラップを設置して
臭いの上がるのを防ぐ方法です


最近、トイレの臭いが気になり、トイレの床面にある掃除口の中を覗くと、トラップの中にあるであろう「ワン」が錆びてボロボロになっていました。



錆びた蓋を開けると、中の「わん」トラップが壊れていました。
これでは臭いが上がってくるはずです・・



さて、どうするか・・本格的に直すには床を解体して、新たな防臭トラップを取り付けるのがベストですが、そんなに工事費もかけたくない。
そこで思いついたのが、トラップの中に一回り小さいトラップを設置する方法です





サイズとしてはミヤコのステンワントラップが丁度はまりました


こんな感じで設置します


材料としてはホースとホース継手を用意しました


こういう感じです


既存のトラップの中に入る様に加工します


まず、ホースを入れます


ホースを既存のトラップに入れました


ホース継手の上にステンワントラップを取り付けます
テープが貼ってあるのはビスが誤って配管内に落ちないように・・


マスキングテープを貼って


コーキング処理を行います





工事終了


ワントラップに水を張って臭いが上がらないようにします


工事終了後は防臭効果が確認されました。排水管の嫌な臭いが上がってこない。
時々水をトラップに入れるのを忘れずに・・・






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エマックス電気瞬間湯沸器とTOTOアクアオートの接続実験

2017-04-03 10:38:48 | リフォーム奮闘記
電気瞬間湯沸器と自動水栓の相性をテストしました


今回、熱源に電気を用いた複数の手洗い器への給湯が可能かどうかを調べてみました。
通常はガス給湯器などを用いて給湯をするのでしょうが、室内換気の観点から、どうしても燃焼をしたくないためです。



貯湯タンク式による複数の手洗い水栓への給湯方法


複数個所に電気で給湯を行いたい場合は、「貯湯タンク式」の給湯器でお湯を貯めておき、給湯配管を用いて随時お湯を供給してやるのが普通です。
ただし、高温防止の「湯温設定機能」がついていないと、サーモスタットでお湯の温度を下げてやらなければなりません。
また、配管長さが長いと、末端まで行き着くまでに、お湯の温度が下がってしまう欠点があります。
水栓自体がたまに使う程度だと、配管分の冷めたお湯が出ない限りは、温まらないという現象が起こります。
タンクが比較的大きいので、収納スペースも考慮しなければなりません。おのずとタンクと水栓までの距離が長くなってしまいがちです。



電気瞬間湯沸器を用いた複数の手洗い水栓の案



電気瞬間湯沸器ならば場所をとらず、お湯を貯めておくのに無駄な電力を消費しない。
使いたい分の水を瞬時に沸かしてくれればよい・・
貯湯式タンクよりも小型なので、水栓の近くに設置も可能です。


早速、アクアオートと電気瞬間湯沸器が接続可能かどうかを実験してみました。
電気瞬間湯沸器は「エマックス 5KW」を使用。複数の水栓へ給湯するので、1ヶ所1000カロリー前後を想定し、出力を決めました。


エマックス電気瞬間湯沸器です


事務所の給湯室に仮に実験装置を組みました


自動水栓から水を出してみる・・



◎実験結果

結果は、アクアオートから出る水は温まりませんでした。
自動水栓の水量が、エマックスの作動する最低流量を下回っているため、瞬間湯沸器が機能しないという結末となりました。

アクアオートの吐水口からは勢いよく水が流れているのですが、お湯にはならないのです。
これは何故なのかと考えたところ、


TOTOアクアオートが「節水」だから見た目の水量よりも少ない流量で手洗いの効果を十分満たす


という結論に達しました。(TOTO・・さすが!)
TOTOの節水製品には、TOTOの純正の温水器を使うのがベスト。
すなわち、


湯量が少なくて済む「手洗い専用湯ポット」を導入するのが安価で効果的。



各手洗い器に独立した温水器を取り付ける案



最終的には、この形がベストでしょう。
事務所で実験装置を展開した答えです。

(何をやってるんだか・・)




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ペット・ドアの取り付け工事

2016-12-16 17:18:00 | リフォーム奮闘記
ペット専用のドアユニットを取り付けました


「猫用の出入り口を設けたい」

というお客さんの要望があり、壁に穴を開けたらどうか・・と色々と考えられたそうですが、ペット用のドアユニットがあり、手軽に取り付けが可能と言う事で、今回、設置する事となりました。




工事前

引違サッシの隙間


この隙間から猫が出入りしています



猫が屋内から屋外へ、常時サッシを開閉して出入りが自由になっているため、戸締りをせず、施錠も出来ないので、防犯上良くない・・
という事で、今回のペットドア・ユニットを既存の引違サッシに取り付けることで問題を解決しました。



工事後

外観


内観


ペット用の出入り口


仕切りを入れると完全に塞げます


既存のサッシ用の鍵



引違サッシの端にペット用ドアのユニットを取り付ける為、その分人間が出入りする幅が狭くなってしまうのが難点ですが、外部に猫を出したい場合は、施錠も出来て有効な方法だと思われます。
ペットを飼うご家庭が多くなっているので、こういったアイテムが普及して行くのでしょう。




   株式会社 藤川建設は・・・

  長岡市で注文住宅を手掛けています

  越後杉で家づくりをしています。







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雨戸の戸袋貼り替え

2016-12-15 15:53:03 | リフォーム奮闘記
アルミ製雨戸の戸袋の交換工事を行いました



「サッシの戸袋が錆びているので交換して欲しい」
 
築20年以上も経つと、メーカーも交換部品の在庫が無いため、対応が不可能と宣言されてしまいました。
メーカーは簡単に言いますが工務店としては、戸袋ごと交換しようなどと提案できるわけもない。
まるごと交換するには外壁が絡んでいるので、工事も思っている以上に深刻になってしまう・・・

という事で、戸袋の鉄板をこちらで貼り替えをする事にしました。
それには、戸袋を分解して構造を知る必要があります。

やってしまったら、引き返せない・・・




戸袋の鉄板部分が錆びてしまっています

 
工場に持ってきた戸袋

 
とりあえず分解

 
構造が分かったところで、板金屋さんを呼びます

 
裏側にして、板金を貼っていきます

 
完成

 
取り付けます



やろうと思えば、案外できるものです。
改善策は、丸波鉄板が既製品の鉄板よりも少し厚めなので戸袋のボリュームが少し膨れてしまっている事・・
それでも使用には十分耐えうると判断しました。


常に新しい事にチャレンジする・・
私にとっては、新築でも改装でも同じなのです。




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平成28年度 長岡市住宅リフォーム支援事業~一般リフォーム最大補助額10万円

2016-03-16 11:15:47 | リフォーム奮闘記

今年もリフォーム補助金の募集が始まります


長岡市のリフォーム補助金制度が開始されて以来5年目を迎えています。
一般向けのリフォームの他、昨年度から空家用補助金(最大50万円)が加わり、更に今年度は三世代同居リフォームは最大20万円の補助額となります。


受付期間 平成28年4月18日(月)~4月25日(月)まで


一般リフォームの場合は、「バリアフリー」「省エネルギー型」「防災型」「長寿命型」のいずれかに該当する必要があります。
例えば・・

「バリアフリー型」 段差解消、手摺、ユニットバス等改装

「省エネルギー型」 断熱工事(壁、窓)、断熱ユニットバス等

「防災型」     金物補強工事、耐震壁補強工事

「長寿命型」    高耐久の塗装、外壁の張り替え工事

です。
一般の補助率は20%で最大10万円。50万円以上の工事で10万円補助なので、50万円近辺の工事だと割合が良いのですが、今までの工事内容を考慮すると、「外部工事の足場代の補助」という感覚です。それでも、10万円が出るのと出ないのでは差があります。こうした制度を上手く利用して工事費の節約をして頂きたい。


三世代同居リフォーム 最大20万円
今回加わった3世代同居のリフォームは一般のリフォームの条件に合わせれば、更に最大20万円の補助です。総額工事が100万円を超える場合は、この制度を使うと有利になります。

ユニットバスの改装は概ね150万円程度が掛かりますが、20万円補助は大きいと思います。
外壁工事も足場が50万円かかるなら、そのうちの半分くらいの負担が減るという事です。

空家リフォーム 最大50万円
昨年から導入された空家リフォームは補助率が50%で、最大50万円です。
総額工事が100万円ならば半額補助なので、空家を購入してリフォームをしたい方はぜひ利用したい制度です。



空家を購入して空家リフォーム補助金を利用すれば最大50万円補助です



長岡市のチラシ、申請書 ダウンロード(pdf形式)

チラシ

パンフレット

申請書

申請書記載例

三世帯同居宣誓書



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可動式化粧鏡

2015-07-16 12:12:35 | リフォーム奮闘記
正面に窓がある場合の洗面化粧台の鏡の話です


大規模改装の蔵王町S邸の洗面化粧台ですが、設置位置が窓の正面となり、化粧鏡の取り付けが不可能でした。
側面の壁に鏡を取り付けると、常に横を見ながら使用しなければならず、使い勝手は悪くなります。


 やはり、窓のある正面に鏡を取り付けたい・・・・


お客さんからの要望は無かったのですが、施工側からの提案で、可動式の両面鏡を取り付けることとしました。
既製品を探したのですが、そういった鏡が生産中止となっていたため、一から製作をしなければならず、ガラス職人さんの力を借りながら、何とか実現したものをご紹介します。




正面に窓のある洗面化粧台です


正面には鏡の設置が不可能なので、側面に取り付けています


パタッと側面の鏡を開くと・・・


裏面の鏡が正面を向き、正位置で使用する事が可能です



既製品で無い物を実現するには、企画から制作まで一から始めなければなりません。
コンセプトとしては・・

1.「両面鏡」を側面の壁に取り付けて、必要な時に展開して正面で使用できるようにする。
2.できるだけシンプルな構造にして、見た目にもこだわる


です。
「1」のみならば建具屋さんに作ってもらえば済むのですが、ゴツくなってしまうのが難点です。
「2」を実現するには、鏡の構造からの工夫が必要です。




まずは、建材屋さんに、

「両面鏡って無いの?」

と問い合わせたら、

「ありません」

という回答が来たため、通常の鏡を2枚貼りあわせて両面鏡にすることとしました。
鏡の穴あけ加工も難しいという事で、こちらのガラス職人さんに開けてもらう事に・・・・

素材から作っていかなければならない難工事になってしまった・・・・



ガラス職人さんにガラスに穴を開けてもらう実験をしてもらいました
ビズを何種類か指定し、その頭が出ない様に、穴にテーパー加工をしてもらいます。
上手く行くことが確認でき、いよいよ本番。



2枚の鏡を用意しました。
ここにビス穴加工をしてもらいます。


ビス穴加工をした鏡


鏡を貼り合わせて、木枠にビスで止めます


ビス頭の部分。
鏡面とフラットになるようにビス頭が半埋めの状態になります


あとは木枠丁番で取り付けるだけ
マグネットを付けて、壁に固定できるようにしています



言葉や絵にするのは簡単ですが、それを実現するには技術と根性が必要です。

こんな所に、手間暇をかけてどうするのかと言われても、クリエイター魂というか・・やってみたいことは、やってみたい・・


あとは使い勝手がどうかですが・・お客さんにご感想をお聞きしたいところです。



その他の工夫・・・



洗面化粧台の脇に収納棚を設置
既製品のものと違い、奥行きがあるので、かなりの容量が入ります


側面の壁を利用した棚
歯ブラシとか髭剃りとか・・・


下部の収納スペースに「湯ポット」を設置
給湯器から距離がある場合は、お湯が来るまで時間がかかるので、
電気温水器を設置しました


また、壁の腰面には水はね対応のキッチンパネルを貼っています。

・・まぁ・・基本は忠実に守ってます。
ちなみに、この化粧台は今まで既存建物で使用していたモノを再使用しています。(しっかりと磨いて新品同様にしています)環境にも優しい・・といったところ・・

いたれりつくせりの洗面化粧台でした。







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玄関内での給油用配管 蔵王町S邸改装工事

2015-06-26 17:29:45 | リフォーム奮闘記
玄関内で給油できる配管です


「(冬の期間)外に出ないで玄関内で灯油ストーブの給油をしたい。」

というお客さんのご要望にお応えした「玄関内給油配管」です。



ほぼ完成状態のS邸外観
手前にある灯油タンクに注目!



玄関内のコックよりも、タンク内の灯油の方を高くしないと灯油が流れません。
通常のタンクの高さだと落差が確保できないので、コンクリートの基礎を設けて
そこにタンクを設置します。


底上げした灯油タンクから灯油配管を設けて
玄関内に配管を引き込んでいます


配管は玄関内で露出しますが、
配管を最小限に見せない様に手摺を設けて
その下に隠しました


上から見た様子です
給油のコックのみが見えています


玄関は土間やタイルになっているので、ここで給油して万が一漏れたとしても、床にシミにならないようにしています。ストーブの灯油タンクを、玄関まで持って来て、給油すれば外に出て寒い思いをしなくても良い。

見た目にも、もう少しアイディアを凝らす必要がありますが、おおまかにはこのスタイルでよさそうです。








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サンルーフの部材を自作・・・

2015-05-29 15:51:24 | リフォーム奮闘記
アルミ製風除室屋根の補修をしました


曙町K邸の外装塗装工事を行っていますが、建物に付属の風除室の屋根が破損していて、メーカーに問い合わせたところ、既に生産中止で部材も無いという事で、補修が難しいとの回答でした。

とは言え、この部材が無いと雨水が流れっぱなしになってしまう・・

・・という事で、「自作」することと相成りました。



風除室の屋根の木口の部材が破損していました。
雨樋の役割をしている部分で、これがないと雨仕舞が悪い
鳥が巣を作っていた形跡もありました


まず「型」をとります


材質はアルミパネルを選びました


アルミパネルに型を写して成形していきます


パーツが出来上がった!


現場で取り付けを行います


プラスチック製の下地をアルミ部材に打ち付け


自作したパネルをビス止めします


雨樋部分にも同様に下地を設置して
コーキングを充填します
この辺りは実際に組み立て工事の経験のある人でないと分からない・・


自作部材を取り付けます


取り付け終了


こういった修理はメーカーで行うと、かなりの高額で請求されます。こちらは「現場監督」でありながらイレギュラーな工事もこなしてしまうので、管理費内で収めてしまう・・

築年数が古かったり施工後何年も経つとメーカー対応できない場合があり、最悪は撤去か新品を進められるのでしょうが、なるべくならば補修して経費を抑えたい所です。








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リモデル便器を使わない理由

2015-02-19 20:10:49 | リフォーム奮闘記
普通の便器とリモデル便器の説明です


昨日はトイレの便器入れ替え工事を行いました。
単に「便器」の入れ替えなのですが、殆どの職種を入れています。大工はもちろん、設備屋さん、表具屋さん、電気屋さん・・入っていないのは左官屋さんと塗装屋さんくらいです。それぞれの職種の入るタイミングを見計らってスムーズに工事を行うのが、腕の見せ所でもあります。


午前9:00

朝一番で設備屋さんに既存の便器を撤去してもらます。


便器を撤去した所・・


リモデル便器を使えば、ここから便器を交換するだけで工事は済んでしまいます。
職種も設備屋さんだけで終わり、工事費もかさまないのですが、配管の詰まりを考えるとどうしても配管からやり直したい・・
どのみち、床も張り直すわけですから・・・


リモデル便器を使わない理由


トイレ改装を何度も繰り返していると、その時その時の便器の形態や配管位置が変わり、排水管を移動しなければなりません。30年前は和式便器が標準で汚水処理も汲み取り式や簡易水洗の形態もあったので、配管位置だけでなく、床形態も違います。15年前に浄化槽や下水道入れ替えの為に洋風便器に取り換えたとして、当時の便器の排水位置は各社でバラバラでした。


トイレ改装を繰り返すと・・



新築時に和式便器で、15年後くらいで洋式便器に改装した場合、配管位置の変更で「曲がり」を付けて処理をする・・
更に、新たにリモデル便器を取り付けると、最低でも4ヶ所の「曲がり部分」があることになります。

その家の改装工事の履歴があれば良いのですが、新築後何度かリフォームを繰り返していると排水管が床内でどの様に処理されているのか分かりません。

曲がり部分が多くなれば、そこで水の流れが妨げられてしまい、排水詰まりの原因になります。



我が社ではリモデル便器を使わないで、普通の便器を使う工事を選択しています。
普通の便器の方が安価ではありますが、工事に入れる工種が増え、工事費自体は上がってしまいます。リモデル便器を使えば入れる工種も減ってコストは下がりますが、既存の配管を床下で確認し、的確な排水管で節水便器の性能を最大限機能させたいのが最大の理由です。

せっかくTOTOさんが持てる技術を駆使して節水便器を世に出したのです。それを詰まらせるような工事をしてはメーカーさんにも申し訳ない・・・

施工側で出来る事は最大限行い、快適にお客さんに使って頂く。それが、最終的にお客さんの利益になると思っています。






通常の便器を用いる場合、既存の排水管位置と大体は合いません。
現在の排水管の位置は、後ろの壁から20センチと決まっていますが、昔は各メーカーでバラバラでした。

今回も既存の排水管は壁から42センチ離れなので、新しい便器を取り付ける場合は、配管位置を変更する必要があります。
リモデル便器を使うよりも、床を剥いで元から直してやる方が得策であると考えています。

給水管も同じで、最近はフレキシブル管を使っているものの、やはり元から直してやるほうが見た目が良い・・

窓際の壁と床を解体して、給排水の位置を変更する工事を行います。大工と設備屋さんの連携で、午前中に作業を終えないと、次の表具屋さんが入れません。
表具屋さんが遅れると、最後の便器の取り付けが間に合わなくなり、1日で終わらなくなってしまいます。
時間との勝負です。

(また、こういう時に、「予期せぬ事」が起こるのよ・・・)



午後3:00

表具屋さんのパテが終了しました。
床のベニアと壁のボードを貼りかえています


クッションフロアーのノリ


クッションフロアーを貼り終えました

便器の取り付く奥の壁部分のみ壁紙を張り替えます。
CMにもありますが・・・

「お部屋の、壁紙、プラス・ワン・ポイント」

で、一角だけワザと色を変えてみるもの手です。(まぁ・・今回は殆ど同系の表具になったが・・・)
また、改装して直ぐに使用するので、「マイナスイオン表具」を選んでもらいました。(VOCが気になる為)



今回はついでに、人感センサー付の換気扇も取り付けました

人感センサー付の換気扇で、更に電動シャッターを付けるのが標準になりました。
雪国では寒い外気が侵入しがちなので、自動シャッターは必需品です。(そんな所にも余す事無く持てる知識をフル活用する・・)


午後4:00

設備屋さんが便器を取り付け始めました

午後5:00

便器取り付け終了、試運転。
何とか夕方までに間に合った・・・



今回取り付けたのは、TOTOのピュアレストQR+ウォシュレットF1A・・オーソドックスな組み合わせです。

TOTO製の便器は、節水型で大便時で4.8ℓの水量で流せます。昔は12ℓですから約1/3の水量で済んでしまうのです。

家族の多い家庭では水道代、下水道代の節約になり、環境負荷も抑えられる優れもの・・


ただ、水量が少ないが故に、詰まる原因になりやすくなっています。メーカーでは15mくらいの配管で実験して汚物がスムーズに流れるかどうかを確かめているそうですが、既存の配管が複雑に曲がっていたりしていると、性能を上手く発揮できなくなる。

面倒ではありますが、既存の配管を確かめるためにも、床を剥いで配管から直してやる方が後々のためにもなると思っています。


その他


人感センサー付換気扇(電動シャッター付)+アプリコットF1A脱臭機能


新たに取り付けた人感センサー付換気扇



今まで窓を開けて換気をしていたため、冬場は外気が入り込んで寒い思いをしていたお客様に、人感センサー付の換気扇をお勧めしました。トイレに入ると人感センサーの作動により換気扇が回って換気を行い、トイレから出た後の数分は回り続けるので臭いの残りも少なくなります。
更に、TOTOのウォシュレット・アプリコットFシリーズは標準で脱臭機能が付いているため、トイレの臭い残りもほぼ解消しました。

「窓を開けないで済むので、寒くなくなった」

とのお客様の感想です。



丸ノブからレバーハンドルに交換


ドアノブをレバーハンドルに交換しました



昔はドアノブと言うと丸ノブが標準でしたが、高齢者・身障者には扱いづらくなります。今回のトイレ改装の折にドアノブの交換もご提案し、採用となりました。




・・・・こういった工事は「省エネ住宅エコポイント」の対象外ですが、省エネやバリアフリーに効果があり、積極的にご提案しています。



関連記事
   

天吊り式水洗レバー













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既存住宅の耐震改修&断熱改修

2015-02-03 10:18:23 | リフォーム奮闘記
長岡市内で大規模な改修工事を行っています


昨年の暮れから進めていた住宅改修工事を進めています。
築50年の建物は、大きな地震を4度(長岡地震、新潟地震、中越地震、中越沖地震)も受け、大雪にも耐え抜いて土台が傾いてしまっています。また、断熱材も当時は殆ど入れていない土壁です。
外観も当時の鉄板貼りのままで見た目にも古しい感じがします。

それでも、この家を残したいというお客さんの強い要望に応えるべく、工事を行う事となりました。

改修内容としては、

1.土台の沈降の補修
2.耐震改修
3.断熱改修
4.耐久性の向上(維持)

となり、殆ど新築に近い工事です。
通常の工事だと、単に作業をこなすだけなのでしょうが、やはりこだわりを持ってしまう・・

付け加えて、

5.外観のデザインを改良
6.内観のデザインの改善

もやってみたい。
更に、3の断熱性能の向上に関してどれだけの成果があげられるか・・限りなく次世代省エネ住宅の仕様にもっていきたい。
限られた予算の中でどれだけの内容を盛り込めるか・・腕の見せ所です。


外観

高度経済成長期に建てられた感じの家ですが、意外に構造はしっかりしています

内部の解体

1階の床を全て解体します

解体後


地面の掘削

ベースと砕石の厚みを計算すると、30センチも掘って土を出さなければならない・・
重機は入れないので、全て手作業です

砕石の敷き込み

玄関から一輪車で運んで砕石を敷き込みます


配筋終了

砕石の上に、鉄筋を配置。
ここにコンクリートを打ちます

コンクリート打設

ポンプ車から玄関を回してコンクリートを打ち込んでいます。
新築と違って作業は大変です


延々とパイプを繋いでコンクリートを圧送・・・

コンクリート打設後

コンクリートが十分硬化してからジャッキアップを行います


工事期間が冬に入ってしまっている為、雪の時期はできるだけ内部工事を進めます。春を待って外部工事に取り掛かる準備にとりかかります。
その辺りは雪国の制約がかかってしまう・・



年末の大雪の時の作業でした・・・
やっぱり、長岡は雪国なんだな~

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古民家ジャッキ揚げ作業 ~揚げる君の効果~

2014-10-20 11:26:30 | リフォーム奮闘記
秘密兵器「揚げる君」


越前浜にて古民家のジャッキ揚げを行いましたが、今回は新兵器の「揚げる君」の初陣でもあります。


「揚げる君」の関連記事はこちら・・



とりあえず、本当に上がるのかどうかのテストを行いました。



土台の下に差し込む底板です


底板の脇の竪部材を組み立てます


そのまま土台の下に差し込み、向こう側も同じように底板に竪部材を組みます


竪部材の上部に開きを防止するアングルを取り付け、ジャッキをその下に設置します
これで準備はOK


土台の内側と外側でジャッキを作動させます。
計算上ならば両方で10t+10tの20tの能力があります



この方法で、土台が上手く揚がる事が確認され、今度は職人の人数を増やして本格的に全体の土台揚げを行います。




本格的に職人の人数を増やして全体をジャッキ揚げ


壁や床を解体しながら作業がドンドン進みます


ジャッキが上手く土台に架からない場合は差し鴨居に掛ける事も・・


ジャッキを直接かけたり、色々な方法を駆使しながら作業を続けます


ようやく終わりが見えてきた・・・



最後は土台や根太を補修して作業完了


鴨居のレベルがおおまかに揃っています。
見た目もスッキリしました。


この後、お客さんが自力で床を張ります
古民家のジャッキ揚げによって、さらにこの家の寿命が延びました。




何やかや言って、ジャッキ揚げは「根性」です。

途中で「これは・・上がらないかも知れない・・・」

みたいな場面もあるのですが、「何とかして揚げてやるぞ!」という信念だけで作業が続いていく・・・


今回の新アイテム「揚げる君」の起用で、その作業効率も良くはなったようですが、やっぱり大変な作業には変わりない・・



古民家再生へ・・
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土台ジャッキアップ・サポート部材 「揚げる君」

2014-09-18 15:16:10 | リフォーム奮闘記
古民家再生に欠かせないアイテムの開発です


越前浜で古民家再生を行いますが、土台揚げの工事の時に役立つサポート部材を鉄骨屋さんに作ってもらいました。

土台のジャッキ揚げは、何度か経験しているのですが、その度に大変な思いをしてきました。

爪付のジャッキは頭の部分で10t、爪の部分で5tの揚上能力がありますが、土台を揚げる時は、脇の爪でしか利かせられず、更に爪もそれほど出ていないので、無理をすると土台を痛めてしまうのです。

何とか、この不便さを解消できないかと、思案した結果、ジャッキ2台を土台の両側に設置して、ジャッキの頭の部分を利かせる部材があれば、10t×2台で20tの揚上能力を確保できる一石二鳥のアイテムを作れば良いという事になり、この度の製品開発となったワケです。




こういう部材を鉄骨屋さんに作成してもらいました。
名付けて「揚げる君」1号、2号・・・

結構、ゴツイ・・・重さもかなりある・・・



土台の下に鉄板を入れて、その両側にジャッキを設置します。



この装置を利用した土台揚げが上手く行けば、製品として売り出すのも可能です。
爪付きジャッキは他のジャッキに比べて高価なので、こういった部材を使えば、単体のジャッキのみで土台揚げができてしまう。

問題は、その重量・・全部の部材だとかなりの重量になりますが、パーツ毎に分けられるので、その点は使用に支障はないと思います。



実際の使用例

古民家再生へ・・
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