べんりや日記

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古民家再生中 春日町O邸

2010-09-13 09:59:19 | リフォーム奮闘記
昨日は台風10号の勢力が弱まった低気圧とともに発達した前線の通過に伴い、新潟県中越地域を中心に豪雨があり、河川の増水と床下・床上浸水の被害がありました。

先の台風9号の上陸より、それまで続いていた猛暑の気配も薄らぎ、過ごしやすい季節となってきました。

春日町F邸の新築工事では、この気温を待っていましたというところです。
あまり気温が高いと、水分も奪われ、コンクリートに亀裂が入り易く、強度も損なってしまいます。
工事がしやすい気温だと、能率も上がります。


写真は春日町O邸の古民家再生現場です。
戦後数年で建てられた、築50年以上の古民家ですが、木組みがちゃんとしてある、いわゆる「町屋」です。
このフレームをそのまま活かした再生工事を行っています。



間口が2.5間(4.55m)のいわゆる「町屋」です。
これを、どう活かすかがポイント


解体を始めています。


現代の生活様式に合わせるため、1階の道路側に車庫を設けます。その場合、壁を撤去しなければならないので、上からの荷重の補強と同時に地震や台風等の水平荷重に耐える補強を行わなければなりません。

通常、「門型フレーム」や「3点ヒンジ」等の構造補強が考えられます。

が、ここでは伝統構法の「差し鴨居」による補強を行うこととしました。
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工場にて地組み 春日町F邸

2010-09-04 15:31:30 | 日々雑感
連日、猛暑が続きます。
気象庁も、「異常気象」と認め、記録をとり始めて最多の猛暑日となったそうで、まだ記録は更新されています。

日本列島に居座る高気圧が衰えず、台風までも寄せ付けず、進路を朝鮮半島から沿海州まで遠ざけるほどの勢いです。
さらに、台風の東側は南向きの風が生じ、フェーン現象を起こさせます。
関東方面から湿った暖かい空気が山脈を越えると、日本海側の平野部では温度が2~3℃上昇するもので、関東で35℃だと日本海側では37℃以上まで気温が上昇します。特に盆地の場合は更に高温になります。

朝晩は涼しくなってきたものの、日中はまら30℃を越える日が続いています。

雨水利用の畑では、日照りによって田畑の地盤に割れ目が生じているとのこと・・こちらでも、農業用水の魚が浮いています。
稲は例年よりもやや豊作気味のようです。

今年は6月からの平均気温が例年より2℃高かったそうですが、これは温暖化が進んで100年後に予想される平均気温と同等とのことです。
100年後の平均気温が今年と同じ・・更にその時にやや高かったりすれば、40℃を超す酷暑日が何日続くのかという記録までできそうです。

  「地球温暖化」

その防止のために、この10年間地元の山の木を使おうと努力してきたのではありますが、話題はエコ・ポイントや補助金に集中しており、本当に一般消費者が温暖化防止に目覚めるのは、いったい何時のことなのか・・


外部のリフォーム工事や細かい工事を進めると共に春日町F邸の刻み作業も、この暑い日の盛りに工場にて延々加工が続いていました。
刻んでいると、どんどん乾いていくのが分るくらいです。

最後に仮に組んで点検してみる作業を行っています。
気温は今までの最高を記録している炎天下の中での作業でした・・・



工場の一角で、「地組み(じぐみ)」作業を行っています。


仮に組み立てています。
実際に組んで見ないとわからない部分も出てきます。



加工し終わった材料



一本一本カンナで仕上げます


梁、柱に色を塗っています
オスモカラーのワンコートオンリーの「オーク」です。
オスモは天然素材のみの着色料です。


いままで、ベンガラと墨汁による褐色が多かったのですが、
今回は、少し薄い色です。


来週からいよいよ地盤改良工事が始まり、基礎工事に入ります。
同時に古民家の大規模リフォームを行う工事も平行して行うのですが、この秋は忙しくなりそうです・・・
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