べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

玄関内での給油用配管 蔵王町S邸改装工事

2015-06-26 17:29:45 | リフォーム奮闘記
玄関内で給油できる配管です


「(冬の期間)外に出ないで玄関内で灯油ストーブの給油をしたい。」

というお客さんのご要望にお応えした「玄関内給油配管」です。



ほぼ完成状態のS邸外観
手前にある灯油タンクに注目!



玄関内のコックよりも、タンク内の灯油の方を高くしないと灯油が流れません。
通常のタンクの高さだと落差が確保できないので、コンクリートの基礎を設けて
そこにタンクを設置します。


底上げした灯油タンクから灯油配管を設けて
玄関内に配管を引き込んでいます


配管は玄関内で露出しますが、
配管を最小限に見せない様に手摺を設けて
その下に隠しました


上から見た様子です
給油のコックのみが見えています


玄関は土間やタイルになっているので、ここで給油して万が一漏れたとしても、床にシミにならないようにしています。ストーブの灯油タンクを、玄関まで持って来て、給油すれば外に出て寒い思いをしなくても良い。

見た目にも、もう少しアイディアを凝らす必要がありますが、おおまかにはこのスタイルでよさそうです。








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アルミ製止水板工事~長岡市防水板設置補助金

2015-06-22 11:45:42 | 水害対策
床下浸水対策として簡易式の止水板工事を行いました


2年前の夏の集中豪雨で市街地でも冠水し、もう少しで床上まで浸水するところだった中島町H邸。当時は消防車が来て排水できなかった雨水をポンプアップしてなんとか増水を食い止められましたが、いつ何時集中豪雨が来るか分かりません。土嚢を積むにも時間もかかるし、重労働は女手ばかりの住宅では対応がままならない・・

木材で止水板をと考えていましたが、この度、アルミ製の簡易式止水板が発売となり、長岡市でも水害対策として「長岡市防水板設置補助金」制度(二分の一補助)が利用できるとの事で、この止水板を導入しようという事になりました。



道路面とほぼ同レベルの風除室です
2年前の水害で、この風除室の中が浸水しました



止水板の工事は至って簡単で、1日もあれば終了します。
アルミ製止水板を入れ込む支柱を開口部の両側に設置するだけです。



工事風景
開口部の両側に支柱を立てます


工事終了
普段は、この状態です



増水時
止水板は手軽に設置できる重量に別れています
土嚢を積むよりも簡単に差し込めます


止水板を設置した状態



簡易式の止水板は土嚢を積む時間を短縮したい場合に有用です。夜中に集中豪雨が起きて急激に増水した場合、直ぐに土嚢を積みたくても時間が間に合わない場合は対応のしようもなくなってしまう・・そういった場合に便利なのでしょう。

別のセットとして、既存のシャッターレールに取り付ける止水板もあるので、車庫が冠水するのを防ぎたい場合も適応が可能となっています。

最近は気候が激変してゲリラ豪雨や帯状に集中する豪雨になるケースが多くなっています。公共雨水の処理能力を超えてしまった場合、冠水する事も考えられます。そういった対策としての止水板・・今後導入される事が多くなるのでしょう・・








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