べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

水道水から放射性ヨウ素

2011-03-24 20:08:15 | 日々雑感
原発の事故の影響で、
東日本各地の水道水から
放射性物質が検出


3月23日には、東京都にある浄水場の水道水から、乳児の摂取制限の規制値を超える放射性ヨウ素が検出・・・乳幼児には、汚染された水道水の飲用は控えるようにと指示がありました。
茨城県産のほうれん草、福島の牛乳からも高濃度の放射性物質が検出され、出荷停止。
今後の農産物の流通への影響が懸念されます。

いよいよ、我々の生活に影響が出始めています。



現在、事故の対策が行われている福島第一原子力発電所


震災当初から原子炉内のガスを放出する「ベント」がしきりに言われていましたが、一回のベントによってどれだけの放射性物質が放出されたのか、また、1号機、3号機、4号機の水素爆発、2号機の冷却槽の破損部分からどれだけの放射性物質が飛散しているのか・・データは全くありません。

大気中の放射性物質濃度は「ただちに」健康に害はないと言われ続けています。
汚染された農産物を1年間摂取し続けても健康に問題は無いと言われながら、実際には回収され、水道水は飲料を控えるようにとの指示が出ています。



放射能は放射性物質から放射されます

放射性物質は不安定で、自己崩壊をしながら放射能を出していく・・
永久に放射能が出るわけではなく、崩壊の度合い(半減期)があって、出す量が減っていく・・

この放射能に当たることを被バクと言います。
放射能が危険なのは、放射能が細胞内の遺伝子を傷つけ、染色体異常により、発がん性や奇形率が高まることです。
放射能が放射能を出すわけではなく、大元の放射性物質を取り除けば、被バクから逃れることが出来る。

雨に直接当たらない・・というのは正解で、昔、子供の頃に

   「雨にあたるとハゲになる」

と言われた覚えがありますが、広島や長崎の放射性物質から身を守るための言い伝えだったようです。

空気中にただよう放射性物質が雨の時に取り込まれて地上に降ってきます。
外出時は肌の露出を押さえ、外出時についた放射性物質を落とせば、被バクは少なくて済みます。

問題なのは、体内に放射性物質が入った場合の内部被バクです。体内に入った放射性物質が放射能を出し続け、細胞を痛める・・
これをなるべく抑える工夫をしなければなりません。



放射性物質には種類があります


ヨウ素131に関しては、半減期は8日と短いものの、体内に吸収されると甲状腺に蓄積され、発がん率を高めます。チェリノブイリ原発事故では、子供達の甲状腺異常が問題になりました。
基準を上回る放射性ヨウ素が検出された場合、放射性ヨウ素を(なるべく)取り込まないために、非放射性のヨウ素剤を服用し、体内のヨウ素を飽和状態にする対策がとられます。
また、ヨウ素は海草にも多量に蓄積されることから、水道水や農産物のみならず、水産物への影響も懸念されます。


ヨウ素より問題なのはセシウム137です。こちらは半減期は30年です。
農産物から放射性物質が検出されたということですが、それが何なのか・・ヨウ素なのかその他の元素なのか・・その辺りはまったくデータを明かさないのがズルイところです。
セシウム137の検出された農産物、海産物を回収した後、どうやって処理するか、廃棄するのかも基準すらありません。焼却すれば、大気中に放散され、循環して濃縮されていきます。

どれだけの放射性物質が放出されたのかわかりませんが、その汚染をどうやって浄化するかが、これからの課題になります。



ひまわり畑が放射性物質を吸収する


海草や植物(や光合成細菌)に放射性物質を固定させ、放射性物質だけを分離できる技術の開発が急務です。

食の安全に関しても、国産の農産物が安心して摂取できるようになるまで時間がかかりそうです。
地震の起きる少し前に、設備屋さんに

  「これから、伸びる産業は何か」

とたずねられた時に、すかさず

  「水です」

と答えたのですが、その時の答えがこれからのニーズに沿っていたのも偶然かどうかは分りません。安全な水の確保・・それも、これからの課題の一つになります。

もくじへ・・
コメント (2)

越後杉合板 在庫無し!

2011-03-23 11:24:22 | 日々雑感
我が社に在庫している越後杉合板です
いつもは、売れない品なのですが・・・


東北関東大震災が発生し、12日が経とうとしています。
東北地方の町の再建にあたり、物資の減少が懸念されていましたが、被災地では救助、遺体の改修、瓦礫の撤去がメインのはずでも、すでに住宅関連の部材、建材が品薄の状態になっています。
東京方面での建築中の現場のみならず、こちら新潟県でも欠品状態が相次いでいます。

津波の被害で東北方面の海岸沿いの生産工場も壊滅的な被害を受けています。
石巻の合板工場も例外ではなく、出荷の目処も立っていない状態です。

合板の生産が止まっている中、稀少な合板を買い漁る動きも出てきました。
新潟の越後杉合板は、普段は売れない品なのですが(高い、やわらかい、色が悪いの3拍子そろった品です)、
「いくらでもいいから」
ということで、根こそぎ持っていかれたそうです。

本来、復興の為に使われるべきものなのでしょうが、見境無く財のある限り買い占められれば、被災地へ届く物資は更に少なくなっていくでしょう。
また、材料の単価も跳ね上がっていくのも必至です。

既に、災害も産業になっている傾向があるようで、
儲かるところは儲かるようになっているのだと、つくづく思います。


災害になると人は、その本性をむき出しにする・・


海外の投機筋も同様です。
震災直後から円が買われ、急激な円高になっている。
国内生産が弱っている中、海外製品を売りつけようという動き。
株も日経平均は急落して、軒並み値を下げる中でゼネコンや建設業株は上がっている。

復興に向けた動きが活発になる中、被災地や物資の奪い合いが始まっている。
利権や利害が絡む中で、どうやって被災地が立ち直っていくのか、その手助けをしていくのか、ウソではない本当の「助け合いの精神」はどうなってしまうのか・・

余震の続く中、危険な家屋を応急修理している大工さんたち職人さんたちが、自分の家や家族をかえりみずに奮闘している姿が目に浮かびます。そういった姿は、他のニュースに打ち消されて見えなくなっていますが、とにかく早く安全を確保しなければならないと必至で作業されている・・

そうして、いざ建て替えとなると、住宅展示場へ行ってハウスメーカーの品を選んでいく・・

そういった光景が目に浮かびます。
新潟の中越地震や中越沖でもそうでした。
人間不信になった大工も沢山います。

どうか、被災地の方々には、そういった非人道的な行為は絶対に繰り返さないでほしいのです。

地元と共に生き、その地元を共に守っていく・・そういったパートナーを選んで欲しい。
建材や海外製品が稀少になる中、地元の材料はちゃんと出番を待っている。

  地元の家は、地元の木で、地元の大工で・・・

それが、私の願いです。




物資がなくなる中、最後に頼りになるのは地元材だけ・・



新潟県中越地震の傾向(まとめ)

もくじへ・・
コメント

YKK AP(株)、新日軽(株)及び不二サッシ(株)が販売した防火設備の大臣認定仕様との不適合について

2011-03-22 10:03:23 | 日々雑感
YKK AP(株)、新日軽(株)及び不二サッシ(株)が販売した防火設備の大臣認定仕様との不適合について

国土交通省広報HP


平成23年3月9日
1.概要

YKK AP(株)、新日軽(株)及び不二サッシ(株)が販売した防火設備(アルミ樹脂複合窓)について、(社)カーテンウォール・防火開口部協会に対して調査するよう指示していたところ、性能確認試験に不合格となり、大臣認定仕様とは異なる仕様の製品が販売されていたことが判明しました。
2.内容

平成23年1月28日、(社)カーテンウォール・防火開口部協会に対して、YKK AP(株)、新日軽(株)及び不二サッシ(株)が販売した防火設備(アルミ樹脂複合窓)について調査するよう指示していたところ、平成23年2月28日及び3月1日、性能確認試験に不合格となり、以下に掲げるとおり、大臣認定仕様とは異なる仕様の製品が販売されていたことが判明しました。

<認定の概要>
●認定取得者名:(社)カーテンウォール・防火開口部協会
●構造方法等の種類:防火設備
●構造方法等の名称:アルミニウム合金製引き窓(アルミ樹脂複合構造)
●認定年月日:平成14年2月1日
●認定番号:EB-9112

<サンプル調査対象品の概要>
●製造者名:YKK AP(株)及び新日軽(株)
●販売者名:YKK AP(株)、新日軽(株)及び不二サッシ(株)
●認定仕様との相違点:認定仕様は火災時に樹脂材が軟化、溶融してもガラスが脱落しない機構であるが、製品はガラスが脱落しない機構となっていなかった。
●販売期間:
・YKK AP(株) 平成19年10月から平成23年3月まで
・新日軽(株) 平成17年10月から平成23年3月まで
・不二サッシ(株) 平成17年10月から平成23年3月まで
●使用物件数:
・YKK AP(株) 約9,500棟
・新日軽(株) 約3,800棟
・不二サッシ(株) 約 120棟
3.今後の対応

(1)YKK AP(株)、新日軽(株)、不二サッシ(株)及び(社)カーテンウォール・防火開口部協会への対応

●一連の大臣認定仕様との不適合について、原因究明を行い、再発防止策を検討し国土交通省に報告するよう、改めて指示します。
●当該製品を使用している建築物について、建築基準法への適合性の確認を行い、不適合のものについて改修等の必要な対策を講じるよう指示します。
●当該製品の改善品について、性能確認試験に合格したことを国土交通省に報告してから製造・販売を行うよう指示します。
●相談窓口を設置し、適切に対応するよう指示します。

(2)消費者の相談窓口の設置
●(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターに次の消費者への相談窓口を設置して、相談に対応致します。

【(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターの窓口】
住まいるダイヤル
電話番号:0570-016-100(PHSやIP電話等の場合は、03-3556-5147)
相談時間:午前10時~12時、午後1時~5時(土日祝日を除く。)

(3)国土交通省における対応
●防耐火関連の大臣認定について、社会資本整備審議会建築分科会基本制度部会にてとりまとめたサンプル調査を引き続き実施します。
●今後、アルミ樹脂複合窓については、(社)カーテンウォール・防火開口部協会ではなく、各企業が個別の製品ごとに性能を確認し、大臣認定を受けるよう指示します。


お問い合わせ先

国土交通省住宅局建築指導課 

TEL:03-5253-8111 (内線39-563) 直通 03-5253-8514 FAX:03-5253-1630


もくじへ・・
コメント

新潟県で福島の避難者受け入れ体制整う

2011-03-17 11:37:35 | 日々雑感
三条市総合福祉センターに到着した南相馬市の避難者


少しでも早く震災に対する県内の情報をお伝えすべく、ブログを更新しております。新潟県内で避難者の受け入れと救援物資募集の動きがあります。

 県内の避難者受け入れが始まる

三条市がいち早く福島原発の避難者を受け入れしました。さすが三条市はフットワークが良い!同じく小千谷市でも受け入れ体制を整えたと言うことでニュースになりました。


3月17日 4時1分 NHKニュースより

新潟県三条市は、東北関東大地震や福島第一原子力発電所の事故で避難した人を受け入れることになり、16日夜、およそ300人が避難先となる施設に到着しました。

6台の大型バスで、避難先となる三条市の福祉施設に到着したのは、福島県南相馬市の人たちです。南相馬市は地震の津波で大きな被害を受けたほか、福島第一原子力発電所の事故で、一部で避難指示が出されています。平成16年の「新潟・福島豪雨」で大きな被害を受けた三条市では、全国から受けた支援に恩返しをしたいと受け入れを決めたもので、市では、保健師を避難先に常駐させて、体調の悪い人の対応に当たることにしています。家族4人で避難してきた67歳の女性は「地震からずっと何も考えることができませんでしたが、少しほっとしました。いつ自宅に帰ることができるか分かりませんが、前向きに頑張りたい」と話していました。



福島から到着したバス


新潟県央情報交差点のニュースより・・
三条市に続いて燕市も福島県南相馬市からの避難者約200人の受け入れへ、緊急消防援助隊に燕・弥彦消防の第3次隊3人を派遣 (2011.3.16)

燕市は、東日本大震災に伴う被災者の受け入れが本格化することなどから16日午後5時過ぎから第2回の燕市被災者支援対策本部会議を開いた。



燕市も会議を開きました


燕市は16日、手まりの湯に避難者2人を受け入れ、17日は福島県南相馬市からの避難者約100人を消防本部防災センターで、さらに約100人が市民研修館と市民武道館で受け入れる。

燕・弥彦消防本部は緊急消防援助隊第3次隊3人を被災地へ派遣し、17日午前5時に出発。宮城県石巻市で先発隊と合流、10人体制となる。

また、燕市が受け入れた義援金は16日までに5件、227万4,325円となった。

会議では、これらの支援に伴う職員の体制のシミュレーションや節電関係、計画停電対策などについて話し合った。

冒頭、鈴木力市長は、会議では14回の第1回以降の情報の集約や共有、これから何をすべきかを考えなければならず、「いかに臨機応変に対応できるかが大切」とした。

これから職員にはさまざまな対応が求められるが、「大変だなと思ったらですね、テレビに映る被災者の姿を思い出してください。あれを思い出せば我々、行がんばだめら、という気になるわけです」、「そういう形でみんなで一致団結してやりましょう」と幹部職員を鼓舞した。


  ・
  ・
  ・

更に、見附市も受け入れ先として、海の家を開放するべく内装工事を開始。本日中にも完了して受け入れする体制を整えています。

長岡市は、月曜日の段階で受け入れできる施設を確認した模様です。(雇用促進住宅をはじめ諸施設で合わせて1万4000人とのこと)
現在は民間の施設に打診しているとか・・より多くの避難者をサポートするべく動き始めています。

 救援物資の募集始まる

交通機関に支障が無い新潟県ならば救援物資も届き易いでしょう。
県でも災害対策本部で救援物資、特に毛布などの募集も始めたそうです。

相談窓口 新潟県災害対策本部救援物資班
      TEL 025-282-1754
E-mail   syokuryobushi@pref.niigata.lg.jp

広域のニュースには乗らない水面下で、新潟県や県内の市町村が受け入れの準備を進めているようです。
当然、色々な問題は出てくるでしょうが、とにかく避難者の安全と安心を重視することが急務でしょう。


新潟県中越地震の傾向(まとめ)

もくじへ・・
コメント

東日本大震災 我々のできること・・

2011-03-16 10:10:05 | 日々雑感
巨大地震と津波に襲われ、現在懸命の救助作業が続いています


地震発生から丸5日が経とうとしています。
被災地では賢明な救助活動が続けられ、復興に向けての瓦礫の撤去作業が行われているようです。

避難所への救難物資も道路規制等が行われ、なかなか行き届かないとのニュースも聞きます。少ない配給を皆で分けて食べている姿も見受けられます。
電気、水道、ガスの届かない中、食料も水も少ない心細い生活が続いています。

水、食料、燃料が少ない。

それは、被災地だけでなく、東京方面でも、ここ新潟でも同じ状況となってきました。
東京方面では、石油製油所(市川のコスモ石油)が大火災となり、石油製品自体が手に入らなくなっているそうです。
スタンドに行ってもガソリンが無い。
更に、追い討ちを掛けるように「計画停電」が行われるため、生活も工場の操業に支障が出てきています。
物流も東北地方の道路に規制がかかっているため、東北方面にある物流拠点や工場からの品も入ってこない。

スーパーやコンビニでは、カセットコンロや水といった災害用品が売り切れ、食品や飲料水も底をついた状態です。

新潟でも、同様の状況となってきました。

被災地でなくても物流が止まって、生活や産業に支障をきたし、口々に不安や物不足への不満が高まっていますが、本来、被災地の救援や復興が最優先されるべきでしょう。

ここは我慢です。

量の少ないものは「買っておきたい」という心理が働きますが、買占めを行わず、逆に買い控えを行う必要があります。
少しでも被災地に必要なものが届くようにしたいところです。



スタンドでは燃料が不足気味で、購入がままならない状態です


当社では、できるだけエネルギー消費を抑えることを行いたいと思います。

移動に関して
自動車はなるべく使わない。(ガソリンの消費を抑える)
歩いて行けるところは歩く。(自転車は、雪国なので危険)
公共の交通機関を利用する(バス、電車等)

下職との打ち合わせ等に関して
メール、FAX、電話を利用した間接の打ち合わせを心がける。
図面をメールで送って電話で打ち合わせを行う。

現場に関して
節電(白熱電球から蛍光灯電球へ切り替え)
加工等の動力使用を控える(手加工への切り替え)
トラックの積み合わせ

また、東北方面からの建材が入ってこない状況が続いています。
県産材使用や地場産材に切り替えることで、流通距離の縮小化も有効です。

といったところです。
これって「エコ」な生活で、「環境にやさしい」社会になっています。

本来、持続可能な社会、消費活動はこうあるべきなのでしょう・・
エネルギー不足は数ヶ月に及ぶと言うことです。知恵と工夫で乗り切りましょう。

「まだまだ、こんな工夫がある」

というご意見がありましたら、このブログに書き込んでみて下さい。


新潟県中越地震の傾向(まとめ)

もくじへ・・
コメント

東北関東大震災発生

2011-03-14 10:26:45 | 日々雑感
巨大な津波が街を襲い、多大な被害をもたらしました


先週の金曜日の3時前に太平洋三陸沖でマグニチュード9.0という巨大地震が発生し、東北の各地で震度7、6強、6弱の揺れが襲い、更に関東・東北地方の太平洋沿岸で巨大津波が街を飲み込み、壊滅的な被害をうけました。

今回の地震、津波で被害に合われた方々の無事と1日でも早く普段の生活に戻られることを心からお祈りしております。


テレビ局の報道した津波の映像は日本中を恐怖に震え上がらせました。
太平洋沿岸に点在した街や村が一瞬のうちに黒い波に飲み込まれ、船や自動車、瓦礫が押し寄せ、次々と家屋をなぎ倒し、内陸の奥の方まで力が衰えることなく、人々の生活の場を奪っていく・・そんな光景を我々人間は息を飲んで見ているだけ・・波が引いて残されたものは、瓦礫の山、重なる自動車や船。これからどうしていいか分らない絶望すら感じます。
海岸線の映像や情報が多く、内陸部、特に震度7を記録した宮城県北部の被害も懸念されます。


首都圏の震災時のもろさも浮き彫りになりました。帰宅難民、通信・交通の麻痺、大停電。都市機能が低下しています。

そして、原子力発電所の安全性の問題と放射能の脅威。
想定以上の地震・津波に見舞われた場合の原子力発電所がどうなるのかが分った時には既に遅く、これから被災した原発本体の炉心や建屋の復旧と被ばくした人的、地理的被害への対処に膨大な時間と費用がかかってしまうことが懸念されます。
原子力政策の方向を日本国のみならず、世界的に大きく変える事件でもあり、世界が息を凝らして見守っている状況です。


まだ、地震発生から3日しか経っていないのに、長い時間だったように感じます。
大自然の驚異を目の当たりにして、人間って何てちっぽけな存在なのだろう、人間の作ったものも自然の力の前にはなすすべも無いものだと気づかされます。

TVの前の映像でもネット上のバーチャル世界でもなく、リセットの効かない現実であり、それが何時、自分の身に迫るのか分らない・・何が起こってもおかしくないことであるということを認識し、これからの生活に活かして貰いたいと思います。

被災した方々、罹災した東北地方の、復興の道は長く、険しいけれども、挫けることなく未来を見据えながら一歩一歩前進していただきたい。
我々、新潟県中越地域でも水害、震災、雪害から立ち直り普通の生活に戻れた、震災復興の日々の経験を活かし、少しでも力となれればと切に願っております。



新潟県中越地震の傾向(まとめ)

もくじへ・・
コメント (2)

「木づかいで森を知る」現地体験会 マルユー

2011-03-10 14:45:40 | 山の木の話(越後杉)
山の中の作業体験を行い
山の木に親しんでもらう体験会が
マルユーにて行われました


先週の木曜日(3月3日)に五泉市(旧村松町)のマルユーにて「木づかいで知る」現地体見会が行われました。
昨年行った「皮むき間伐」の木を伐採する見学と越後杉のベンチ工作を体験するイベントでした。



山は雪が積もっていますが、凍みて固まっているので、
雪の上を歩いて通れます。
ウサギの足跡も見られました。


伐採された丸太です。
昔は雪の上をソリを付けて下ろしたものです。


雪の積もったマルユーの土場


お昼ごはんの後に木工工作が行われました。



  「今は、山に入る人が殆どいない・・」

マルユーの社長さんはいつもそう言って嘆いておられます。

  山の木に少しでも触れる機会を体験して欲しい・・

そんな願いから、今回のイベントが開かれました。

雪の積もった状態は、夏の草木の茂った頃と一変しています。
草に遮られて見通しの効かない夏と違い、雪の積もった林は、閑散として寒敷きを履けば自由に木々の間を行き来が出来るようになります。
気温が寒くなると雪の上を長グツで容易に歩けるようにもなります。

昔は農閑期と合わせて村の人たちは冬山に入って木を切り出したり、薪を拾ったりしてきたものです。
特に、木を伐採する場合は、「寒伐り(かんぎり)」と言って一番寒い時期に木を切る風習がありました。
寒くなると、木が冬眠し、水を吸い上げない時期があり、そこを切ることで、乾燥が早く進むことを知っていました。
また、今回のように雪が凍みて歩けるようになる利点もあります。

雪の積もった状態だと、ソリを用いて山から木を下ろすのも容易になります。
山の麓までソリを使って下ろした後は、雪解け水と共に川伝いに運搬していました。

自然の力を上手く使う知恵が昔から引き継がれていました。
山に入ると、そういった先人達の営みが見えてきます。


そして、山に愛着を持たなくなった現在、手に負えずに手放してしまう山主も多いと聞きます。
最近では、外資系、とくに中国の人たちが山を買いあさっているとのこと・・

水源としての山林から、大量に水を汲み上げ、本国へ輸出されては、狭い国土の日本の水資源はひとたまりも無いでしょう・・

  日本には資源が無い

と言われてきましたが、森林資源や水資源は世界的に見て貴重になってきました。
資源が無いどころか、

  日本の山には資源が豊富に眠っている

のです。そこへ、外国の目が向けら、狙われている状況になってきました。

今まで「環境」を重視し、山を守ってきた私たちですが、これからは日本の貴重な「資源」を守ることが急務になりました。

そのためにも、山に少しでも関心を持ってもらい、日本の国土に愛着を持ってもらいたい・・
日本の家は日本の木を・・地元の家は地元の木を使って、山に活気を取り戻し山を手放すような状況を打開したいところであります。



山の木の話へ・・
コメント