べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

桧風呂完成

2007-10-30 20:01:46 | 1時間耐火の増築~本町K邸
ようやく桧風呂が完成し、本日はお客さんがはじめて使用しています。
ここまでが長かった・・
ユニットバスにすれば短期間で終わったのでしょうが、湿式の浴室は防水、タイル、設備といろいろな工種が入るので手間がかかります。

その分、きめ細かな対応が可能です。
特に、バリアフリーに力を入れています。
入り口から段差を無くし、洗い場も座りやすい高さにしています。
大きさも1坪以上あります。
また、階段の斜め天井の部分もあり、大工も苦労しました。

桧の香りがただよう、自然派思考の浴室となり、タイルも落ち着きのある色を選びました。
タイルは滑り防止に外部用のものを使用しています。


現在は既存の浴室、脱衣室を解体し、DKとして改装中。
住みながらのリフォームは困難を極めます。


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和室 2重サッシの格子を細かく・・

2007-10-25 21:20:48 | 長岡市深沢町 山の木


本日も晴れました。こういう天気の良いうちに外部工事を済ませようと思っています。
明日から中島H邸の基礎がはじまります。
本町K邸の風呂工事も終了予定。
悠久町M邸も外壁の羽目板貼りを始めました。
深沢W邸のカーテンレールを取り付けました。

写真は、深沢W邸の和室です。
以前は、2重サッシの内側障子が入っていない状態でした。
書院の格子を通常の間隔と変えて、「書院らしく」なっています。

デザインとしては、竪格子を細かく指示しました。メーカー(YKK)の製作限界まで細かくしてあります。
横格子も等間隔にせず、上と下に3本、真ん中に1本にしてみました。

2重サッシは内側が樹脂なので、結露がしにくく、断熱、防音に優れています。
ガラスも和紙風ガラスを入れているので、和室にはうってつけです。
障子貼りの手間が減ると奥さん達には好評です。

ただし、木製の障子と違って、「クレセント(かぎ)」が付きます。が、出来上がるとほとんど気になりません。

断熱、防音に優れた2重サッシですが、欠点は、

「2回開け閉めしなければならない手間がかかるサッシ」

ということです。掃除も2倍の手間がかかる。
最近は、内側樹脂のペアガラス断熱サッシが主流となり、各メーカーも新製品はこちらが多いようです。
また、2重サッシは生産中止への動きもあるようです。

私のよく使う建材屋さんも、2重サッシはウチくらいしか使っていないとのこと・・
何で、こんな良いサッシが無くなってしまうんだろう?
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渡りアゴの角

2007-10-22 20:17:07 | 悠久町M邸 木組みの震災復興住宅


本日は、カラッと秋晴れですがすがしい一日でした。
でも、明日は雨模様のようです。
週間予報では今週はずっと晴れの予報でしたが、晴れ間がほとんど続かない・・

晴れているうちに外部を進めていく以外に方法は無い・・

写真は、構造材が外部に突き出している様子です。
伝統構法の「渡りあご」や「打ち出しホゾ」は外部に24センチから30センチ突き出します。
突き出す長さが長いほど丈夫になりますが、これがぎりぎりの長さでしょう。

昔の「蔵」等はこんな感じで中の梁が外部に突き出ている様子がわかると思います。

どうしても、雨仕舞いが悪い場所になります。
下地ボードと梁との隙間にコーキングを打ち、ブチルテープや防水テープを防水紙(タイベック)との際に貼り、さらに外壁を張ったらコーキングを打って、ここから水が浸入しないように努力しています。
当然、これに防水塗装も施しますが・・


また、屋根の直下ならば雨が当たる心配も少なく、それよりも低くなって雨が入りやすいようだったら、この上に小屋根をつけたり庇で覆ってしまう工夫をします。


この、木口を木の枝側(根と反対)にすると、木が植わった状態の時、水を送り出す側となるので、水が浸入しずらいと聞いたこともあります。逆に根の方向を向けると水を吸い込みやすいとか・・
でも、雪国の場合、根曲がりの強い部分を外側に向ける習慣があります。
強度を取るか、防水性を取るか悩むところでもありますが・・

鉄板を直に張ると、蒸れて腐ってしまいます。
ボードか下地を張って、縁を切って(隙間を空けて)鉄板を張ればよい。
わざと腐らせて、取り替える部分を作るとか・・
いろいろな工夫が考えられます。

伝統構法ならではの悩みであり、楽しみですが・・
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湯船の設置

2007-10-20 21:30:45 | 1時間耐火の増築~本町K邸
本町K邸の浴室工事です。
ようやく、左官屋さんが入り、浴室の工事もいよいよ大詰め。

防水工事の終わった腰壁にタイル下地のモルタルを塗り、浴槽を設置しました。
浴槽はイナックス製で、2方向エプロンのものを使っています。
他社製品の浴槽は、1方向半とかしかなく不便ですが、イナックスは3方向エプロンまで品がそろっています。
入り口方向は1間近くの3枚引き戸にしたので、その方向はタイルを張るより浴槽のみでスッキリと仕上げたかった。対応できるメーカーを探したところ、イナックスに当たりました。
140センチの浴槽なので、ゆったりと入れると思います。


腰より上には、既に桧板が貼られています。
白木の桧と対照的な黒色系のタイルを貼って落ち着いた感じを出します。


浴室完成まで、あともう少し!
排水金具をタイル割付の通りに揃え、いよいよタイル貼り工事となります。
最近、気温が低くなってきているので、はやく新しい風呂に入ってもらいたいというもの・・

そして、既存の浴室を解体し、台所+居間の大部屋の工事になります。
住みながらの改装工事は、やはり手間がかかる・・


桧風呂完成

浴室入り口の工夫

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2階階段ホール

2007-10-20 21:18:26 | 長岡市深沢町 山の木


本日、深沢W邸の引渡しが無事終了しました。
ここまで来るのに、いろいろありましたが、何とか完成。

引渡し前に、建物の隅々を入念にチェックしました。
ついでに、写真も撮っておきました。
これが最後となるでしょう。

照明器具やカーテンがそろわず、中途半端な状態ですが、それは、お客さんの楽しみにとっておきましょう。
全体として、若手の住む2階は洋風。1階は和風となっているので、それなりに照明を選べばいいと思います。提案書も作りましたが、昔の建物についていた器具を付けている場所もあります。
住みながら、少しずつ揃えていくようです。

写真は、2階の階段室です。
写真を撮ったこちら側は展望台のような円形のサンルームです。
サンルームの無数の窓から明かりが入り、階段室を照らして、さらにその光が1階の廊下を照らします。
どうしても、1階の中心部分は暗くなりがちですが、手摺をなるべく光を通すように竪格子にしました。
お客さんも、この手摺は気に入っているようです。

天井は、小屋丸太梁の木組みをそのまま飾りにしてあります。
柱や梁の見える部分は、カキシブを塗ってあり、いいように焼けてきました。
全体に、赤い感じに焼けて、洋風の2階にマッチしています。
こういうのも、いいかも・・

奥にはキッチンコーナーも見えています。
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墨付けはじめました。

2007-10-19 21:36:45 | 長岡市中島 バリアフリー住宅(越後杉)
いよいよ、中島町H邸の材木を工場に運び込み、墨付けをしはじめます。

村松のマルユー木材より、材料を長岡市内の志田材木店に運搬。
4面モルダーにて部決め(ぶぎめ)をし、工場にて墨付けです。

マルユーにて乾燥させておいた杉材は、この8月からの本格的な熱波によって、カラカラになっています。
今年は、雨の日が多く、春先もまとまった晴れ間がなくて乾燥が容易ではありませんでしたが、中盤過ぎの残暑が厳しかったので幸いしました。

志田材木店にてのプレーナ掛けにより、木肌が美しく仕上がりました。

        「きれいになった」

と、モルダー掛けの作業をしていた材木屋さんも言っていました。
1本1本大事に墨付けをしていきたいところです。
60坪の家ですが通し柱を12本使います。
差し鴨居ももちろんあるので、加工に手間がかかるでしょう。
現在の悠久町M邸の外部が塞がったら、大工を呼び寄せ、本格的な刻みがはじまります。
(その間、細かい工事もあるのですが・・)
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悠久町M邸 屋根瓦工事

2007-10-19 21:26:06 | 悠久町M邸 木組みの震災復興住宅


なんだか急に肌寒くなってきました。
昨日までは、秋晴れが続いていましたが、今日、明日と雨の予報です。

もう10月も下旬になろうとしています。
わずかな晴れ間に外部工事をすすめていきます。

悠久町M邸は、安田瓦を葺きます。
県の被災者制度で1/2の補助金(最大85万円)を使いました。

耐震瓦施工で棟串瓦に鉄筋を入れ、針金で瓦を固定します。
また、平瓦は2つの穴全てに釘を打ちます。

先日、この状態で震度3の地震がきましたが、びくともしませんでした。
当然、瓦も落ちてきませんでした。(まあ、3程度なら当たり前か・・)

早めに、ダイライトで外部を囲んでしまいたいところです。

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上棟式

2007-10-16 22:22:18 | 悠久町M邸 木組みの震災復興住宅


先週の土曜日に悠久町M邸の上棟式を行いました。

20坪程度の小さな家ですが、本格的な伝統構法の家にお客さんも喜んでいたようです。

夏の間に基礎工事を済ませ、建て方まで3ヶ月。
長らくお待たせしましたが、それに見合うだけの家となり、周囲の方々も納得というところでしょうか・・
通りがかりの人たちも、皆、注目しているようです。

屋根に安田瓦を乗せ、外壁は杉の羽目板を貼ります。

「外観とマッチするような内部仕上げにしたい」

と、奥さんもはりきっております。
そういう意気込みこそ、私の張り合いの原動力であります・・

楽しみ。
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浴室防水工事

2007-10-16 22:16:05 | 1時間耐火の増築~本町K邸
本町K邸の既存内部改装工事を行っています。

まず、浴室を新しく作り、そこを活かしてから既存の古い浴室を解体し、そこに新たに台所+居間を作ります。

新しい浴室は、ユニットバスが入らないため、タイル形式の浴室とします。
ユニットならば設置が楽なのですが、本格的な浴室は防水工事をしっかりしておかないと水漏れの原因となります。

間仕切りを木軸で起し、ポリシートを貼って第1層目の防水層をつくります。
腰より下はタイル仕上げとなるので、モルタル下地用のベニヤ(ラスカット)を貼り、防水モルタルを塗った上に、シート防水を施しました。

床もタイル下地の防水モルタルの上にシート防水です。

腰より上は桧の羽目板を貼ります。

乾燥をよくしないと、桧がかぶれるので、浴室乾燥機(TOTO三乾王)を導入します。
出来上がると、素晴らしい浴室になること間違いなし!


湯船の設置へ・・

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建て方終了

2007-10-11 21:12:56 | 悠久町M邸 木組みの震災復興住宅


悠久町M邸の建て方が終了しました。
難所は一段落しました。
一服の時間に職人たちも余裕の表情となっています。


昨日からはじめた木組みも本屋の母屋が終了し、屋根の下地にとりかかっています。

レッカーも3日くらいかかるかと思っていましたが、意外に早かった。
天候にも恵まれたし・・

13日の上棟式には余裕で間に合いそうです。
雨が降る前に、屋根を掛けたいところですが・・(だんだん欲が出てくる)
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中島H邸 地盤調査

2007-10-11 21:09:30 | 長岡市中島 バリアフリー住宅(越後杉)


中島町H邸の土地の地盤調査を行いました。
地盤調査をするのは、はじめてです。

地盤調査をすると、地盤改良を薦められるのかと思い、あまり手をつけなかったのですが・・
我が社の場合、ベタ基礎が標準なので、あまり地盤調査をしても意味がないと思っていました。

が、再来年の秋より、瑕疵保障保険加入が必修となるため、どうしても地盤調査を避けては通れなくなってしまいました。

瑕疵保障を受けるには、地盤、基礎、建物の金具、屋根の雨仕舞を査定し、保険をかけるのに適正かどうか審査されます。
審査に不合格だった場合は、保険が適用されません。
まだ2年の猶予がありますが、「金物を使わない伝統構法」の仕様が整備されていないのが現状で、現段階では不合格になる確率が高い。

でも、これをクリアーしない限りは、伝統構法を残していくことはできません。
だめもとで、申請してみようかと思っています。
うだうだ考えているよりも、行動し、何が問題になるのかつきとめ、改善していけばよいと思っています。(でも、金物だけは使いたくない)


この土地は、地縄張りの際、鉄筋が刺さらないくらい表面は硬く、表層をなるべくいじらないようにすれば、地盤としては良好です。

地盤調査の結果は、建物の四隅と中央の5点で調べ、3.5~4mくらいのところで硬い支持地盤に到達したそうです。
その中間にやわらかい層があるとのこと・・
中島町は昔は信濃川の中州だった所で、石の層の上に、泥や砂などが堆積したのでしょう。

柔らかい層があることを利用すれば、地震のときにクッションがわりになってくれます。
わざわざ、杭等を打って支持地盤に基礎を到達させると、かえって地震の衝撃が建物に直に伝わって被害が出ます。
田んぼなどに浮かぶ船のようなベタ基礎として、建物をバランスよく設計してやればよい。
長岡市より下流側は全てそういう土地で、そういうのを前提にした基礎づくりを行っています。

・・でも、良く考えたら、ウチの建物、基礎がなくても平気なんだけど・・
石の上でもいいと思います。伝統構法だから・・
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深沢W邸 外観

2007-10-11 20:48:26 | 長岡市深沢町 山の木


深沢町W邸のハウスクリーニングが終了し、いよいよ引渡しを待つばかりとなりました。

外観は、こんな感じに仕上がっています。
切り妻屋根と半円形の展望台のようなサンルーム&玄関ポーチが印象的な建物です。
外装は県産材の杉羽目板を縦貼りにしています。
落ち着いた感じになりました。
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本町K邸外観

2007-10-10 21:07:05 | 1時間耐火の増築~本町K邸
本町K邸の外観です。

既存鉄筋コンクリート部分の外部補修も終わり、足場の取れた状態です。

手前の屋根の付いている部分は、増築部分で1時間耐火木造建築物です。
ほんの20坪くらいの増築でしたが、耐火ボード貼りで1ヶ月を要しました。

雁木の差鴨居は上小節の36cmのせい(高さ)で、金物を使わない方法で組んでありますが、ボードでくるんで鉄板を巻いてあります(耐火のため)
これを解体する人は、私の技術に驚くことでしょう。そして・・

「なんで、鉄板巻きの下に、化粧材を使ったんだ?」

・・と疑問に思うのでしょうが、それが大工のスピリッツって~やつよ。
他にも、隠れた技術が使ってあるのですが、それが分るときは私はこの世にはいない。ふふふ
なにしろ、中越沖地震に耐えているのですから・・

現在は、既存部分の水廻りの改装工事を行っています。

浴室はユニットバスが入らないので、桧風呂にしようかと・・
(凝ってるな~)
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既存部分塗装終了

2007-10-10 21:02:28 | 1時間耐火の増築~本町K邸
本町K邸の既存部分の足場を外した状態です。
2ヶ月かかった外部補修も無事終了し、足場を外すことができました。

途中、2回の台風と中越沖地震の震度5を経験してもビクともしなかった足場の壁つなぎ跡は、ステンレスのボルトを締めて、中に水が入らないようにしてあります。

壁つなぎの位置を規則正しく配置することで、化粧的な感じで穴が並んでいます。

夜間、レーザー墨出し器を使って墨を出して、そこにコンクリートドリルで穴を開けて壁つなぎ用の受け金具を打ち込みました。
さらに、コンクリート用の接着剤を入れたので、頑丈になりました。

縦横3尺おきに位置をそろえてあります。
次回足場を作るときも、これを利用すればよい・・


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既存外部塗装

2007-10-10 20:54:41 | 1時間耐火の増築~本町K邸
本町K邸の既存外部塗装の模様です。

隣が駐車場のため、ローラーによる塗装を行っています。

一昔前は吹き付けが主流だったようですが、塗料が飛んで車や隣家に当たり、クレームがくることも多かったようです。
街中では特にローラー塗りにしないと、えらい目にあいます。

既存鉄筋コンクリートの外壁は、経年劣化と2回の地震(中越地震、中越沖地震)に合い、意外と痛んでいたので、これを補修してからの塗装になりました。
モルタルが浮いている部分に接着剤を注入したり、ひどい部分は1回剥してからモルタルを塗りなおしました。

余談ですが、この足場、中越沖地震も経験していて、壁つなぎが十分入っていたのでビクともしなかった代物です。
2~3回くらいの台風を予想していたので、備えていたのが功を奏しました。
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