べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

丸太 皮むき

2008-10-29 20:37:07 | 蓮潟町 T邸(越後杉)


最近は、荒れた日々です。
冬型の気圧配置により、西側の寒い季節風が吹き、雨も時々どしゃぶりになります。

先週までの晴れた日が続いたのが嘘のようです。

このまま、冬に突入するのか?
そんな中、蓮潟町T邸の基礎鉄筋工事、台町W邸の外装工事が行われています。
どちらも外仕事で、思うように、はかどらない・・
雨風は耐力を奪い、仕事のやる気を失わせます。

明日は、久しぶりに曇ベースなので、明日を期待しましょう。
(どうでもいいけど、北日本海側だけなのね・・この天気・・)

さて、工場では蓮潟T邸の丸太皮むき作業が行われています。
玄関先に本屋までこの丸太がドーンと立っている。そういった建物になります。

今回は建て方まで時間がないので、こういった機械加工できないものを手加工に・・それ以外の機械に任せられる部分はプレカットに注文しています。
プレカットといっても、在来木軸ではなく、伝統構法の組み手にしてもらいました。
「渡りあご」「長ホゾ」は、プレカットでも可能とのことなので、大まかな部分を機械加工。それゆえ、材木は人工乾燥となっています(殆ど越後杉ドライ材)。
予算が無いけれど、木組みがしたいという場合に備えての実験ですが、どんな感じに加工できたか、楽しみです。
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古民家再生 イメージボード

2008-10-24 19:58:53 | リフォーム奮闘記


いよいよ、雨が降り出しました。
昨日まで、来週の予報は晴れの日が続いていましたが、今日になって来週1週間は曇ベースの雨・・
1日でこんなに予報がひっくりかえるかと思うと、昨今はよほど予測がつかなくなっているのだと実感。

いままでは予報から半日、1日「遅れ」のズレがあったのですが、最近は逆に早まる傾向にあるようです。
お陰で、明日からは曇で、見附市K様の引越しも上手くいきそうで・・予報では土日は雨だったので、喜ばしい限り。

蓮潟T邸も地墨を打った後なので、気が楽です。
型枠、鉄筋組みは雨でもできる!

11月も近づき、いよいよ雨っぽい季節となるようで、来月中頃の上棟はどうなるか・・気象予報士も予測もつかない今日この頃・・

さて、イラストは小国町の古民家を再生しようというプロジェクト(そんなに大それたものなのか?)を受け、土間の復元のイメージを描いたものです。
小屋裏は茅葺き特有の丸太の組んだ構造で、この冬に見学した「白川郷」や山形の「旧渋谷家」を思い起こします。

この小屋裏を大胆にも表しにしようというお客さんの構想。
台所と玄関の床板を剥して、昔ながらの土間に戻そうという計画です。
そんな想いを受け、どんな感じになるかイメージを描いてみたのが、この図です。

無数の柱が、石突きで伸び、丸太や各材がそれに組み合わさってくる。
薄暗い小屋裏。明かり窓から入ってくる光が、土間を照らす。
台所は、むかしの釜戸を入れていますが、そこまでいくか・・
だいたい、こんな感じになるかなというところ・・



「トトロ」や「ポニョ」の「宮崎監督」も、映画作りの前に、まず「イメージ・ボード」というものを描くそうで、そこから映画の細かいシーンや背景を起していく・・そういった作業で名作はつくられていた・・

私も、お客さんとの打ち合わせに、よく、こういったスケッチならぬイメージボードを描きます。
この図がおおまかな家の骨格や間取り、使われ方を決めていく・・
古民家改装なので、木組みはしませんが、自分で作ればこんなイメージか?

色も塗るといいのかも。



和室のイメージ



古民家再生へ・・

もくじへ・・
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割り栗石地業 蓮潟T邸

2008-10-22 20:43:31 | 蓮潟町 T邸(越後杉)


本日もいい天気。でも終末から崩れそうな模様です。
前線通過と共に寒気が東北中心に入り込み、冬型の天候となりそう・・
雪が降ったりして。
今年の冬は早いのか?

さて、蓮潟町T邸の基礎工事ですが、栗石地業は終了し、既に捨てコンクリートが打ってあります。
割り栗石地業とは、1個1個、12センチの大きさの石を並べていく作業です。
布基礎の場合は基礎の底面60センチを川堀り(かわほり)し、そこに石を敷き詰めていました。
ベタ基礎の場合は、その応用で前面栗石を敷き詰めます。

他は、おそらく砕石をユンボで敷きならすだけでしょう。
そちらのほうが、手間が要らず安上がりです。

でも、地震の時、砕石は崩れて流れてしまい、コンクリートとの間に隙間が生じ、最悪の場合はコンクリートが沈下してしまいます。
中越地震では、そういった現象が多々見られました。カーポート等の土間ならば支障は無いのでしょうが、基礎となれば家自体が傾いてしまう。

栗石を敷き詰めた場合、石は転がり、ゆすられるのでしょうが、流れることはない。
しかも、栗石は地面に突き刺すように置いていくので、石がかき混ぜられることもないのです。

手間はかかるのでしょうが、地震を考えた場合は有効です。
石が整然と敷き詰め終わった状態は、圧巻です。
でも、直ぐに目潰し砂利を敷いて、転圧作業を行い、捨てコンクリートを打ち込むので、そういった光景を目の当たりに出来るのは、極・稀なのです。
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水道タンク

2008-10-22 00:41:04 | 長岡市中島 バリアフリー住宅(越後杉)


先週からずっと晴れの日が続いています。
こう、いい天気ばかりだと少し恐ろしくなる。急激な雨が降らないかとひやひやしています。

天気のいいうちに、外作業を進めておきました。
市内の蓮潟町T邸の栗石並べも終了し、捨てコンクリートのに墨を打ちました。
これで雨が降っても作業ができる。

工場も、この夏のゴミが山となり、撤去作業をしています。
雨でも出来る仕事は後回しです。

今回の蓮潟T邸は、自社にて基礎を行います。
いままで忙しすぎて左官屋さんに任せていたのですが、鉄筋から型枠から全て自社で施工できるのも、わが社の特徴です。
久々に購入した鉄筋は2~3年前の1.5倍ほど値段が上がり、中国需要が落ち着いて、くず鉄の値段が下がっても、製品単価に反映されないのは悔しいところです。
・・といっても、鉄筋の値段なんてそんなに高いものでもない。
差額でせいぜい5~6万円くらいです。基礎の総額から見れば微々たる物・・
かえって、2・3万サービスしてもっと強い基礎にしてしまいたいくらいです。
そういった、トータル的な判断ができるのも、仕事を網羅しているが故、できる裏技。


写真は長岡の水道タンクです。
最近、見附から帰ってくるときに浮かび上がる水道タンクが美しい。
思わず車を止めて撮ってしまった・・・

水道タンクは私が小学校の頃、学校からよく見えました。
このあたりの象徴的な建造物で、写生の時間には、この円筒形の建物が描かれていました。実に面白い形です。

最近、設計に円形の部分を作るのも、子供の頃の記憶がそうさせているのかも知れません。
中島町H邸の円形屋根は、水道タンクのイメージが無意識のうちに取り入れられていたのだろうか?
中島小学校のグランドからはどちらの建物も見ることができます。
子供たちも、この建物を見ながら育っていくのだろうか??


そして、本日は東京へ出張してきました。
全国建築組合連合(全建連)の次世代委員会の一員となっています。
これからの建築の担い手として、関東圏の次の世代の人たちが集まって、今後の工務店のあり方や住宅の売り方を検討しようというもの。
「200年住宅(超長期優良住宅)」の検討も、その目的の一環でした。

各会社が「200年住宅」を前面に押し出して受注を伸ばしているようです。
ハウスメーカーやパワービルダーの真似の出来ない「国産材を使った」家づくりで差をつけようというもの・・国交省の補助金(最大200万円)も後押しをしているようで、今後の動向に期待できます。
施主さん、工務店、全建連の3社でデーターを共有し、長期的に建物のメンテナンスが出来るのも魅力の一つ。

10年以降の不等沈下や地震時にも対応できるように工夫を・・と提案をしてきましたが、反応は今ひとつ・・金物を使った場合のウィークポイントも研究してもらいたいところです。(別に、金物に頼るなとは言わないから、せめて工夫はしたほうがいいかもね。)

わが社も、200年住宅仕様の建物を来年の10月までに1棟は作っておきたいところ・・手刻みよりはコストが下がるので、リーズナブルになると思います。
伝統構法のノウハウが活かせればと思っているのですが・・・・
(差鴨居とか・・捨てがたい)

200年住宅については、超長期モデル事業を参照してみてください。
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見学会終了

2008-10-20 13:44:28 | 見附市 K邸(越後杉)


連日、晴れの日が続きます。
昨日開催された見附市K邸の見学会も大好評で、多くの来場者がありました。

お客さんも、ほぼ1日おられ、ご近所の人たちや親戚の方々とも楽しそうに会話されていました。
我が社としては次のお客に繋がれば一番良いのでしょうが、どちらかというと、お披露目的なイベントでもあります。

通常、出来上がると早く入りたいという心理が働き、「完成見学会」自体がなかなか開催できないのが実状です。
引越ししてしまうと、ご近所もなかなか中には入れない。
構造見学会を開催し、その中で興味のある人たちにお知らせし、引き渡し1週間くらいのタイミングで内覧してもらうくらいしか出来なかったので、こういう形で廻りに見てもらう機会があるのは、家にとっても名誉なことでしょう。

「越後杉」がどういうものか、説明をしていましたが、理解されたかどうか・・

40坪のコンパクトな間取りですが、工夫はこらしてあり、台所脇にある食品庫や子供部屋のロフト、物干しに使えるサンルーム、玄関脇の内玄関(下駄箱)に興味が集中していました。

ペレットストーブは旦那さんがはりきって説明されていましたが、日中の気温は25度を上回り、午前中で終了。
それでも「こだわりのペレットストーブ」をお披露目しただけで大満足という感じ。

引渡しまで、あと1週間。細かい調整をして備えたいと思います。



台所脇の4帖の食品庫は主婦の皆様方に好評でした。


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見附市K邸 完成見学会 ~ペレットFFストーブ設置終了

2008-10-17 20:18:05 | 見附市 K邸(越後杉)

いよいよ明後日に迫った見附市K邸の見学会。
本日は掃除屋さんの作業も終了し、明日は調整日。

FFペレットストーブも入りました。
ストーブは、新潟市さいかい産業さんの「カローレ」で、着火は手動ですが、べレットは自動で供給されます。
つい先ほどまで、お客さんと一緒に作業手順を教わり、試運転をしてきました。

メーカーさんは「50帖くらいはいけるかな?」とか言ってました。
1階の居間に設置したのですが、建具を全て開放すれば、家中が温まるような予感です。
40坪程の家が温まり、上階で作業をしていた建具屋さんも、

「2階も暖かかった」

と一言・・
ひょっとして、全館暖房も可能じゃないの??
2重サッシだし・・

着火も全自動のモデルもあったそうですが、トラブルが多かったそうで、着火はやむなく手動に戻したそうです。
タイマー付きで時間になったら自動着火とかになったら便利なのでしょうが、誰も居ない場所で火が燃えているのも不安です。
消火もある程度は人が付いていないとね・・
心配なので、火が消えるまで現場に居たのでした・・

当日は、晴れの予報なので、ストーブを焚かなくても暖かそうですが、実物を見てみるのも良いかもしれません。


灯油が100円を越す現在、燃料は何にするかで迷っています。
昔のように1リットル40円台ならば「石油」を奨めたのですが、ガス、電気よりも高くついてしまう。
そんな中で、お客さんが見つけてきたこのペレットは、これからのエネルギーを考える上での答えの一つです。
薪ストーブよりも、扱いは簡単です。夏に薪をストックしておく必要もスペースも不要。煙も少なく、街中で使用しても問題ない。煙突も大規模のものは不要で手入れも少ないし、ペレットも石油に比べれば安価。


問題は、ストーブ単体の値段です。
発売直後で生産体制も整っていないため、60万円と高額。(セット共)
それでも、資源の乏しい日本でエネルギーを得られるため、
お客さんは、「これからは、これだろう」
と意気込んでいます。




ペレットストーブの試運転の模様


さて、見学会ですが、このサイトにも問い合わせがありましたので、次のとおりご案内します。



開催日 10月19日(日)AM10:00~PM4:00

場所  見附市南本町3丁目K邸




どうぞ、お気軽にお越しください。お待ちしております。
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見附市K邸 もうすぐ完成見学会

2008-10-05 00:11:25 | 見附市 K邸(越後杉)


バタバタが続き、更新できない毎日が続きます。
見附市K邸も仕上げ工程となりました。

表具屋さん、左官屋さんが仕上げをし、その傍ら大工が細かい造作を行うというところです。
キッチンは奥さんの希望で、既製品ではなくカウンターだけ注文して、収納部は木製で大工によるフルオーダー。普通ではできないアイディアを入れようと思っています。
キッチンの壁もステンレス貼りというこだわりよう。
「掃除をこまめにしたい」
という奥さんの強い要望です。それに応えるべく、いろいろと工夫しようというところ・・どんな台所となるのか楽しみです。(作ってる本人がいちばん楽しんでる)

そして、旦那さんが「ペレットストーブ」に燃えている。
よくあるペレットストーブは薪ストーブのペレット版で、燃料の補給も煙突の管理も大変ですが、このストーブは全自動FF式。
煙も少なく、ペレットもタンクに入れるだけでタイマー操作が可能。
画期的とも言える製品ですが、まだ値段が60万円と高価。

それでも、導入しようという原動力は、石油高騰による燃料代の値上げにあります。
昔は1リットル40円前後だった灯油は120円くらいで、ほぼ3倍。
原油の動向も枯渇の危機も懸念され、他のエネルギー利用に切り替える必要があるとのこと。
最終的には、国内、地元の森林資源にシフトするのが一番との判断でした。

こうした動向はペレットストーブのメーカーでも顕著に現れているようで、問い合わせも増えているとのこと。
今後、普及すればコストダウンも望めるでしょうし、地元の森林資源利用の可能性もひろがります。切捨て間伐等の「捨てている」資源が有効利用できます。

旦那さんも、このストーブを是非見せたいとはりきっています。
見学会は10月19日(日)。
仕上げには十分な時間です。

・・といいたいところですが、最後の最後まで手を入れてしまいそうで・・
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