べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

3×3Mワークスペース ~内部(2)

2022-01-15 17:09:49 | 日々雑感
作業小屋の内部完成です
カウンターの下に間接照明を取り付け直接目に光を受けない工夫をしています。


3×3M WORK Space(サザン・ワークスペース) - べんりや日記

3m×3mの作業小屋です最近は夏の暑さと冬の寒さが厳しくなり、従来の「スチール製物置」だと室内環境も過酷な時代となっています。鋼製の仮設住宅...

3×3M WORK Space(サザン・ワークスペース) - べんりや日記

 


この建物は用途としては「作業小屋」です。夏の猛暑や冬の極寒の悪環境でも作業を快適に進められるように、持てる最大限の工夫をこらしました。
LEDの光源が直接目に当たると、作業に支障をきたす為、天井の分散光源と間接照明を意識しています。
また、最近は昼光色もLEDで再現できるようになったので、目に優しい光の実現も可能となってきました。



お客さんの描いたイメージ図


流し台を設置
ここには水をかけながら研磨するグラインダーを設置するので、既製品流し台を流用しています。
作業のしやすい高さに合わせて水槽の中に高さ調整の台(木製)を作成しました


木製台の上にグラインダーを置くとこんな感じです
窓際のカウンターの下に間接照明を取り付けて、作業がしやすいように工夫しています


瞬間湯沸かし器のノズルにて給水を行う計画です
お客さんが手製の飛散防止カバーを周りに取り付けています


裏から見ると、木製台の上にグラインダーを置いて高さ調整しているのが分ります
この辺りは「歯科医院」の施工時のノウハウが役に立ちます。


シャワーカーテンを取り付けて、更に作業時の跳ね返りを防止


エアコンを設置しています
今まで風除室で作業をしていたため、夏は猛暑、冬は極寒の中での苦しい環境下だったとの事。
効率化が望めます


完成時期に雪が降りだしたのでした


ここで紹介仕切れないほどの隠れた工夫が各所に網羅してあります。
長年、家づくりに携わり、ノウハウが蓄積されているのですが、随時ご紹介していきたいと思います。


内部(1)です

3×3Mワークスペース ~内部(1) - べんりや日記

お客さんの作成した模型通りに内部施工を行っていきます。3×3MWORKSpace(サザン・ワークスペース)-べんりや日記3m×3mの作業小屋...

3×3Mワークスペース ~内部(1) - べんりや日記

 


建て方までの様子です

3×3M ワークスペース ~建て方 - べんりや日記

3m×3mの作業小屋の建て方を行いました作業小屋の設計も決まり、晴れ間の多い季節のうちに基礎が終了して建て方を行いました。お客さんの精進の良...

3×3M ワークスペース ~建て方 - べんりや日記

 


外部工事です

3×3Mワークスペース ~外部工事 - べんりや日記

ミニ・ワークスペースの外部工事の様子です作業小屋でも普通の家の建て方を行っています建て方が終了し、外部工事の工程の様子です。年末になると雪の...

3×3Mワークスペース ~外部工事 - べんりや日記

 





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3×3Mワークスペース ~内部(1)

2022-01-13 15:01:48 | 日々雑感
お客さんの作成した模型通りに内部施工を行っていきます。


3×3M WORK Space(サザン・ワークスペース) - べんりや日記

3m×3mの作業小屋です最近は夏の暑さと冬の寒さが厳しくなり、従来の「スチール製物置」だと室内環境も過酷な時代となっています。鋼製の仮設住宅...

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作業小屋と言えど、内部の居住環境を考えると、住宅と同じ仕様で施工していく必要があると考えます。
震災時などに建設された応急仮設住宅では鉄骨造の上に断熱が不十分で夏も冬も居住性が悪かった経験があるからです。
(あくまでも応急なので仕方がないのでしょうが・・)



小屋組み
外部を塞いで、内部は骨組みのままです
配線工事が終了し、これから内部造作になります


床下地
筋違い等への金物の設置が終了しています


【ウッドショックにより県産材使用に制約がありました】
この年は、新型コロナウィルス感染症の影響もあり、世界的な木材不足となって、木材価格が急騰。国産材がその分、大都市圏に集中してしまい、新潟県では県産材も手に入りづらい状況となりました。
県産材が高価・・というよりも手に入らない状況です。
構造材は土台が国産檜。床下地廻りに国産杉。柱も国産杉、構造材が米松を中心とした輸入材。屋根タルキは2×4材料・・
輸入材が無いと言いながら、米材をすすめてくる材木屋さん・・いったいどういう状況なんだ??

ウッドショック下では、材料の選択も自由にならない。

「材料屋さんが持っている材料を使うしかない」

せめてもの県産材は、胴縁、間柱などの下地材・・

「それでも使える県産材は、高くても買って、とにかく使おうよ」

そういう姿勢で臨んだ年でした。



天井
省エネ住宅のグラスウール100㎜二重+ポリシートが標準になりました。


カウンター材加工風景


カウンター加工終了


カウンターの組木の収まり
ビス打ちや糊付けだけでは反ったときに割れが入るので、
こういう埋め木を使います


カウンター上下の通線のためのカバー


丸形通線カバー
カウンター部には通線孔カバーの他、間接照明など、持てるノウハウを結集しました


カウンターの設置


ボードを貼って、カウンターを塗装しました
水がかかる作業でも耐えられっようにアクリル塗装にしています


グラインダースペースには化粧ボードを貼りました
ここに水槽(キッチン)が設置されます



建て方までの様子です

3×3M ワークスペース ~建て方 - べんりや日記

3m×3mの作業小屋の建て方を行いました作業小屋の設計も決まり、晴れ間の多い季節のうちに基礎が終了して建て方を行いました。お客さんの精進の良...

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外部工事です

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3×3Mワークスペース ~外部工事

2022-01-11 15:14:33 | 日々雑感
ミニ・ワークスペースの外部工事の様子です
作業小屋でも普通の家の建て方を行っています


建て方が終了し、外部工事の工程の様子です。
年末になると雪の心配もあるので、少しでも晴れ間があるうちに外を塞がねばなりません。

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「作業小屋」と言えども、外部の施工をしっかりしておかないと、雨漏りの恐れが出てきます。
今回は三角屋根で、屋根の細工も通常とは少し工夫が必要です。
五重塔の屋根のような形状になるのですが、頂点に棟冠を取り付ける必要があります。



建て方直後の状態です


屋根下地を施工します
野地板に構造用合板、その上に下地ボード、そしてアスファルトルーフィング(防水材)の順です
勾配が急すぎて立ってるのもやっとです


屋根の下葺きがほぼ終了しました


鉄板屋根材を貼っておおよその形ができました
これで雨に降られても安心


今回は隅木を笠木で巻きます


外壁に遮熱防水紙(透湿防水シート)を貼ります


外壁下地の外胴縁を打ちます


外壁下地が完成。ここに外壁の仕上げ材を貼ります


霧除けはシンプルな形にしました。
当初は既製品を使う予定でしたが、積雪に耐えられない懸念があり、木下地で起こしました。


軒裏
通気用のステンレスネットを貼っています


外壁を貼りました
これで外部は完成です



建て方までの様子です

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3×3M ワークスペース ~建て方

2021-10-20 14:16:36 | 日々雑感
3m×3mの作業小屋の建て方を行いました


作業小屋の設計も決まり、晴れ間の多い季節のうちに基礎が終了して建て方を行いました。
お客さんの精進の良さです。9月中に外部を塞げたので順調に進んだと思います。

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春先の「ウッドショック」によって木材が入らなかったり、入る材料に制限があったりして、使用できる木材、建材を上手く組み合わせて建物を実現する状況が続いています。
コロナウィルス感染症の影響がここにも出てきていますが、何とか切り抜けて完成させてきます。



まずはお清めをしてからです
四方に塩、水、コメ、酒を蒔いて祝詞をあげます


土台敷き&大引き設置
土台はヒノキです
大引の固定には今回は鋼製束を使用しました


床断熱設置


床合板貼り
床合板は24㎜構造用合板です


建て方
小規模でも基本は同じです


小屋組み
隅木を回すと全体の形が見えてきます


この後、屋根下地を施工して大まかな形が姿を現します。


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3×3M WORK Space(サザン・ワークスペース)

2021-09-05 10:21:02 | 日々雑感

3m×3mの作業小屋です


最近は夏の暑さと冬の寒さが厳しくなり、従来の「スチール製物置」だと室内環境も過酷な時代となっています。
鋼製の仮設住宅は夏場は屋根が焼け、冬場は結露の問題があって、長時間過ごすには難しい建物だというのも、経験上のデータが揃ってきました。
本格的な木造だと少々割高にはなるのですが、自由設計な上に温熱環境も整えやすいものとなります。

今回は、6帖(10㎡)くらいの作業スペースを3×3m(9㎡)で、正方形の洋風小屋風にアレンジしてみました。




お客さんもデザインが気に入って、模型を作成してレイアウトを確認しました


「離れ」の小部屋スペースとして十分だと思います


10㎡以下だと、確認申請の必要がないため設置が容易となります。
畑の休憩小屋や小型販売店、コテージなど、色々な用途に応用が考えられます。



3×3M ワークスペース ~建て方 - べんりや日記

3m×3mの作業小屋の建て方を行いました作業小屋の設計も決まり、晴れ間の多い季節のうちに基礎が終了して建て方を行いました。お客さんの精進の良...

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雪下ろし用ロープフック(除雪アンカー)

2021-03-29 22:29:42 | 雪国の家づくり講座
屋根の雪下ろし用ロープのフックを試作しました


雪下ろしの事故が多発する中、安全具を装備して作業を進めるため、安全帯を屋根上で使用できる「親ロープ」と、そのロープを架ける「ロープ用フック」の開発が急務となっていました。
当社独自に開発し、現在外装工事が進行中の長岡市の現場にて設置をしてみました。



ロープフックのイメージ

屋根の両脇にロープフックを取り付け、安全帯を使用できる形状です。
製品の製作、設置費は概ね5万円(足場代別、安全具ロープ別)。
長岡市の補助金では最大5万円を受けられる事が3月議会で決定しました。



ポールの取り付け金具です


夏場はこのように下に収納します


冬前に屋根上にポールを引き出します


ポール部分(フック)に親ロープを引っ掛けます


屋根の両側に設置したフックにロープを張ります


親ロープに安全帯のフックをかけます


安全帯を装着して、屋根上の作業を行います


今回は屋上用の形状ですが、屋根によって金具の形状を変える事で対応が可能となっています。


長岡市で最大5万円の補助を受けられる事が3月議会で決定しました。


新潟日報 令和3年3月25日掲載





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Windows10標準の「3Dビューアー」をCAD表示アイテムとして使う

2020-12-07 11:08:26 | 日々雑感
Windows10に標準装備されている「3Dビューアー」の活用法です


最近は業者用ではなく、一般用の住宅シュミレーションソフトが出回っていてプロ顔負けのプレゼンが可能となってきました。
当社も3Dの表示を駆使して打ち合わせに用いる場面もあり、お客さんとのデータ共有をどうしていこうか思案していますが、Windows10標準の「3Dビューアー」が候補の一つになっています。

この記事の内容は
1.Windows10の「3Dビューアー」
2.実際に3Dビューアーに表示させてみる
です。


1.Windows10の「3Dビューアー」

「3Dビューアー」はWindows10に標準装備されています。新たにソフトを購入する必要もないので、まだ起動させていない方は、一度試しに見てみて下さい。
沢山の3Dオブジェクトが添付されているので、色々と閲覧してみるのも面白いと思います。



Windows10に付属されている3Dビューアーには色々なオブジェクトが添付されています
ミツバチの他、恐竜とか惑星とか色々なパーツがあります


OGPイメージ

Winodws10の3Dビューアーとは?必要?使い方とアンインストール方法をご紹介! | Aprico

Windows10には、「3Dビューアー」というアプリケーションがインストールされています。3Dビューアーでは、3Dモデリングデータの閲覧を...

Aprico

 



このWindows10「3Dビューアー」はマイクロソフトが開発しているだけあって三次元部材の表面素材の表示も可能で、きめ細かい表現が可能と見ています。
なによりWindows10に標準装備と言うのが魅力で、新たにソフトを購入する必要もありません。



2.実際に3Dビューアーに表示させてみる

3Dビューアー用のデータは「OBJ」という形式のファイルを出力すれば良いことになります。
当社の使用しているCADでも「OBJ」ファイルの打ち出しが可能です。
(業務用CADから三次元データ出力し、「六角大王super6」に読み込ませて「OBJ」を出力しています)








お客さんが自宅のPCで前後左右の方向からグルグルと自由自在に見ることで、全体像の確認が可能となってくるわけです。

3Dビューアーが三次元オブジェクトの標準アイテムとなれば、Windows10を搭載したPCを持っている方なら手軽に表示が可能となります。
また、スマホやタブレットでも表示が可能なアプリを導入すれば、色々な場面での打ち合わせに活用できると考えています。

コロナ対策として直接の打ち合わせが難しくても、こういったアイテムを活用する事で内容確認の障壁を少しづつでもクリアできることを願っています。



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手水(てみず)は昔からの感染症予防? - べんりや日記

手水の習慣は大昔の疫病予防対策の名残と考えています新型コロナウィルス感染症の感染が拡大しつつありますが、古来から神社や寺院の参拝の際に行う「...

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銅の力で抗菌対策

2020-11-11 13:36:42 | コロナ対策

LIXILのInternoシリーズはドアノブ等を抗菌部材に交換可能となりました


LIXILの営業さんが既製品建具に取り付けが可能な抗菌カバーの情報を持ってきました。
銅の力で抗菌をしているとの事です。



クリックすると拡大します



クリックすると拡大します


日頃肌が接触する部分の対策を行いたい方へのアイテムですが、「新型コロナ」に関してはウィルスに効果があるとまではうたっていないため、今まで通りのアルコール等での消毒をお薦めします。
(病原菌とウィルスは違う事に注意)



OGPイメージ

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手水の習慣は大昔の疫病予防対策の名残と考えています新型コロナウィルス感染症の感染が拡大しつつありますが、古来から神社や寺院の参拝の際に行う「...

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全国緊急事態宣言が発令されました

2020-04-17 10:03:50 | コロナ対策
菜の花畑は満開です

菜の花畑に 入日薄れ
  見渡す山の端 霞深し
春風そよ吹く 空を見れば
  夕月かかりて 匂い淡し

なぜか、歌を口ずさんでしまいます。


昨晩、全国で緊急事態宣言が発令されました。
外出する機会が少なくなって、家の中に閉じこもりがちになっていますが、雪国の春の草花は一気に芽吹いています。
工場のハナモモやスイセンは満開。周囲の畑では菜の花が満開で、ようやく春が訪れた感じになってきました。



スイセンの花が見頃です


工場のハナモモも満開です


当社としても仕事をしながらウィルス拡散防止に向けて対応を行っていかなければなりません。

外出後の、うがい手洗い、マスク着用は必須になりますが、3密の他、人と遭う機会を8割減らす努力を行わなければならないとの事です。
都会と違って、地方では通勤・帰宅時には車で移動するため、このタイミングで人と遭う機会は極端に少なくなっています。

材料の買い出しも極力少なくする事をこころがける。
金物屋さんやホームセンターへは必要なモノをリストアップして、まとめて買い出しを行う等の工夫をしています。

現場での対応としては1日に入る現場の数を減らし、大工は日中、お客さんと会うくらいで休み時間になるべく人と会わないようにコンビニを利用しない等が考えられます。
他の職種も現場に入る時は、なるべくお互いに会わないようにするかです。
顔を合わせてもお互いに話もしないのは、少し抵抗もありますが、ここは自粛なのでしょう。

会社の事務所内では、人と会う機会も少なく、仕事もかえってスムーズに進む感じがします。
下職の人との打ち合わせもファックス等を使ってなるべく会わないようにして、電話にて内容を確認する。
本来は、顔を合わせて打ち合わせをした方が間違いが少なく、細かい所まで指示ができるのでしょうが、そこはコミュニケーションを強化するのみでしょうか。

1日に人と遭う人数の上限を定めると、お客さんに向ける機会を優先にして、現場に出る機会を減らしていくのが営業系の対応となっていくのでしょう。

色々な工夫をこらして、緊急事態を乗り切っていきたいところです。
早く、通常に戻ることを願っています。



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手水(てみず)は昔からの感染症予防? - べんりや日記

手水の習慣は大昔の疫病予防対策の名残と考えています新型コロナウィルス感染症の感染が拡大しつつありますが、古来から神社や寺院の参拝の際に行う「...

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手水(てみず)は昔からの感染症予防?

2020-04-03 13:50:48 | コロナ対策
手水の習慣は大昔の疫病予防対策の名残と考えています


新型コロナウィルス感染症の感染が拡大しつつありますが、古来から神社や寺院の参拝の際に行う「手水舎」や「御手洗場」での手洗い、口濯ぎ(ゆすぎ)は感染症予防に効果的なのだと再認識しました。

〇「手水」の手順



  1.左手を洗う
  2.右手を洗う
  3.口を漱ぐ(すすぐ)

という手順で行います。
柄杓が置いてある場合は、柄杓を使いながら手を洗います。
基本は1~3なので、どちらの手で柄杓を持つかは自ずと分かると思います。

 1の左手を洗うときは、右手で柄杓を持つ
 2の右手を洗うときは、左手に持ち替える
 最後は柄杓の柄の持ち手の部分を洗い流して次の人が使いやすいように柄杓を置く

これで良いわけです。
柄杓が無い場合は、反対側の手で水をすくう作業となります。
なぜ、「左手」が先なのかというと、古来から「左」が重要な方向にあるからです。

 「心臓が左にあるから」という説もあります。
 「古代の中国の王様が南を向いて座っていて、太陽の登る東が左の方向だから」という説もあります。

諸説ありますが、正式な事は分かっていません。
「古事記」には「左」が重要な役割を担うポジションとしているので、形式的に「左」優先と解釈しています。


〇神社の参道を廻る方向(右側通行か左側通行か)は「手水舎」や「御手洗場」の場所によって決まります



この神社の場合は、手水舎が右側にあるので、参道の右側を通って左側から出ます。
つまり「右側通行」となります。




弥彦神社の大鳥居を入ると、橋が架けてある「左脇」に川へ入る段があります。
「御手洗場」と考えられます。ここで全身水に漬かって身を清めたのでしょう。


弥彦神社の「手水舎」は参道の左側にあります。
「御手洗場」と同様左側にあるので、弥彦神社は「左側通行」となります。



伊勢神宮の場合は、右側通行です


伊勢神宮の「五十鈴川の御手洗場(みたらしば)」は参道の右側にあります。
手水を行う場所によって、伊勢神宮は「右側通行」という事が導き出せます


本来は、全身を水に漬ける「禊払い(みそぎはらい)」が正式な身の清め方なのでしょう。
「手水」は簡易的な身の清め方法なのでしょうが、手を洗い、口を漱ぐだけでも、感染症の予防になると思われます。
結果的に病原体によって神聖な神社の境内を穢ささせない所作となっています。

外出後に家に帰ったら、まずうがい、手洗いをするのは、現在にも通じる感染症の予防の基本です。
 
 1.病原体である細菌やウィルスを先ず、手洗いする事で洗い流す。
 2.呼吸によって口や喉に入ってしまった病原体をうがいによって体外に排出する。
 

この二つの動作が、外出時に体に取り付いた病原体を取り除く事が感染予防として効果的です。
遥か昔、流行り病を予防するために経験が活かされて、神社の参拝の手順に取り入れられたのだと考えています。





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古民家の床下 床が低くても風が通る知恵

2020-03-13 12:03:07 | 床下環境
古民家の床下環境を考えてみました



この記事のポイントは

 1.風の通る豪農や社寺の建物と床下の低い古民家
 2.自然換気の公式をつくる
 3.床下が低いので風が通りやすい古民家の床
 4.古民家の基礎は石積み部分が本体
 5.古民家をリフォームする時、石垣を埋めてはならない

です。


 1.風の通る豪農や社寺の建物と床下の低い古民家


豪農の館や神社、お寺等の建物は床の高さが高く、その下の通気が良いことは想像しやすいと思われます。
自然の風が通り抜けることで湿気を逃がして床下の土が乾き、上屋の保存環境としては最適となるので、200年や300年もの耐久性があるというのもうなずけます。


神社の床下の様子


田の字型古民家



ところが、私の接してきた「古民家」は大半が床下が意外と低いのです。土台の下には石が置かれ、その下は直ぐに土が見える。
地盤と床の高さが30センチも無い建物が多いのですが、それでも100年クラスの古民家があるのです。


床下が低ければ、地面からの湿気の影響を受けやすく、耐久性に乏しいのではないか?

そんな疑問も持っていましたが、床下の換気計算を行うと、意外な結論が導き出されました。


古民家の床下は案外低い





 2.自然換気の公式をつくる

床下の自然の風による換気の式をつくりました。これは現代の一般住宅用に作った基礎パッキンを使った基礎を想定していますが、土台の下の開口部の厚みを12㎝くらいに設定し、床下の高さも30センチと低めに設定すれば古民家の床下への応用が可能です。
この式から床下換気の傾向が割り出せます。


床下の換気回数の式です



ここで、床下の換気回数nは大きいほど空気の入れ替わりやすいという事で、(1)、(2)、(3)の傾向が分かります。それぞれを解説していきます。

床下の換気回数の傾向(1)
基礎が小さいほど空気が入れ替わりやすい




大きな家の床下よりも小さい家の床下の方が空気が入れ替わるという事です。これはすんなり分かると思います。


床下の換気回数の傾向(2)
床下が低いほど空気が入れ替わりやすい




同じ風が吹いたとき、床下の体積が小さいほど空気の入れ替えが行われるという事です。床下の体積は「床下の面積」×「床下の高さ」ですから、面積を一定にした時、床下の高さが低いほど体積が小さくなるので、空気が早く入れ替わるわけです。


床下の換気回数の傾向(3)
風の通る長さが短いほど空気が入れ替わりやすい




風の流れる方向が長いと空気の入れ替わりが悪くなり、湿気が溜まりやすくなるのがこの傾向から導き出されます。これは建物の計画としては意外に重要と思われます。


この(2)の傾向は現代の建築から見て、逆行していると思ったのですが、アッと思ったわけです。


 3.床下が低いので風が通りやすい古民家の床

床下の換気回数の傾向(2)として床下が低いほうが空気の入れ替えが早いという事です。
確かに、古民家の床下は意外に乾燥していて、土がひび割れを起こしているケースもありました。
床下を低く抑えることで風が通り抜けやすくなるのです。






冬の時期は、建物の周囲に「コモ」(稲わらを編んだムシロ)を置いて寒い風が床下に入らない工夫もありました。
ネコやネズミが床下に巣くう場合もありますが、ネズミに関しては蛇が居付く事で穀物などの害獣の駆除に役立っていたわけです。

 4.古民家の基礎は石積み部分が本体

通風性だけを取ってみると古民家の木造部分の床下は低く抑える事で耐久性は増すのでしょうが、床下の湿気防止の工夫は、その下の土の基礎の部分にも及んでいるのに気づきました。
これまでの経験をまとめると、以下の図のようになるのです。



「石積み」がキーポイントだったのです。
家の周りを石を積んで取り囲んで、その内側に土を盛って「基礎」とするのです。
石積みの隙間から、中に土盛りした土にしみこんだ水を効率よく排水しできます。
雨水が石積みの内側の土に極力入らないように、屋根鼻を伸ばす工夫もされています。

この石積みの基礎なしでは、低い床も実現できないと思われます。



屋根の葺き替え中ですが、足元に石積みがあります


左の手前の大きな家も、石積みが施されています。
石積みの上にコンクリート基礎が行われ、換気を妨げているように思えます。


周囲の田んぼよりも高めになるように石が積んであります。
道路は更に高くなって建物の床とほぼ同じくらいに位置しているので、そこからの毎日の出入りは楽だと思われます。
道路と建物の入り口の間には橋が渡されていたかも知れません。


「古民家」というと大工の木組み技術に光が当てられますが、その基礎部分である「石積み」も、日本の建物を考えたときに重要な要素なのだと思われます。



 5.古民家をリフォームする時、石垣を埋めてはならない

石積み基礎の周りは「井川(いがわ)」という溝になっていて、基礎内の湿気を排水するという大事な役割があります。
この溝を埋めてしまうと、建物の床下に湿気がたまりやすくなると思われます。
毎日の使い勝手として、高い基礎を上り下りするのが大変なので、土間コンクリートで埋めてしまうケースがありますが、建物の耐久性を欠いてしまうので注意が必要です。
また、土台回りも、小動物の侵入防止や耐震性向上のためのコンクリート基礎を行う傾向にあるようですが、風の入る場所を塞いでいる弊害が出てくると思います。





石積みまで土間を打ったケース



先人の知恵というのは、知れば知るほど、その奥行きの深さに驚かされます。
長い年月をかけて経験でこういう形になったのでしょうが、現在の科学知識の観点から見ると、実に合理的に作られているのです。
大工だけでなく、石工の技術も加わらなければ、古民家の耐久性は確保できない事が分かりました。
多くの職人が力を合わせ、日本の風土に合った家づくりをしていたわけです。
こういった経験や知恵を現在の家づくりに活かせれば、より耐久性を高め、住みよい空間づくりに役立つのだと思います。



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大工 ~伝統技術について・・ - べんりや日記

 







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螺旋階段のある店 0258

2020-03-12 11:13:37 | 長岡の紹介
改装工事から5年が経ち、いい色を出してきました


螺旋階段が印象的な街中の料理店です。無垢材の板が渋い感じになじんできています。



カウンター、調理スペースの様子



カウンターのイメージ



長いカウンターに座るお客さんと店員さんが対面する・・ほぼイメージ通りに仕上がっています。
改装前はカジュアル・ブティックで、2階へは普通の直階段が掛っていましたが、動く線に螺旋階段を置くことで面白い空間となっています。






家具作家の茂岱さんの椅子
広葉樹を鱗状に彫り込んだ座面
良い味を出しています








工事中の様子です

地場産の食材を活かした料理店 0258 - (株)藤川建設のブログ

カウンターのイメージ・ボードこの9月にオープンした「0258」という変わった名前の料理店。料理の食材はもちろん、店内の各所に「こだわり」の品...

地場産の食材を活かした料理店 0258 - (株)藤川建設のブログ

 



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このブログを開いてから、家づくりや環境、食について様々な想いを書き綴ってまいりましたが、その情報量の膨大さに書いている本人も何処に何を話題に...

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床下換気と換気回数の計算について

2020-03-10 23:22:08 | 床下環境
当社の基礎はフレキシブルな床下換気を行う事が可能です



この記事のポイントは

 1.換気口の種類(開閉式、開放式)
 2.床下換気扇
 3.自然風による換気回数は1時間に2~3回(計算してみました)
 4.強制換気の換気量の計算方法

です。


最近は温暖化の影響なのか気候が昔と違ってきているようです。
雪国が暖冬だったり、今まで雪の降らなかった地域に大雪が積もったり、大雨による洪水の被害、大型台風による風害、そして真夏の異常な気温上昇です。

これまでの住宅は、長い年月の家づくりの経験や実験によって形作られてきたのですが、それが通用しなくなってきていて、その弊害も出始めています。
当社は出来る限り様々な環境に対応できるようにフレキシブルな構造を心がけてきました。床下の換気に関しても様々な工夫を取り入れています。


 1.床下換気口の種類 ~開閉できる換気口を採用しています

基礎の開口部に取り付ける換気口は二種類あります。

イ.開閉式の換気口
ロ.常時開放型の換気口

です。
イの開閉式は換気口ガラリにレバーが付いていて、操作すると換気口の蓋が開いたり閉じたりできるタイプです。
ロの常時開放型は部屋の換気扇の外壁部に取り付けるタイプのもので、開閉の操作はできません。

当社としては、イの開閉式をお薦めしています。開閉式タイプの換気口を使う事で、季節に合った床下換気を行って頂いています。

・春や秋の乾燥期に換気口を開放し、外気を取り入れる

・梅雨等の外気の湿気の多い時期は換気口を閉じて床下を遮断する


住宅の部屋でいうところの「窓」と同じ感覚で操作していただき、開閉のタイミングに関しては、お客さんの判断に委ねられるところです。

基礎パッキン工法の場合、開放か遮断のどちらかしか選択できません。外気を取り入れるかどうかは工務店の工法の採用によって決定してしまいますが、後に弊害があった場合は改良するのに多額の工事費が必要となります。
当社は、開閉のできる形状によって、環境の変化に対応できると考えています。


基礎に設けられた換気口は開閉が可能です




床下換気口のガラリの形状



ステンレス製の開閉可能タイプ


ステンレス製の換気フード(開放型)




 2.床下換気扇 ~機械による強制換気に対応できます

周囲の環境によって自然の風が通らなかったりする場合が考えられ、その場合は機械による強制換気を採用する事が可能です。
また、建物が大きく、基礎自体が広かったり、基礎の高さが高かったり、風向き方向の建物の長さが長いと床下換気の効率も下がるため、強制換気が必要となってくることもあります。


基礎の換気口は円形となっているので、



排気用換気扇の取り付け

開口部に市販の壁付け換気扇を取り付ければ強制排気が可能です



給気用換気扇の取り付け

給気用の換気扇とする場合は、逆に取り付ける形状に改造します


給気用の換気扇の設置状況



 3.自然風による換気回数は1時間に2~3回 ~換気回数の計算を行いました

建築基準法では基礎に設ける換気口の大きさと間隔が定められています。

建築基準法 第22条
 最下階の居室の床が木造である場合における床の高さ及び防湿方法は、次の各号に定めるところによらなければならない。
 ただし、床下をコンクリート、たたきその他これらに類する材料でおおう等防湿上有効な措置を講じた場合においては、この限りではない。
一 床の高さは、直下の地面からその床の上面まで45㎝以上とすること。
二 外壁の床下部分には、壁の長さ5m以下ごとに、面積300㎝2以上の換気孔を設け、これにねずみの侵入を防ぐための設備をすること。

とあります。
現在は床下にコンクリートを打ち込んだり、防湿シートを床下に敷いたりして地面からの湿気を軽減するのは当たり前になっていますが、昔の建物は「床下が土」のままの建物が多かったので、地面からの湿気を自然換気によって外部に放出するための換気孔を決めた法律となっています。
床下の換気回数が直接定められているわけではないので、どのくらいの必要回数なのかは計算が必要になってきます。

基礎パッキンは、床下が土の場合でも有効に換気ができるように設計してあるので、このケースを使って自然換気の回数を計算する事としました。



まずは、一般に広く使われている基礎パッキンで考えます


自然の風の平均風速の計算


基礎パッキンの場合の換気回数


以上の計算により、1時間の換気回数が2~3回だという事が分かります。
1時間に2回くらい空気が入れ替われば、床下の土からの湿気を逃がす事ができると考えられていたと推測されます。
床下にコンクリートが打ってある場合は、土からの湿気が軽減されますが、コンクリート自体が湿気を出すため、1時間に2~3回までは必要はないにせよ最低限の換気口は必要と考えています。


 4.強制換気の換気量の計算

機械による強制換気を行う場合は、換気扇の能力を調べれば良いことになります。


換気扇を使った場合の換気回数の計算



基礎の面積がおおよそ50㎡の場合、パイプファン(Φ100㎜)が1台あれば良いことになります。
機械による強制換気を行う場合、2台の設置をお薦めしています。


第3種換気をした場合


注意しなければならないことは、強制換気にしても自然換気にしても「外気が乾燥していなければ逆効果」となることです。
せっかく乾燥している床下に湿気のある外気を取り込み、結露を起こしてしまう原因になります。
換気回数が増えれば増えるほど外気の影響を受けます。


第1種換気(給気、排気共に機械換気)


第1種換気をする場合、給気する方向を乾燥しやすい場所へ自由に設定が可能な点で有利になります。
給気・排気各2台ずつをお薦めしています。
この場合も、換気回数が増えると、より外気の影響を受けやすくなるので注意です。
温度計や湿度計を見ながら適切に管理・取扱いする事が必要となります。

手動でON、OFFを行う方法の他に「タイマー」を使って自動で電源を入・切させる方法もあります。

換気扇とタイマーを併用して時間で作動・停止させる工夫もあります




電気屋さんが大変ですが・・


例えば、この円形の開口部を利用すれば全熱交換型の換気扇を導入することも可能となってきます。
今後の気候変動に対応するには、様々な機器が考えられてくると思われますが、フレキシブルな構造とする事で予期せぬ状況に対応が可能な形状を選んでいます。
住宅へのこだわりは、こういった見えそうで見えない場所にも工夫を盛り込んでいるのです。




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それでも越後杉を使う

2020-02-29 10:18:35 | 越後杉について
新潟の風土に合った木材を使い続けます


昨年より県の補助事業の内容が改訂され、「越後杉」から「県産木材」へと変更することで、「県産杉」にこだわらず「広葉樹」への可能性も広がりました。
材木屋さんに聞いたところ、昨年の補助事業の利用は激減し、ゼロベースだったとのことでした。
国産材利用の長期優良住宅への関心が高まり、工務店の県産材離れが進んでいるように見受けられます。

県には前々から「県産材を使う理由は何なのかを見いだせない限りは国産杉材との競争に負けてしまう」
と言ってきたのですが、「越後杉ブランド」を切り捨ててしまい、県産杉への介入も辞めてしまった感じがあります。

このまま、県産スギは見向きもされなくなってしまうのか?





20年前になりますが、
「外材に圧されて地元材が出なくなり、山側が困っている」
という話を聞いたのがきっかけで、県産材を使う道を歩くようになりました。
当時、材木屋さんも県産材に関しては見向きもされませんでしたが、それでも県産材を使うことからスタートし、森林組合や県とタッグを組みながら試行錯誤で山の木を使えるところまで流通路を切り開いてきた20年間でした。
途中、震災があり「復興のシンボル」としての「越後杉ブランド」として徐々にブランド化が浸透してきたのが追い風になった感じがします。
今では「県産スギ」がホームセンターでも手に入る時代となりました。道のなかった時代から比べると県産スギ材の普及は目に見えて出てくるようになったと思います。

杉材の利用も20年前とは違ってきています。
20年前に比べてチップ材料や合板、バイオマスエネルギーへの利用へと多種多様となりました。
一口にチップと言っても、固めて合板状にしたり、パルプに転換して紙やパルプ系の素材の材料にしたり、ペレットや燃料へと形を変えていきます。
「構造用合板」と言われる建築系の合板の中身は昔は北洋材が主流でしたが、今は国産杉が主流です。
つまり、この20年で国内の森林資源の利用も技術的に進歩してきたのです。
一番驚いたのは、製材所で出る木くずが全く無くなってきている事です。工作用の端材を求めに材木屋さんへ行っても量が無いのです。以前は自前の焼却炉で燃やしていた端材はチップ業者が引き取られるようになっている。端材や木くずのリサイクルが進んでいます。

燃料としての薪やペレットも昔に比べれば浸透してきています。ホームセンターへ行けばストーブ本体やエントツ、チェーンソーに薪割り機まで調達できるようになりました。






昨年から県産材利用の補助事業制度が変わり、前年度の使用実績よりも多い工務店に補助金が回るシステムになりました。
今まで県産材を使ってきた工務店へのメリットが無くなったわけで、住宅への導入率が減ってきている。
 
建築材料は柱や梁などの太い構造材だけではなく、壁や床の下地にする「下地材」もあります。
下地材はメインの構造材と共に乾燥をしたり、構造材を製材する時に出る余りの材料を使うので、構造材が減ると下地材も在庫が少なくなってくるのです。
下地材の在庫が減っている現象が起こっているのです。
すなわち、県産材を用いた住宅も減っているという事です。
 
国産材の方が安いし、長期優良住宅の国産化の方が補助金もある。メリットがあると考えるのは仕方がない事なのでしょう。他の工務店に強要することもできません。
 
そんな中、当社は、下地材を頼む時にも、まず「県産材で」と指定します。
米松とかの方が圧倒的に安いのですが、安さに変えられないものがあるからです。
杉の方が狂いにくいし、白アリにも強い特性があるので、杉は最低限使わなければならない。
「円相場が変わったから」「中国が買ってるから」と値段を上げてくるので価格も不安定です。
国産材と比べると割高感はあるのかも知れませんが、県産材にこだわるのは「ポリシー」なのでしょう。





県産スギを使う「ポリシー」は「郷土愛」に尽きます。
この地に生きて働いているのだから、この地で生きてきたものを使いたいし、この地に働いている人のためにもなるのだから。
流通も進歩してネットでグローバルに何でも手に入るようになった時代ですが、どうしても地元の事を考えてしまうわけです。
山の人が自分よりも孫の代のことを考えて植林し、手入れをして大事に育ててきた木を大事に使う文化もなくしたくない。

「越後杉」にこだわるのは、
今まで色々な人たちと力を合わせて、道をつけてきたからです。
ブランドを捨ててしまったら、今まで出会ってきた人たちとの努力が全く無くなってしまうと思っているからです。
 
「伝統構法」にしても、手間がかかる方法に未だにこだわるのも、先人がせっかく培ってきた技術を捨てるが「もったいない」からです。
古民家は200年も300年も地震にも耐えているわけです。
現在の木造技術を駆使した長期優良住宅と言えど、金物の寿命や集成材のノリの寿命で決まってくるわけですから、古民家の足元にも及ばないわけです。
 
日本には、まだそういう技術や文化が残っているのですが、それを繋ぐには、まず足元の「越後杉」を使い続けることなのだと思っています。








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木のぬくもり感じる本置台

2020-02-19 09:41:08 | 日々雑感
パソコンの入力時に重宝する本置台です


建設業の図面作成や見積作成時に資料を脇に見ながら行うことが多いのですが、最近はPDF化してタブレット端末で見ながらの場合も多きなってきました。
それでも未だに分厚いカタログも健在です。
PCの直ぐ脇に置ける「置台」を作ってみました。


まずは設計図づくりから・・
置台の寸法を割り出します

おおまかな形を考えます。
どのくらいの大きさで傾斜をつければ良いかを原寸を計測。
使いやすさを考えながら形状を打ち合わせていきます。
A4用紙をそのまま置くよりはカタログを開いておける方が便利


出来上がった本置台です


台座はPCモニターの台座を使用しました。
モニターの重さを支える構造なので本置台として十分に流用できました。


A4のカタログを見開きで置くことができます。
置きながらページをめくるれる形状としました。


この様にPCの脇に置いて使用します。
便利!これで仕事も捗る。


この置台にタブレット端末を置いて使用する事も可能です。カタログレスになる日も近いか?




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