べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

木造の車庫 越路町K邸

2010-02-27 17:12:05 | 作品集
越路町K邸の木造車庫は
「刻み」を始めた第一号作品です。


越路町K邸の木造車庫は、当社が県産材仕様に移行する前の段階で、「刻み」を自社で行った記念すべき第一号作品です。

奥の自宅は98年に新築した越路町K邸で、車庫は2001年に施工しています。

コスト面を考えればアルミ製になるのでしょうが、デザイン的にも用途的にも単なる真四角のプランでは納得できず、木造にしてみました。
片流れのシンプルな屋根と羽目板や落とし板の木造車庫は角地にあることもあり、この辺りで目だった構造物となっています。
手刻みだと自由に材料を組み合わせられるので、思うままの形を取り入れようという方向性がこの頃から見受けられます。同時期に設計した物件が旧吉田町T邸で、「木」を前面に出そうというスタイルが生まれようとしています。



正面から見たところ
このくらいの大きさだと、
子供が雨の日に遊ぶスペースとしても最適です。
妻部分にはポリカ波板を張ることで、
アクセントと明り取りを兼ねています。
デザインにも凝ってみました。


2台駐車するために、3間×3間(5.46m×5.46m)の大きさにしています。
3間の梁間を飛ばすために、集成材の梁を3本使い、門の部分も集成の柱にすることで、開口部分の剛性を高めています。



冬場はこのように落とし板で雪の進入に備えます。
飾りとしても十分見ごたえがあります。




小屋裏の様子
集成梁の上は、ベニアをひいて物置スペースとなってます。
アルミ車庫ではこうはいきません。



3間×3間の真四角+1間×1間の物置も併用しています。
車庫部分だと強度的に持たないので、控え壁の役割も兼ねて
このようなスペースを作れば一石二鳥です。
こうした工夫は木造ならではです。


中越地震を乗り越えていまして、小千谷に近いこの辺りは、震度5弱の揺れでしたが、びくともしなかったようです。
そういった経験と自信があるがゆえに、小千谷市M邸や土合町K邸、美沢町N邸等の車庫を取り込んだ建物も提案、実現ができるのです。


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水からの伝言(子供版)

2010-02-25 20:36:13 | 健康にイイ話
雪しか祭りのハイブ長岡会場に「しきしま福謙堂」のブースがあり、江本勝(えもと・まさる)さんの「水からの伝言」の子供版が置いてありました。
子供が読みやすいように小冊子にまとめています。(非売品)

もう十年も前になりますが、十日町市の当間高原リゾート・ベルナティオにて江本さんが講演会を行っていましたが、その後は「エモト・ピースプロジェクト」を設立後、世界で活躍されているようです。
この春には琵琶湖にてイベントがあるとか・・

当時の研究成果である「水からの伝言」は、水を凍らせた先端の部分を顕微鏡で見たところ、きれいな水はきれいな結晶で、汚れた水は崩れた結晶が出来ることから端を発し、色々な水の結晶で試したところ、音楽を聞かせたり、写真を見せたり、言葉を書いた紙を見せたりした場合でも、その結晶の出来方に違いが出ることを発見したのでした。



信濃川の水の結晶
上流はきれいな結晶ですが、下流に行くに連れ、
崩れた結晶となっています。
生活排水や汚染物質の影響でしょうか・・


森林から吸収された水が地下水になり、泉となって湧き出てくるまで25年もの歳月が掛かるといいますが、その地下水も汚染され始めています。

何らかの方法で不純物や汚染物質を取り除いたとしても、水の性質までは戻せません。

森林を整備し、活性化すれば、きれいな水が保てるのですが、こういった水の変化で見ると、同じ水でも汚染状況で水の性質がガラリと変わってしまう・・そんな映像を見ると、水を大切にしなければと思います。




「ありがとう」や「ばかやろう」の文字を見せた
水の結晶の違い


驚くべきは、水に文字を見せただけで、結晶が変わってしまうということ・・
体の70%以上が水で構成されている人体ならば、浴びせられる言葉や気持ちの持ち方によって、体の中の水も変化してしまうということになります。
子供を育てるときに愛でたり、激しく叱り付けたりした場合に、その言葉によって子供の体の水の性格も変化してしまう・・・

この話を道徳の時間に聞かせたという学校が問題になった事もあるようですが、やさしい言葉を投げかけたり、愛情を表現することは世の中の潤滑油でもあり、水を通さなくても、心で伝わるのではないかと思います。
「非科学的」とか「オカルト的」と言われても、心理カウンセラーや精神科医では「投げかける言葉」が人の心を動かす大きなファクターであることに変わりはありません。

「不思議」とか「神秘的」で終わるのではなく、自分はどう思うのか、どのように人と接するべきか・・どう生きていくのか・・

そういう事を考える良い機会になると思います。

(水の結晶の話を信じるか信じないかは、個人の自由です。高価な機材を用いてのカウンセリング等も行っており、その販売も問題視されています。科学的根拠に基づく再現実験を行うことで実証できれば人類にとって大きな躍進となるでしょう)

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雪しか祭り



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雪しか祭り(2)

2010-02-23 02:44:42 | にいがたの食
雪しか祭りの「ハイブ長岡」内の会場では、センターステージで催し物が行われている中、市内の「食」や「特産品」に関する業者が所狭しと軒を連ねていました。
「新潟ふるさと村」のような感じで、市内の特産品を網羅する豪華な会場となっています。



似顔絵コーナー
大手通のイベントでも常連になっていて、予約でいっぱい。
似顔絵を描いてもらうのに何人待ちという人気のコーナーです。



しきしま福謙堂(刈羽村)のブース
健康食?江本勝(えもと・まさる)さんの本が置いてありました。
「水」や「波動」に関しての店らしい。

「水からの伝言」はこちら・・・




新潟チップス
コンビニやスーパーでもおなじみです。
新潟土産にもいいかも・・


小国の「ぎんなんアイス」
市内の至る所から出店してます


越後もちぶた
串焼きは一本500円。
塩コショーはシンプルな味で美味しかったです。


刃物の店も出店。与板?


小さなノコギリもありました。
クラフト用でしょうか・・


屋根融雪も負けずに出店。
今年は雪が多くて、導入の検討もあるのかも・・
灯油のボイラー+不凍液の循環タイプです。


こちらの融雪は電気タイプです。
複雑な設備が要らないシンプルタイプです。
「通路融雪」等、スポット的に用いるらしい・・


こういったイベントが、毎月あれば、長岡の特産品が市民にアピールできる絶好の機会になると思います。
地元の物を地元で消費する「地産地消」が進めば、地元の一次産業も活気づき、元気も出るような気がします。
「食の安全」を考え直したり、「トレーサビリティー」や「フードマイレージ」の概念まで行けばいいのですが・・


雪しかまつり(1)へ・・



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雪しか祭り(1)

2010-02-22 19:48:43 | 日々雑感


先週までの雪模様の天候からガラッと一新・・今週は晴れて暖かい日が続くとのこと。
ようやく春も近づいてきたようです。
立春を過ぎると、日の入りが早かった冬至の時期に比べて、夕方5時でも明るく感じるようになりました。
日中の陽も暖かく、雪も融けだしています。

先日は、千秋が原ふるさとの杜にて「雪しか祭り」が開催され、1日目は悪天候でしたが、二日目の昨日は天気も良く、訪れる観客でごったがえしていました。
駐車場も満杯で、道路は渋滞となり、大盛況といったところ・・



大手大橋より長生橋を望む。
久しぶりの晴れの心地好い一日となりました。
信濃川も水面が輝いて見えます。




ハイブ長岡から「雪しか会場」
「雪しか」とは降り積もった雪を山盛りにして、
夏場まで氷を保存した言わば大きな冷蔵庫で、
「雪ニオ」「雪シカ」と呼ばれていました。


長岡の草生津に、雪を長期保存するために、大きく盛られた雪の上にコモ(わらを編んだムシロ)を被せて保温し、夏場に氷を販売した「雪シカ」・「雪ニオ」が作られていたそうで、今でも、草生津の長生橋東詰近辺では、「氷屋」が軒を連ね、当時の名残がうかがえます。



雪シカの正面(前出の写真は裏側)は、滑り台となっています。
ゴムタイヤのチューブに乗って子供たちが滑り降りて楽しんでいます。




今年の干支のトラが「愛」の兜をかぶった雪像。


何年か前までは、「100だるまコンテスト」が開催され、沢山のチームが雪だるまを競っていたのですが、震災後は小雪の影響もあり、イベントが消滅してしまっています。(再開するといいかもね・・)



川口の道の駅「あぐりの里」も出店していました。




川口ヤナバ名物アユの塩焼き。




山古志牛の串焼きも出ています
500円は高い?安い?


長岡市と近隣の市町村が合併し、新しい長岡市として生まれ変わったわけですが、同時に面積も拡大し、各市町村の特産品を目にする機会が増えています。
新しく加わった「旧川口町」も長岡市の仲間入りです。
中越地震にて被災した市町村の大半が長岡市となり、「被災都市」となってしまいましたが、震災に負けずに地元の特産品をアピールする場を積極的に設けて、地域が活性化すればと願っています・・・・

そういった面で、「雪しか祭り」は単なる「雪祭り」ではなく、市民が地域を再認識するイベントとしては最高の場だと思います。


つづく・・



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イメージボード

2010-02-20 01:14:54 | 作品集
長岡市街の飲食店改装ののカウンターのイメージ


建物を設計する際に、「イメージボード」を描くことがあります。
そこに住む人や建物を思い描いていくと、インスピレーションが沸いてきます。

宮崎 駿監督がアニメの作品を作る前に、「イメージボード」を作成し、それを元に絵コンテを描いていくそうです。私も設計に入る前は、こういった絵で表現することで家やそこで暮らす人々をイメージし、そこから空間や木組みを考えていく・・

お客さんも、図面やパースよりも、イメージが膨らむそうです。



旧吉田町T邸のコンセプトアート




浅野美容室のイメージボード




タンカリフトのイメージ
中島町H邸でのアイディアを絵にしたものです。




土合町K邸の円形出窓の木組みイメージ




薪ストーブのある吹き抜けのイメージボード




長岡地域森林組合のモデル住宅のイメージボード





東中学校の校舎建替え検討会の際に
描いた校舎断面の「イメージボード」
教育委員会から貸してもらいたいと問い合わせが来ました。











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日赤町 K邸 高床住宅

2010-02-17 19:49:39 | 作品集
長岡市街地にある高床住宅です。
木造3階建て建築物として構造計算を行いました。


2003年に竣工した木造3階建て建築物で、1階が鉄筋コンクリート造の「雪国の高床住宅」です。
当時、高床住宅の耐震性が懸念されており、構造計算を本格的に行って鉄筋量、梁、柱の大きさを割り出しました。
新潟県中越地震、中越沖地震共に、被害は殆どありませんでした。


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関連記事

雪国の高床住宅

混構造建築物について・・




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作品集

2010-02-13 01:53:58 | 作品集

我が藤川建設は創業以来、多くの良いお客様に恵まれ、
良い家を造らせていただきました。

我々社員一同も、お客様に快適に末永く生活していただくための
家造りに努力してまいりました。

これからもお客様の生活スタイルに会わせた
住まいづくりをお手伝いできるように

今までのノウハウを活かし、様々な工夫や制度を取り入れて
誠心誠意、努めさせて頂きます


目次


 2009年



宮本町 M邸


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蓮潟町 T邸


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 2008年



中島町 H邸


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見附市 K邸


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 2007年



本町 K邸


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悠久町 M邸


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深沢町 W邸


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 2006年



旧栄町 T邸


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土合町 K邸


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中之島 浅野美容室


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 2005年



長岡市末広 K邸


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長岡市中沢町 A邸


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長岡市草生津町 W邸


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長岡市柳原町 塩乃谷様


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 2004年




小千谷市M邸


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乙吉町S邸


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見附市今町M邸改装


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 2003年


日赤町K邸


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乙吉町T邸


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新組町K邸


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 2002年



旧吉田町T邸


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見附市今町T邸


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長岡市O邸

それまでのプレカット仕様から刻みに戻した記念すべき第1号
35坪でも県産杉材がふんだんに使われています。

詳細はこちら



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塩乃谷鮮魚店

2010-02-13 01:28:10 | 作品集
長岡市街地にある、木造3階建て(1階鉄骨造)の特殊建築物(準耐火木造)です。
木造を活かした宴会場は、震災以後再建した「塩乃谷鮮魚店」の顔となっています。特に、奥の「木組みの間」は伝統構法の丸太の魅力を存分に発揮し、予約がいっぱいという人気の部屋となっています。




差鴨居と大黒柱
伝統木組みを魅せています




坪庭「集い」


詳しくはこちらへ・・

案内図

〒940-0072 新潟県長岡市柳原町4-13
TEL 0120-02-1297




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越後にいきる家をつくる会

2010-02-11 04:11:55 | 山の木の話(越後杉)
「越後にいきる家をつくる会」の三つの柱
柱の1. 新潟県産木材を骨組みに80%以上使う
柱の2. 百年生きてきた木は百年活かす
柱の3. 住まいは木組み 人は心組み
(職人衆と住まい手の新しいネットワークづくり)




越後にいきる家 認定2号 吉田町T邸







「越後にいきる家をつくる会」は今年で10周年を迎えます。

「地元の山の木を使いたい」


そう願って、新潟県内の森林組合、素材生産業、材木店、設計士、工務店が集まり試行錯誤を重ねて、県産材流通の道を切り開いてきたパイオニアとして全国でも注目を浴び始めています。

「越後にいきる家」の認定制度や構造の勉強会、伝統構法の検討を行い技術を高めていく努力をしながら、構造見学会、森の体験ツアーや講演会、木工教室など、さまざまな山の木の振興イベント等を行ってきました。

これからも、新潟県産材を使って、地元に根付いた「越後にいきる家」を追い求め、つくり続けていきたいところです。


 越後にいきる家をつくる会の概要


   会の紹介
   越後にいきる家をつくる会の活動趣旨

   県産材の特徴
   雪国育ちの杉材は・・

   地元の山の木を使った家づくり
   「越後にいきる家をつくる会」の家づくりの方法

   越後にいきる家 認定2号
   「越後にいきる家」認定制度


 これまでのイベント


   豊栄 いぬかい医院
   木で作った病院例

   協同組合まつり
   2009年10月 産業振興センターにて

     協同組合まつり 準備

   森はいのち 講演会
   2009年3月 宮脇 昭先生の講演会

    森はいのち 越後にいきるセミナー

   越後にいきる家 見学会
   各地の見学会を行っています

   増田先生 講習会
   木造建築の講習会

   さくらさくらんぼ保育園
   増田先生の建物 関東見学会



 越後にいきるメニュー


   山林からのメッセージ
   山の木の現状

   大工 ~伝統技術について
   100年育った木を100年使うには・・


   杜の資料室
   山の木の情報あれこれ・・

   リンク
   活動に賛同して頂いている団体等

   お問い合わせフォーム
   お待ちしております


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新潟県産材の特徴

2010-02-11 04:07:36 | 山の木の話(越後杉)
雪国育ちの県産材の特徴です



1.気候風土に地場産材が合っている。

2.雪国育ちで、目がしまっている。

3.その山、その山で特徴のある様々な色の木がある。

4.原木の曲がりを利用した技法が使える。
(寺社の屋根の曲線的な破風板や小屋組みなど)

5.雪国育ちの強さがある。






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越後にいきる家をつくる会 紹介

2010-02-11 04:00:42 | 伝統構法について
山の幸、水が育む幸、そして木々の恵み。
木造りの家々は「近くの山の木」という
地球資源を活用して建てられてきました。







 もともと日本の住まいは、地元の職人が地元の木材を使って伝統的な工法で家造りをしていました。地元の木材を使用することで、山林が更新され、それによって川下の都市環境も守られていたのです。
しかし、安い外材と新しい工法に押されてこのサイクルは壊れ、日本の林業は衰退の一途をたどり、山林は荒れはてています。
 私たちの住むこの新潟も例外ではなく、山林は瀕死の状態にあります。

 「越後にいきる家をつくる会」は、この越後新潟で育まれた丈夫な県産材を活用した「地域共生の家造り」をすることで、林業に元気を取り戻し、山林を育て、ひいては都市環境の保全に役立つ事を目的としています。

本来、家造りは地場産業であり、かつて家を建てるときは地元の山林から木を伐り出し、町はずれの製材所で木材に挽き、顔見知りの職人が建て上げるのが普通でした。そこには、顔の見える関係と意思の通い合いがあり、建主も少なからず山や木材、職人の技に対する知識を持っていました。それが、山林や職人の技を守る事にもつながっていたのです。

しかし、現在は、キッチンやサッシのメーカーは知っていても、柱や梁、床の木材の種類やどこで生産された物かを知る建主はありません。その結果、健康に好ましくない建材さえ見逃され身近に使用されているケースがあるのです。顔の見える家造りをすすめる背景には、こうした状況があります。
林業や製材を知ることで、都市環境に自然の恵みをもたらす山や木を知ってもらう。そのためには、建主に実際に使う木と対面してもらい、そして山の作業も体験してもらいたいと考えています。

また、建築家や工務店と膝を突き合わせて話し合うことで、在来工法の技や建材について知識を得ながら、それぞれの暮らしに合った住まい、自然の素材による健康的住まいの実現をはかってもらいたいと考えています。
顔の見える家造りは、家を建てる人々にとって、木を知る人、技を知る人、家を知る人と共に、本当に納得のいく『我が家』が実現できるという理想的な家造り方法でもあります。

越後にいきる家をつくる会」はハウスメーカーとは全く異なった存在です。私達はこれをひとつの運動と考えています。つまり「川上」と「川下」を結び、家を造ることで、越後新潟の林業の再生をはかり、都市の環境を守るという運動です。そのために、林業家、製材所、工務店、設計事務所などの協力を得て組織作りをする一方、ユーザーに呼びかけ共同者を組織化してその拡大をはかり、越後新潟の木で「地域共生住宅」を少しでも多く造ることを目的としていきます。


越後にいきる家をつくる会へ・・・
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斗供(ときょう)

2010-02-10 18:59:08 | 伝統構法について
社寺建築に用いられる技法です。
軒下の代表格として小屋組みから柱へ荷重を伝える部分で、「肘木」(ひじき)と「枡」(ます)を無数に組み合わせることで、柱の外側、内側へと天秤のようにせり出していきます。





斗共の美しい五重塔の軒下。


柱から斗供組の「三手先」(みてさき)を経て、外側へせり出した軒桁に化粧垂木を並べています。隅木や跳木(はねぎ)が斜めに延びていくので、複雑に絡み合って小屋組みを形成するので、全体で丈夫な構造となります。
一番長い部材は軒桁で6mくらい、次に隅木、跳木(はねぎ)で、後は細かい部材を組み合わせているだけなので、高所への運搬は比較的容易に済みます。


斗共の組み方


柱の上に「大斗」(だいと)を乗せ、
その上に十字に組み合わせた肘木(ひじき)、
さらに「枡」(ます)を乗せていきます。


一個一個の部材が小さくても済むので、枝や端材を無駄なく使えます。
また、各パーツを他の職人に作らせ、単純作業にして人数を増やせば大規模な建物でも工期の短縮も狙えます。
高い場所へ上げるのも、小さく軽ければ楽です。
山奥の建物の場合、その場で木を切り倒して、麓へ運搬しなくても現地で加工、取り付けが出来るので、便利な方法でもあります。



斗供の組み手に跳木や桁を入れることで、
小屋組みが一体となります。
一見複雑に見えますが、基本は「枡」と「肘木」の
組み合わせの応用です。




山奥の五重塔の場合は、その場で切り倒した木を
その場で組んだほうが合理的です。



伝統構法の特徴へ・・
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古木の年代測定終了

2010-02-10 14:25:32 | 山の木の話(越後杉)
昨年の冬に長岡市街地の再開発地区にて7mの深度から出土したカツラの「化石」に関する年代測定の結果がようやく終わり、結果報告の通知が来ました。

 年代測定の結果報告メール


藤川さんご所有のカツラ材の炭素14年代測定(AMS法)結果は以下のとおりです。

●炭素14放射年代値:2075±30(西暦1950年を基準年とする放射年代値です。実際の年代とはかなりかけ離れていると一般に考えられています)
●暦年代較正値:95.4%の確率の範囲として紀元前195~紀元前1。68.2%の確率の範囲として紀元前160から紀元前130および紀元前120~紀元前45(暦年代較正値は実年代にかなり近いと考えられています。68.2%の方がふたつに分かれているのは、確率分布曲線に大きな山がふたつあるからです)。

 2000年前の桂の木


結果報告によると桂の木は2000年前(紀元前1~195年)とのことでした。年輪を見てみると200年近い大木で、カツラは水気のある谷や沢に生える樹なので、山に生えていた大木が、長岡中心地まで一気に流され、さらに樹皮等が腐る前に土砂が堆積して、長年埋まって化石化したような感じが見受けられます。

江戸時代、長岡城が築かれた時よりも、さらに昔の出来事です。
城の基礎杭や城の外堀が掘られる工事にかからなかったくらい深い場所なので(外堀でもせいぜい2~3m掘る程度?)保存状態も良かったのでしょう・・

今回、再開発のマンション等が建てられることになり、基礎工事で丁度7mまで掘削することになったため、出土したことになり、大発見という所です。

注目すべきは、この一本だけではなく、多数の丸太が同じ地層から出ていて、すべてが同時期に埋まった形跡があります。
2000年前ごろに、この地で大規模な地滑りがあり、山から多数の樹が流され、埋まっていったという現象があった・・・

その地滑りの原因が何かは、分かりませんが、5年前の7・13水害や中越地震の規模を遥かに凌ぐスケールの天変地異があったということを示しています。


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化石 大割り

縄文の古木 年代測定&ムシの跡

長岡市街地 古木埋没



 新潟県中越沖地震によって発見された出雲崎町沖の海底古木 新潟日報2008/7/8


妙高山が起源の縄文古木発見
 昨年7月に起きた中越沖地震で、震源地に近い出雲崎沖の海底約75―100メートルで大量に見つかった縄文時代の古木は、妙高山(2454メートル、妙高市)の噴火を起源とする可能性が極めて高いことが7日までに、中田誠・新大大学院自然科学研究科准教授と卜部厚志・新大災害復興科学センター准教授の共同研究で分かった。古木に付着していた火山灰と、妙高山の火山灰の成分が一致した。 同一だったのは、噴火後、急激に冷えることでできる火山ガラスと、鉱物・角閃(せん)石の化学組成。中田准教授が樹種鑑定用に保管していた約100個体のうち、3個体に付着していた火山灰から検出された。 古木の表面に硫黄が噴き出ていたことに気づいた中田准教授が、卜部准教授に調査を依頼。卜部准教授が、地層から採取した妙高山の火山灰と照合した結果、分かった。 鉱物は火山灰の特徴を表すことで知られる。卜部准教授によると、本県近辺で火山灰に角閃石を含むのは妙高山と、阿賀野川上流で福島県会津地方の沼沢湖(カルデラ湖)などから成る沼沢火山しかないという。 樹種は分かっていないが、火山灰が付着していた3個体はそれぞれ約2300年前、約3300年前、約 4900年前と推定される。ただ、日本海は南から北へ流れる対馬海流のため、阿賀野川から出雲崎沖に流れ出た可能性は極めて低い。 一方、妙高山では 5000年前と7000年ほど前に噴火による大火砕流が発生。これ以外にも、噴火が原因ともいわれる約3000年前の山の崩壊など、大小幾つもの自然現象が繰り返し起きている。 中田准教授によると、古木はトチノキやヤチダモなど、標高200―1500メートルくらいの渓谷や河川の周辺に生育していたものが多い。年代は約2300年前から約8650年前とされていたが、最近になって1個体が5万2000年以上前の氷河期時代であることが分かったという。 両准教授は「妙高山の火砕流やその後の土石流などによって、森林が崩壊して堆積。その堆積物が、度重なる自然現象で巻き込まれた関川流域の樹木や堆積物とともに、(上越市の河口から)日本海に押し流されていった可能性が高い」と指摘。今後、関川の下流域を調べ、裏付けを進めたい考えだ。




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TOTOウォシュレット一体型便器GG

2010-02-08 20:44:14 | リフォーム奮闘記
 ウォシュレット一体便器GGの説明会


先日、TOTOの新製品の説明会へ行って来ました。
この春、発売するウォシュレット一体型便器GGは、現存する「ハイブリッド・ネオレストAH、RH」よりも価格を抑えたモデルで、タンクが小さく、1回の使用量がハイブリッド型ネオレストと同様4.8リットルで済みます(「小」で3.8リットル)。

独自のツイン・トルネードによる節水しても洗い性能はそのままという技術開発によって4.8リットルをクリアしたとのこと・・
タンク付きでも、そのシルエットはタンクレスのようにシンプルで、ネオレストのような形状をしています。
価格を抑えるために随所に努力の跡が見受けられます。



商品説明に熱が入ります。




デモ器により、実際に流して説明
ネオレストのようなデザインです



 ネオレストとは・・


ネオレストは、タンク無しの水道直結式のウォシュレット一体便器です。すっきりとしたトイレの狭い空間を感じさせないデザインになっています。
水道直結のため、水量が確保できなければ設置できず、古い水道管の家(メーターが13ミリ)や3階建ての住宅での使用が難しかったのですが、補助的なタンクを併用する「ハイブリッド型」が登場し、困難な場所でも設置可能になりました。一回の水の使用量が4.8リットルと節水型便器として、TOTO最高の便器となっています。



ネオレストRH
やわらかい曲線を活かしたデザインです。




RHのフタを上げると、こんな感じ。




AHはガバっとフタが開きます。


 節水することでCO2の排出量を削減


「節水」するということは、水道代を節約するとともに、水道使用を減らして、ライフライン上の負荷を軽減することになります。
20年前は一回の使用量が20リットルだったのに対し、4.8リットルなので、1/4以下になっています。
浄水施設の負荷を軽減していることになり、水道管で水を送るためのポンプ等のエネルギーも少なくて済みます。(水1000リットルで0.59kgのCO2の削減)



TOTOエコチャンネルより・・・



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雪とうろう

2010-02-05 19:23:46 | 日々雑感
関原地区において恒例の
「雪とうろう」が開催されます


 本日の天気


昨日に引き続き、下越地方を中心とした大雪が続いています。新潟市内では積雪が50センチにも達して、除雪の間に合わない道路では渋滞が続いているようです。
今シーズンの雪は、下越地方に大雪を降らせる傾向があるようです。

長岡は殆ど積雪も無く、山間部へと雪雲が移動しているようですが、今後の気象に注意が必要です。(上空3000mに-36℃や-40℃の今年最大級の寒気が入ってきているそうです)

温暖化と共に、雪の降る帯域が北上しているのではあるまいか???

CO2を25%削減するために・・・


 イベント情報


関原地区において恒例の「雪とうろう」が開催されます。

   日時  2月13日(土) 午後6:00~
   場所  神明神社

毎年、雪の心配がされていましたが、今年は十分な積雪があり、灯篭の作成も容易でしょう。
バケツに雪を詰めて、逆さにして押し出して、灯篭部分に穴を開けて作っているとか・・
たくさんの灯篭の明かりが雪原に照らされる感じが思い描かれ、楽しみな催しでもあります。


神明神社





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