べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

墨付け

2008-02-22 18:04:41 | 見附市 K邸(越後杉)


本日も晴れました。
また、明日から雪の模様です。
でも、工場はこの雪でいっぱいになっています。
除雪するのが大変です。

明日から、社員旅行で「飛騨・高山」へ研修に行きます。
松本城、高山市街、白川郷の伝統木組みを見学しようと思っています。
その報告は後日ということで・・

中島町H邸はこの天候を利用して、外部の羽目板貼りが始まっています。
工場にて、次の見附・K邸の墨付けを始めています。

写真は、その様子。
40坪のシンプルな家です。
一応、伝統木組みの墨付けで、手前は小根柄長ホゾ・シャチ栓止めのメス側。
5寸の通し柱に差さる部分です。
今回の通し柱は12本。
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完成写真

2008-02-20 14:29:31 | 悠久町M邸 木組みの震災復興住宅


久しぶりの晴れ間が広がっています。
昨日までの積雪は70センチ(圧雪)になっています。
また、明日からも冬型が強まるとのこと・・
まだ2月ですから・・

悠久町M邸の完成写真をプロのカメラマンに撮っておいてもらいました。
もうすぐお客さんも荷物を運ぼうというところです。
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中島H邸 浴室廻り 打ち合わせ

2008-02-13 11:05:05 | 長岡市中島 バリアフリー住宅(越後杉)


昨日の午後から吹雪となり、積雪はあまりないものの、気温が低く、時折晴れ間は見えても、また強風と吹雪となる荒れ模様の天気です。

雪が降ると気温は比較的暖かいのですが、雪が降らないとかえって気温が低く、凍結してしまいます。
今年は、降雪量が少なく、凍結が多い傾向があります。

夕方3時頃でも気温が上がらず、道路では路面が凍結し、事故が多発しています。
なるべく、夕方の運転は控えたほうがよいでしょう。



中島H邸では、わずかな晴れ間を見ては外部。荒れていれば内部という冬場特有の作業形態を余儀なくされています。
思うように工事は進まないのですが、かえって木材には乾燥するのに十分な期間といえるでしょう。
まだ構造材むき出しの状態で、造作までは手をつけません。

この状態で、リハビリ等の先生方と浴室周りのリフトや浴槽の位置を打ち合わせをしました。
塞ぎ始めると、配管等の移動が困難になるので、位置をしっかりチェックしてからの施工とします。

浴室は、土間を打たず、合板で仮の床を貼り、浴槽も型を起して原寸模型をつくりました。
リフトも医療器具屋さんにデモ機を持ってきてもらい、仮に設置。シャワーキャリーもデモで持参してもらい、実際の様子を見てもらいました。

図面上だと、実際の感覚が分らず、思わぬところに欠点が見受けられる。
設置してしまうと、もう動かせないので、ここは念入りに打ち合わせをしました。

特に、洗い場の大きさやリフトと浴槽の位置は重要な事項だと思います。


「バリアフリーを考える」へ・・
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中島H邸 円形出窓

2008-02-08 13:20:39 | 長岡市中島 バリアフリー住宅(越後杉)


朝は、雪模様でしたが、日中は晴れ間が広がっています。
悠久町M邸では、まだ引越しをしていないので、完成写真をプロから撮影してもらいました。

中島H邸は、晴れれば外部、天候が悪化したら内部というように、冬仕事特有の工程で進めています。
写真は、円形出窓ですが、1階から見上げている感じです。
このアングルは2階床を張ってしまうと、見えなくなってしまいます。

構造がむき出しの現在の状態ならではの風景です。

荒床には、杉構造用合板24㎜を張ります。
地元の杉を材料にした県産杉合板は強度的に厚くしないともたないため、
12㎜ではなく、倍の24㎜厚にしています。
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樹氷

2008-02-06 19:16:30 | 長岡の紹介


写真は、朝の工場。
夜の寒さで樹氷がついた、桜の木です。
なんとも言えない美しさゆえ、つい撮ってしまった1枚。

本日は、雪の予報だったのですが、午後から晴れて日が差しました。
こういう晴れ間を利用して、工場の除雪をすすめ、この春から建てる見附市K邸の材料を志田材木店へ引き取りに行くことを決意。

志田さんへは、先月の晴れ間をぬって村松のマルユーから天然乾燥材を搬入していました。
あれから、まとまった晴れ間がなかったため、取りに行けませんでした。
(2月だから当たり前か・・)

いよいよ、墨付けがはじまります。

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悠久町M邸 床ワックス塗り

2008-02-04 13:39:20 | 悠久町M邸 木組みの震災復興住宅


本日は、曇ベースのようです。
最近は、雪が降っても、あまり積もらず、逆に曇って気温が低くなる傾向があります。
路面が凍結し、事故につながるケースもあるので、夕方は要注意です。

悠久町M邸では、床の仕上げに天然ワックスを塗りこむ作業がすすんでいます。
杉フロアーにカキシブを塗って、適度に赤みがついてきました。
構造材や羽目板等も、焼けて落ち着いた色になってきた。

このワックスはオスモワックスで浸透性で、少量をウエスに染み込ませ、なすりつけるように塗っていきます。

作業は力が要り、根気を要するので、塗装屋さんや掃除屋さんは嫌がる素材なので、大工がやることにしています。

お客さんも、
「これなら手間がかかるはずだ」
と、納得していますが・・

大変です。でも仕上がりは落ち着いたいい色になっています。
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「住宅分野への地域材供給支援事業」研修会

2008-02-02 10:19:51 | 山の木の話(越後杉)
昨日、県の林政課主催の研修に行って来ました。
150人くらい、大勢の人が研修に来られていた。
県産材に興味がある、実際に使っている、では流通させるにはどうするか?

「高品質木材住宅における乾燥材の重要性」
講師:長野県林業総合センター木材部 吉田先生
  内容:木材を十分乾燥させないと、クレームのもとである。
     人工乾燥、天然乾燥の強度差はない。
     天然乾燥は8ヶ月以上乾燥させる必要がある。
      等・・


「地域の特徴を活かした住宅づくりと地域ネットワークづくりのポイント」
講師:空間工作所 小須田先生
  内容:地域の特性を活かした商品づくりが重要
     中小企業がネットワークをつくる
     元気のいいネットワークは、独自の商品がある
     女性の側からの意見が大切
      等・・

でした。
そして、一緒に「越後に生きる家をつくる会」で活動している設計士のかたから、こんなメールが届きました。

こんばんは。
今日は大変お疲れさまでした!
いろいろな会合があり、本当に大変ですね。

さて、今日の後半の講演は、何だか内容がいまいちでしたね。
本当は、後半の内容に期待して参加したのですが、
前半の講演の方が、結果的にはためになりました。
ところで、藤川さんのところでは、
材木は、天然乾燥材でしたっけ?
今日の話を聞いて、天乾の限界というのをちょっと感じてしまいましたが、
藤川さんは如何でしたか?
また、内装材の隙間については、
これまでは、お客さんに納得しては頂いておりますが、
「クレーム」という言葉を聞き、「張りなおした」との話を聞くと、
今後は注意が必要だと強く感じました。





そして、次なる返事を返しました。


先日はお疲れ様でした。

私としては、後半のほうがためになった。
今後の「生きる会」の方向性として、

1.ネットワークの強化(会員内、顧客内)
2.共同購入による設備機器等の単価の交渉
3.地元ならではの商品開発(木組、それ以下のランクの標準)
4.役所からの御墨付(優良杉住宅供給団体の認定)

等があげられます。
外観として、今までのOB客からベスト10とかとってもよさそうです。
いろいろなデータがとれそうです。

乾燥材に関しては「クレーム」というのが問題だと思います。
無垢材を使用している以上、割れやひびはどうしても入る。
人工乾燥だからヒビガは入らないとは言い切れないので、あらかじめ収縮することを納得していただくお客さんで無いと危険です。
よほどひどいときは対応しなければならないでしょう。
その、線をどこで引くかです。
お客さんとの小まめな打ち合わせ、確認が必要となってくるでしょう。


私としては、山林ボランの尾形さんに久しぶりに会えたのが一番の収穫でした。

林政課の土田さんに、
「新潟市で需要を伸ばさなければならない」
「なぜ、山の杉を使うのか共通意識、目的を持たなければならない」
と、尾形さんと一緒になって要望してきました。

今後は、山林ボランティアの方々と密接に展開していくことを願っています。

なぜ、山の杉を使うのか・・
上流の恩恵を受け続けてきている下流側(街)が、
川上側が危機的状況の中、何かできないか模索した上での結論として、
山の木を流通させることで、川上側が経済的に潤い、雇用確保、整備が進む。
その効果として地域環境、地域経済に貢献できる。

というねらいを生産者、加工者、消費者が共通認識をもつことです。

「杉を使うメリットがあるのか?」
と尋ねられたときに、「何も無い」と答える工務店の方がいました。
まだまだ、その程度なのです。仕事として他の住宅に差をつけたいだけ。

杉を使うその根本にはこういうことがあるということを、知らない。
これは、県職の方々も同じです。
だから「クレーム」が問題になり、危なくて使えなくなるのでしょう。

「なぜ、杉を使うのか」
その根本が根付かなければならないと、再認識しました。
突破口としては、尾形さんのような団体と力を合わせていかなければならない。
当面は、県と力を合わせて、新潟市に働きかけることが重要だと思います。


藤川建設 藤川





「何故、杉を使うのか」
それを一般の人に浸透させたい。私の切なる願いです。


山の木の話へ・・
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栄町 T邸 伝統補強

2008-02-01 09:07:38 | 旧栄町 T邸(越後杉)


昨晩からの雪が積もり、長岡市では20センチくらいの積雪量となりました。

今年は、断続的に雪が降るので、あまり積もってはいません。
このまま、雪下ろしの無い冬となってくれればよいのですが・・

先日、栄町T邸の構造補強(修正)工事を行いました。
差鴨居と脇にかませた柱との間に15ミリほどの隙間ができていたのです。
引渡しから1年近くが経とうとしていますが、その間、柏崎沖地震があり、その影響かとお客さんも心配しておられましたが、実際には、木が狂ったというものです。

9尺(2.7m)の間が、「頭押え」も無い部分で、差し鴨居自体が反ることで、真ん中あたりが一番空いて、このような状態となっています。
反りが逆側になるように、木をもってくればよかったのでしょうが、なかなか読めないのが山の木です。

これにジャッキをかけて修正し、つっぱりを逆側の差鴨居からとり、さらに写真のように井桁格子状に組んだ角材で、壁剛性を確保しました。
(はじめから、こうしていれば、地震にも強かったのだろうけれど・・)

ここは、下屋に設けた明り取りで暗い廊下を照らす場所なので、井桁格子状にすることで明かりも確保します。
これは、前に、岡山の田原設計さんの講習でお招きしたときに教えて頂いた方法です。

伝統的な方法で補強する。

実際に、壁全てをこれでやって、筋違い無しで家の中に壁を作らず、明かりが取り入れられた家に携わったことがあるとのことです。
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