べんりや日記

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木造トラスの設計

2016-12-17 23:55:25 | 越後杉 家づくり
木造トラスの設計をしています


10mを超す大スパンの平面計画があり、木造トラスの提案をしています。
通常の木造小屋は、3間スパン(6m)までは飛ばせますが、それ以上になると構造からの検討を行う必要があります。
和小屋にして集成材を用いた梁にするか、洋小屋にするかです。

洋小屋は、限られた断面の木材を組み合わせた「トラス」となりますが、日本ではなかなか採用されません。
断面は小さくなり、経済的なのですが、加工に手間がかかるのが難点なのです。

昔は学校の体育館など、大スパンを飛ばすために木造トラスが採用されてきたのですが、最近は鉄骨造となり、木造技術が無くなってきています。
今回は、あえて、この木造トラスに挑戦しようといったところ・・


トラスの外観
10mスパンを飛ばすためのトラスの全景です。
おおよそのサイズを掴んでおきます。










トラスの各部分の納まり
どうせやるなら、金物だらけにしないで木を組んだ方法を使いたい。
各部材からどんな力が働き、それに対応するにはどういう仕口にしなければならないか・・色々悩みます



トラス両端部の納まり
圧縮材である「陸梁(ろくばり)」と引張材との繋がり方が重要
 
 

棟束の納まり
両側から圧縮材が突いてくるので、それを受け止める仕口です
 
 

中央下部の納まり
 


こうやって、細部の納まりを決めながら、全体の組み方を煮詰めて行く作業が続きます。




   株式会社 藤川建設は・・・

  長岡市で注文住宅を手掛けています

  越後杉で家づくりをしています。







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ペット・ドアの取り付け工事

2016-12-16 17:18:00 | リフォーム奮闘記
ペット専用のドアユニットを取り付けました


「猫用の出入り口を設けたい」

というお客さんの要望があり、壁に穴を開けたらどうか・・と色々と考えられたそうですが、ペット用のドアユニットがあり、手軽に取り付けが可能と言う事で、今回、設置する事となりました。




工事前

引違サッシの隙間


この隙間から猫が出入りしています



猫が屋内から屋外へ、常時サッシを開閉して出入りが自由になっているため、戸締りをせず、施錠も出来ないので、防犯上良くない・・
という事で、今回のペットドア・ユニットを既存の引違サッシに取り付けることで問題を解決しました。



工事後

外観


内観


ペット用の出入り口


仕切りを入れると完全に塞げます


既存のサッシ用の鍵



引違サッシの端にペット用ドアのユニットを取り付ける為、その分人間が出入りする幅が狭くなってしまうのが難点ですが、外部に猫を出したい場合は、施錠も出来て有効な方法だと思われます。
ペットを飼うご家庭が多くなっているので、こういったアイテムが普及して行くのでしょう。




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雨戸の戸袋貼り替え

2016-12-15 15:53:03 | リフォーム奮闘記
アルミ製雨戸の戸袋の交換工事を行いました



「サッシの戸袋が錆びているので交換して欲しい」
 
築20年以上も経つと、メーカーも交換部品の在庫が無いため、対応が不可能と宣言されてしまいました。
メーカーは簡単に言いますが工務店としては、戸袋ごと交換しようなどと提案できるわけもない。
まるごと交換するには外壁が絡んでいるので、工事も思っている以上に深刻になってしまう・・・

という事で、戸袋の鉄板をこちらで貼り替えをする事にしました。
それには、戸袋を分解して構造を知る必要があります。

やってしまったら、引き返せない・・・




戸袋の鉄板部分が錆びてしまっています

 
工場に持ってきた戸袋

 
とりあえず分解

 
構造が分かったところで、板金屋さんを呼びます

 
裏側にして、板金を貼っていきます

 
完成

 
取り付けます



やろうと思えば、案外できるものです。
改善策は、丸波鉄板が既製品の鉄板よりも少し厚めなので戸袋のボリュームが少し膨れてしまっている事・・
それでも使用には十分耐えうると判断しました。


常に新しい事にチャレンジする・・
私にとっては、新築でも改装でも同じなのです。




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木造カーポートの設計

2016-12-13 22:19:15 | 越後杉 家づくり
カーポートを木造で実現するための構造設計を行いました


最近はトラス架構等の特殊な設計計画を行っています。CLTという選択肢もありますが、軸組構造のバリエーション、形の面白さを追求するのも面白い。
また、通常ではアルミのカーポートになるのが多いのでしょうが、こういった木造によるカーポートも上手くやれば流通に乗るのでしょうか・・
内部空間を仕切って倉庫形式にしたり、用途はアルミよりも自由です。

また、雪国仕様なのが大前提なので、梁もそれなりにサイズが大きくなってしまうのが難点です。積雪1.5mは最低でも欲しい所です。



木造カーポートの構造フレーム




 
 
 
木造フレームに屋根を貼った状態




 
 
 
外壁を貼った場合

カーポートだけでなく、「倉庫」としての利用も可能となってきます。木造なので外壁下地を設けるにも容易です。





 
 
 
シャッターを閉めた状態









木造カーポート仕様
寸法 (巾)5500㎜×(奥行)5500㎜×(高さ)2800㎜
構造 木造
屋根 折半屋根
外壁 ガルバリウム鋼板+石膏ボード
積雪 1.5m
価格 200万円前後


参考事例

木組みで行うと、こんな感じになります

外観




足回りの状態・・打ち出しホゾを使い、土台を浮かせて水の侵入を防ぎます







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