何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

パーソナル・マーケティング

2009-12-06 20:42:18 | Book Reviews
「パーソナル・マーケティング どんな時代でも“選ばれ続ける人”になる39の法則 本田直之・著、ディスカヴァー、2009年11月20日

p.8 パーソナル・マーケティングでは、自分を商品としてとらえることで、「客観的に見た自分の強みは何か?」「それは誰の役に立つのか?」を第三者視点で判断することから始めます。そして、そこで決めた方向性にしたがい、適切な行動やアウトプットをしていくのです。

p.28 自分の進みたい方向を考えるとき、それが「人の役に立つことか?」「誰の役に立つのか?」を意識して行動している人は、周囲からも応援してもらえます。

p.59 ビジネスシーンでこれから求められるのは、間違いなく、社名とは関係なしに積み上げてきた実績やスキルです。そのためには、キャリアアップよりもプロフィールアップが重要なのです。

p.86 「その人にあって、自分にないものは何か?」「その人になくて、自分にあるものは何か?」

p.88 「強み」とは何でしょうか? 私はひとことで言って、「人に教えられることを持っている」ことだと考えます。「人に教えられること」とは、イコール「人が詳しく知りたいと思って聞いてくれること」です。

p.93 「強み」の反対に、「弱み」「弱点」というものがありますが、これは気にすることはありません。苦手なことを必死に直そうとしても時間がもったいないからです。それよりも長所を伸ばしていくほうが建設的といえます。
 ただし弱点を直す必要はありませんが、自分が目指して向かっていく方向に足りないものがあれば、それは埋めていく必要があります。

p.124 再現性のあるスキルになるということは、すなわち「人の役に立つ」ということです。それは、あなたのブランドになり、信用(クレディビリティ)につながります。
 二度とできないことを100個並べても、それでは自己満足にすぎません。再現性を伴うことで、あなたのスキルは初めて市場価値を持つのです。

p.127 あなたのノウハウや経験と、相手のニーズ、時代のトレンドをマッチさせることで、切り口が生まれます。それを深堀りして体系的にまとめれば、あなたの経験やノウハウはコンテンツに昇華するのです。

p.149 (独自性を出すには)「人より秀でていること」「人が興味を持ってくれること」を掛け合わせるのが基本です。

p.158 四角さんのように、自分は会社と対等な関係であるという気持ちになると、「私は自分の能力を提供しているんですよ」と考えられるようになります。
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儲かる会社のすごい裏わざ

2009-12-05 22:48:24 | Book Reviews
年棒5億円の社長が書いた 儲かる会社のすごい裏わざ」 平秀信・著、アスコム、2007年2月10日

p.52 洗濯機を売るには洗濯機を売るためのツボがあるのです。つまり、「毎日の面倒くさい選択が楽になるから、お客は高いお金を出す」というツボです。
 「安ければ売れるだろう」「お客と親しくなれば売れるだろう」「売り場レイアウト次第で売り上げは伸びる」・・・・・。

p.53 売る側にとっては当然と決めつけてしまっているなかに、お客は困っていることが多いのです。

p.55 安かったのはきっかけであって、最終の決め手にはならないということです。要するに、他社を圧倒する信頼関係をつくることです。
 どうすれば信頼関係をつくることができるのでしょうか? お客の不安を聞くことです。

p.58 「なんか、裏がありそう」
 真剣に説明すればするほど、お客にこのように思われることがあります。私たちが思う以上にお客というのは疑い深く、いつも反感を抱いているものです。

p.100 「おいしい牛乳」より「○○牧場の搾りたて牛乳。ひと口飲めばあなたのお口に広がるマイルドな味わい」とあれば、同じく後者のほうが売れます。お客というのは、頭のなかに具体的な映像が映し出されると購買に走ります。

p.130 売らなければという気持ちが強いほど、売れなくなります。なぜなら、商品の優れている点ばかりをゴリ押しすることになるからです。そして「おかしい、こんなにいい商品が売れないはずがない」と悩むわけです。

p.148 お客はいつでも裏を読んでいる。

p.224 ほとんどの人が二、三度の失敗にめげて実践をやめてしまいます。一方、成功をつかむ人は失敗の仕方が違います。小さく失敗するのです。
 成功の前提が失敗にあるとするなら、意図的に短期間で小さい失敗を数多く繰り返すのが最善の方法です。そうすると、成功するための兆候を素早くつかむことができるようになります。

p.240 圧倒的な業績を出している会社は、人から嫌われることを恐れていません。なぜなら、万人に好かれようと思えば短期間で目覚しい業績を上げることはできないからです。

p.248 「自分の命があと半年しかないとしたら、いったい自分は今、社会に対して何をするだろう?」この答えが、あなたのミッションです。
 この自分のなかに眠るパッション、それこそが業績を飛躍的にアップさせるミッションとなるのです。

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君と会えたから・・・・・・

2009-12-05 00:16:45 | Book Reviews
「君と会えたから・・・・・・」 喜多川泰・著、ディスカヴァー、2006年7月5日

p.68-9 自分の欲しいものとか行ってみたいところ、やってみたいことというのは、実は結果として手に入るものであって、それを目標にして、日々生きるためのものではない。
 本当に目標にしていかなきゃいけないのは、自分が他の人に何ができるか。

p.89-90 欲しいものを手にいれるためにお金を払っているのではない。それに携わった人に、『ありがとう』を届けているのだ。
 お金を儲けるということは、〈ありがとう〉を集めるということだ。

p.93 同じ時間働いても、『もっと人のためになる方法はないかな』『もっと喜んでもらえる方法はないかな』って、どんどん自分の仕事に工夫をしていくことになるの。

p.94 この日を境に、僕の考え方は大きく変わった。儲ける方法ではなく、『ありがとう』をもらう方法を考えるようになったのだ。

p.95 僕の将来の目標が、『たくさん儲けること』から『たくさんありがとうを言ってもらえる人になること』に変わった日だった。

p.104 いつでも心の中に煌々と明かりを灯していれば、お前の持っている心の傷や人と違う部分、目や口などから明かりが漏れて、とても素晴らしい魅力のある人間になれるんだよ

p.114 職業というのは夢を実現するための一つの手段であることを忘れてはいけないし、それがダメだからといってすべてがダメというわけではない。

p.125-6 昨日までできなかったことを理由に、自分は一生それができない人間だと決めつけてしまうの。昨日までできなかったという事実が、今日もできないという理由になんかならないの。人間は日々成長して変わっているんだから。



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「ライフワーク」で豊かに生きる

2009-12-03 22:42:15 | Book Reviews
『「ライフワーク」で豊かに生きる 幸せな小金持ち的“天職”の見つけ方 本田健・著、サンマーク文庫、2006年9月15日

p.30 私のメンター(人生の師、先生)は、リストラされた人に出会うと、心から「おめでとう」と言います。そばで聞いているこちらがびっくりしますが、その一言で、吹っ切れる人は多いようです。

p.38 まわりに自分を合わせるのをやめ、自分らしく生きようとすると、かならず人間関係のトラブルに見舞われます。あなたが変わろうとするとき、まわりの100%が応援してくれることはまずありません。
 多くの人が、もっとも恐れるのが変化です。その変化が大きければ大きいほど、怖いものです。

p.49 「ライフワークは、その人の心のあり方」であると私は思うのです。その人が大好きなことをやって、幸せでいる状態、それがライフワークです。そこには、他人の評価はありません。それがうまくできるかどうかということもまったく関係ないのです。社会の承認やそれでお金が儲かるかどうかも関係ありません。

p.76 ライフワークのご褒美に経済的なことを最後に持ってきたのには理由があります。それは、自分の大好きなことをやって幸せに成功した人は、あまりお金のことを考えないからです。

p.79 「人助け型仕事」にハマる人のなかには、自分には価値がないと感じていて、人助けをすることによって、自己重要感を満たそうとする人がいます。そういうメンタリティにハマってしまったら、人を助けないと自分には価値がなくなってしまうことになり、すばらしい仕事も苦しくなります。医者や看護師などの人を助ける仕事に携わる人のなかに、燃えつきてしまう人が出てくるのは、このためだと思います。

p.81 それがライフワークかどうかを見分ける方法があります。その人のまわりにいる人が、幸せになっているかどうかです。忙しく飛び回るその人のパートナーや家族、会社の社員が同じように幸せであれば、それは本物のライフワークち言えるでしょう。

p.93 ライフワークとは生き方そのものです。

p.112 ギャンブルとリスクの違いは、自分は次のステップに行く準備ができたと感じたら、それはリスクであるとともに、ギャンブルをするときは、異常な興奮があるのですぐにわかります。一方で、リスクを冒すときには、恐れもありますが、静かなワクワクがあるのが特徴です。

p.210-1 「失敗が怖い」と言う人はたくさんいます。失敗をどうとらえるかで、人生は変わってきます。私は、ラッキーなことに二〇歳のときに、「人生に失敗がない」ということを、ある成功者から教わりました。
 どちらの身を進むのかばかりに気が行きがちですが、どう進むかのほうがよほど大事です。


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Twitter革命

2009-12-02 23:00:21 | Book Reviews
「Twitter革命」 神田敏晶・著、ソフトバンク新書、2009年11月24日

p.37-8 自分の発言(ツイート)を誰かが見ているということを自覚した上で、むしろ積極的に、ツイッターでパブリックな対話を楽しむステージに入ってきているのではないか。
 少なくともボクがフォローする人たちのあいだでは、それぞれの発言が、単なるステータスを知らせるための「つぶやき」から、情報をゆるやかに共有するためのものに変化してきているのではないか。

p.62 英語でも、「Thanks」を「Thx」、「See you later」を「CUl8r」と記述するように、省略形の表現がひんぱんに見られる。

p.65 文頭に@+アカウントの付いたツイートは、①相手と、②その相手とメッセージを書いている人の両方をフォローしている人のタイムラインにしか現れない。

p.130 役立つ情報を定期的にツイートできるニュースサイトのようなメディア以外では、ただ自社情報を発信していても、あまりフォローする意味がないと思われる。
 ツイッターでは、誰かが誰かに紹介したくなるようなツイートでなければおもしろくないという雰囲気ができあがっている・・・

p.144 安売りされている理由や品揃えがよくない理由を包み隠さずオープンにする。オーケーストアは今のところツイッターを使ってはいないが、ソーシャルメディア時代の企業には、この「オネスト」が欠かせない。
(※正直さ、透明性といった感じか)

p.164 ツイッターは企業としてのオフィシャルな、冷たい声明(タテマエ)を補完する、ぬくもりのある心の声(本音)を語りかけるメディアとなっていく。それが許されず、ただタテマエを垂れ流すことしか許されないのであれば、企業がツイッターを使う意味はない。またオネスト(正直)に対応する心がまえがなければツイートするべきでもない。

p.209 ツイッター革命とは、ツイッターというツールそのものが革命であるという意味ではない。ツイッターによって、他者とのエンパセティックな力(共感力)を高めた人たちが、自分の身の回りから変化を起こすことであるとボクは考えている。
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