旦那から「緊急連絡」のメールが入った。
先輩から、恒例の落語会の券が手に入ったとのこと。
本日7時からだという。
仰天。仕事は6時までなので、とにかく早く切り上げる準備と、
客先からの電話がないことを祈る。
それにしても、楽しいことが待っていると仕事がはかどる。
大聖寺の料亭たかはしでの、毎年秋恒例。
「六半とき」(むつはんとき)
今回の登場は、初音家佐吉と桂才紫で、ふたりとも二つ目だ。
交互に二席ずつで、おおいに笑った。
主催者の料亭のご主人は旦那の弓道の先輩だ。
わたしは、桂才紫が座布団について顔をあげる前に、
シャッター音なしでフラッシュもたかずに隠し撮りすることの了解を得た。
本人の気づかないように。
料亭でのうちわの会とはいえ写真撮影はご法度だろう。
と、言いつつカメラを持参するのはいやらしいか。少し気が引けた。
演目が分からないので、後でおさらいしながら題名を探した。
「たぬきの恩返し」
「厩火事」
あとふたつは・・・粗忽者の話と
夜に締め出しをくっておじさんの家へ厄介になる男女の話。
とにかく、忙中笑あり。
生で見たことありあません。
やっぱりその場の雰囲気とか
ありますか。
笑いの気が身体にきます。
やはり、生はいいです。
こちらも聴くだけではなく、笑いとどよめきをおこして、演者との対話をすることになります。
絶対いいです。
すべるときは、つらいですが。
のると笑いの渦は消えません。