盆の集まりも終わったし、夜は暇だし、武道館は火曜、木曜は協会で予約してあるので弓道場へ行ってみた。ロビーには灯りが点いていたが、さすがに盆の15日。おまけに台風の不穏な風。こんな日に来る人はいないよね。
まあ、墓参りの後の殿の居場所問題で、結局最後はわたしと弓道場へ行くのがいいのではないかと思った。
安土はからからに乾いていた。ホースで水を撒きながら、自分も汗だくになっていた。
タブレットで自分の引いているのを撮りながら、相変わらずの射と姿にがっくりしながら、それでも弓道で助けられるなあと思いながら、ひとり稽古をしていた。
火曜日はパソコンをつないでいて、さぼったので、久しぶりの弓だ。10本ほどしたらだんだん悪くなってくる。また、タブレットを覗くと、大三の時の矢が平行になっていない。気にすると鳥刺しになり、ほっておくと水流れになる。こんなところから、すでに駄目じゃん・・と、なる。
ううむむ・・。なんか太ったなあ。年取ったなあ。殿が横からのぞいている。今年の12月、わたしは殿が亡くなった年と同じ年になる。後4か月。まだまだ何か出来そうな年である。
わたしは、わたしの人生を生きるしかない。そして、弓も憧れの先生のようにはいかない。自分の弓を引くしかない。