いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

高野連は日本社会の縮図

2007年05月04日 08時13分53秒 | 兎に角書きたいの!
 ”自浄能力の欠如”これ以外に考えられない。
 今日の日刊紙に「スポーツ特待制度違反申告校」の都道府県別高校名が掲載された。私は、この結果に少しも驚かない。いまさら何だ!と言う気持ちのほうが強い。野球留学については、数十年前以前から新聞にTVで散々報道されていたことである。高野連が真摯に「日本学生野球憲章」を守ろうとするならば当然注意の喚起があってしかるべきである。それを他の事件からの発端のような振る舞いをしているが、高野連は参加校のみに関心を集め野球憲章を守ろうとする態度は微塵も見られなかった。そして、違反校についても夏の甲子園には出場させると言ううわさもある。アマチヤ野球について論じるものではないが、この高野連の対処の仕方を見ていて、「これは今の日本の社会現象の縮図」だと感じた。兎に角、自ら解明して改善を図るのではなく他動的解決を図る。
 光熱水費問題、原子力問題、不二家の問題などなどなど……個別問題を列挙したら限りがない。その問題の根底には「自浄能力の欠如」だと分析した。
 毎日のTVでのお馴染みの姿は、長机に3人ほどが並んで「どうもすいませんでした」と頭を下げる光景である。これが今の日本社会を象徴している構図だろう。
 何故、「自浄の能力が欠如したのか」「何故モラルの欠如が蔓延しているのか」などなど緊張感が失せているのも一つだろう。私は思う。その根源は、”教育”に問題があったのではなかろうか。アメリカが日本を骨気にするために50年かけたという。それは”教育”制度で……
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