いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

厳しい民間の会社

2007年05月10日 08時44分02秒 | 兎に角書きたいの!
”サリーマンは気楽な稼業ときたもんだ……”と一世を風靡した植木等さんの歌の一節である。
 昨日こんな話を聞いた。その会社は2ケ月ごとに人事評価を行い半年後とにその人の評価を具体的に伝え実施している人事評価制度を導入していると言うのだ。具体的には、辞令の交付を以って行われその事実が全社員に周知される。その内容は、昇格、昇給までは通常の評価方法であるが加えて降格、降給も同時に行われるのである。
 降格は、部長から副部長へ・課長から課長代理へ・課長補佐から係長へそして降給はあり一定期間据え置かれるそうだ。これだけのシステムだけでも驚愕の話だがその該当者は一桁ではなく二桁にも及んでいるのである。人事評価はどのような仕組みで行われているかは知らないが、業績に見合えばまた業績に見合わなければ役職、男女に関わりなく人事評価が行われている。
 能力主義が幅を利かせる。従って、定型事務を行っているだけでは評価ゼロとなり創意工夫と実行そして会社に寄与する働きが求められている。
 今の社会保険庁の驚くべき実態が毎日報道されている。国民の生命を守る年金制度がこんなにずさんな管理がされていた。どうやったらこんな出鱈目な執務が出来るのだろうか。自分たちの娯楽にはおしみなく年金財源をあて挙句の果てに保険料の引き上げ、給付年齢の引き上げと全て年金受給者に負担を押し付けて責任を取る人は一人もいなしし責任の所在も不透明である。トップの首を変えるだけでは責任を取ったことにならない。厳しく言えば、社会保険庁の責任の摂り方は、降格してもあまり意味がないから全員1年間あるいは2年間その職責に応じて昇給ストップに加えてそれぞれ降給し、そのお金は年金財源に組み入れるといった方策を採らない限り国民を納得させることはできない。首のすげ替えで誤魔化してはならない。目に見える対策を(責任の所在を明確にし)明示してもらいたい。社会保険庁の改革以前の問題として是非、全職員の減給処分を実施してもらいたい。
 またぞろぞろと納入事蹟に不明者の発生、納入記録の喪失などなど金銭を預かる業務でなんでこんな出鱈目がまかりとおっていたのか?基本的な事務がこんなにずさんであることが報道されると私には一つの疑問が出てくる。
 納入された保険料は、本当に収納されているのか。ザルになってはいまいか?
悪用されていないか?簿外として流用されていないか?
 民間のこの厳しさを十分に念頭において、社会保険庁の職員は、反省してもらいたい。猛省を!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする