いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

ゴールデンウイークが終わって

2007年05月07日 15時13分07秒 | 兎に角書きたいの!
 ゴールデンウイークに入る前の4月23日から一泊ダンス旅行で伊東のサンハトヤへ70名の大所帯であった。
 熱海駅で赤飯弁当「花」880円を求めた。その包み紙に記された原材料の多さに驚いた。
 赤飯(もち米・うるち米・ささげ)
 鮪照焼き(メバチ鮪・キハダ鮪・しよう油・その他)
 煮物(高野豆腐・わらび・こんにゃく・人参・蕗・椎茸)
 天ぷら(青海苔入りたらの芽・筍・蓮根)
 鶏照焼き・卵焼き・カマボコ・なたまめの花・大根つぼ漬け・ごま塩……
製造元は、小田原の「東華軒」で駅弁では有名である。そして環境資源の乱用と言われている割り箸については、「この割箸は産業資材として使用できない白樺材の小径木を利用しています。」と箸袋にはあった。この割り箸で環境破壊されているという言いがかりがまかり通っているが全くの出鱈目で割り箸のために木を伐採することはないのである。それこそ土に返る廃材が使用されているのである。
 旅館について玄関の掲示板を見た。ダンスサークルが何組か記載されていた。午後2時からダンスタイムが始まった。係員に尋ねてみた。今日はダンスでのお客はどのくらいですか?
 その返答に仰天ビックリ「300名程だと思います」。と言うことで二つのホールが開放され心ゆくまでダンスを楽しんだ。到着した日は5時間ほど踊っただろうか。翌日は、通常2時間ほど踊って帰路につくのだが当日は一人9時にホテルを後にした。午後から2回目の「平家物語」の講座があり物語の導入部の大切な話が……

 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。猛き人もついには滅びぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。

 色とりどりの衣装をまといメロディーにのってワルツ、タンゴ、ルンバなどなど
雑念を忘れて踊る。「沙羅双樹」のごとく栄華を求めて。
 ゴールデン期間中は、人混みを避けて近場で楽しんだ。現役リタイア組にとっては毎日がゴールデンウイークのようなもので、結構毎日が忙しい。とは言っても「忙」の字解きで「心が奪われる忙しさではない」「楽しさに心が奪われる忙しさ」と言ったところである。
 現役組。ご苦労様。行ってらっしやーい!
コメント
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