sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

ブランケット・デモ

2017-04-28 | 芸術、とか
ちょっと前だけど、アイ・ウェイウェイの難民支援ウォークという記事がありました。
>Ai Weiwei and Anish Kapoor to walk through London to raise awareness of refugee crisis

アイ・ウェイウェイは戦う現代美術家で、
もうひとりのアニッシュ・カプーアはロンドン在住の現代彫刻家。
一般の人も歓迎というこの行進は、
ロンドンのロイヤルアカデミーからストラドフォードまでの7マイルほどで
二人はこの行進をこのあと数ヶ月の間に
世界の他の都市でもする予定ということだった。

この行進デモの特徴はブランケットで、
世界中にいる6千万人の難民の象徴として
二人の芸術家は、それぞれがブランケットを1枚持って行進したそうです。

これ、ブランケットというのがいいなぁと思う。
アイ・ウェイウェイは不屈の戦う芸術家で、過激な言動もしますが、
作品は美しく、暴力行為は好まない人なんだと思う。
ブランケットってそもそも、なにか、優しくて温かいものの象徴でしょう。
ブランケットと聞くだけで、ふわりと優しい気持ちになるような。
この行進の様子を、参加した一般のイギリス人がTwitterでアップしてて
それを見かけてわたしは知ったんだけど、
きっと温かい雰囲気の中、平和的に行われたんじゃないかなと思う。
そしてそのやさしさは、
世界中の不当に虐げられている人たちに向いているんだな。

アイ・ウェイウェイの受けた迫害についてはこちらにありますが
「アイ・ウェイウェイは謝らない」
母親がユダヤ人のカプーアも、ベルサイユで自分の彫刻作品を
反ユダヤ主義者に破壊されたことがあるそうです。



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