sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

ベストセラーの変遷から

2014-12-26 | 本とか
→「慶応2年から平成26年までのベストセラーをリストにしてみた」
というリンクを見ました。(クリックするとリンク先に行けます)
>現在に近づくほど、これまた私見だが、
>ベストセラーとして並ぶ本の惨状は目をおおわんばかりに思えてくる
と書かれていて、まあそんな感じはするけど、ちょっと考えてみた。

今の若者が昔より馬鹿になったとかダメになったとかわたしは思わない。
(逆によくなったとも思わないけど)
傾向は違っていてもダメな者の割合って、大きくて長い目で見ると
そんなに変わらないんじゃないかといつも思う。

だからこういうリスト見ても、特に人々が馬鹿になってるとか
低俗化・愚民化してるとか思わないんですよねぇ。
昔は一握りの人しか読まなかった本というものの裾野が広がって、
字の読めなかった人たちも本を読むようになり、
その結果バラエティが(主に下方にだとしても)増えた
ということなんじゃないかと。
昔いい本を読んでた層は、今も同じくらい、
やっぱりいい本を読んでるんじゃないのかなぁ。
昔の世界のことはよくわかりませんが、
日本や、地球の上のたくさんの人たちのことを、
たとえば数百年、数千年前の流れの中でぼんやり俯瞰するように考えてみても、
大衆のレベルってそんなに上下してないんじゃないかと考えてます。
ただ情報量はすごい早さで変化したので、
その結果何かが変わって行ってる最中なのかもしれないとは思うけど。

わたしは人間の集まりの人類というモノに対して
特に楽観的ではないけど、悲観的でもないということかなと思います。

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