![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b3/48cd4d4cf35b47e99e59ea1684b785a1.jpg)
3月のことでしたが、息子の大学の卒業式がありました。
大学の卒業式なんかに親が行かなくても、と躊躇したのですが、
この大学の卒業式は学生たちの仮装など、毎年とても話題になる卒業式なので、
せっかくだし見に行った方がいいよ、ぜひ、と友達にも勧められて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/fa/448c10b3045dbb86bc9e534490d1f399.jpg)
卒業式の前に3週間の海外旅行に行った息子が、一日だけ帰って来て
うちでご飯食べたので、就職で東京に行く息子の顔見るのは
これが最後かなと思ってたのだけど、
最後にもう一回顔見るか、という気持ちもあって行くことにした。
息子が京都の大学にいる間も年に数回くらいしか顔見なかったので
東京行ってもあまり変わりはしないんですけどね。笑
朝かなり早めに出たので、電車を降りてバスに乗る前にカフェで朝ごはん。
パン屋さんのカフェで、大きなテーブルの端に座ったら、
目の前に三年生くらいの男の子とお母さんが並んで仲良く食事してました。
男の子はいちごサンドとあと3つくらいパンを自分のお皿に入れてて、
お母さんはスープのついたモーニングセット。
子どもがお母さんのスープを少しもらって、
そのあとこれも少し食べてみてといちごサンドを差し出す。
なんでもない普通の母子の光景だったけど、
男の子の小さい手がかわいくて、微笑ましかった。
うちの息子にもこんな頃があったよなぁ、と遠い目になりました。
息子が最後にうちに来た時、ミートローフを焼きました。
一緒に住んでたときはミートローフは、お誕生日やクリスマスによく作った。
大した手間でもないしお金がかかるわけでもないけど、なんかご馳走感があるし。
でも息子が家を出て一人暮らしになってからは、5年で数回しか焼いてない。
息子に毎日何を作ってたかも、もうあんまり思い出せないなぁ。
20年近く一緒に暮らしてたのにね。
でも息子にも、この男の子のような頃があったなぁと思う。
小さな手でおやつを分けてくれたような頃が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/ef/3d0999473098e4ee22d8aa730479e89c.jpg)
全体での卒業式は大学ではなく大きな会場で行われるのですが、
卒業式の直前まで、入り口付近で息子は卒業生友達とジャズの演奏をしていました。
大きなウッドベースで、式の間どこに置いとくんだろう?と思ったら
駐輪できるのだとか言ってたけど、実際は後輩が来て預かっててくれたみたい。
卒業式のあとも、また少し演奏してた。
息子の演奏は数えるくらいしか聴いたことがなかったし、たくさん動画を撮りました。
息子はリラックスした感じで居心地良さそうに演奏してて、
楽しい大学生活送ったんだなぁ、と思いました。よかったよかった。
そういえば、息子の卒業式、国旗掲揚も国家斉唱もなかった。
国立大86の中で国旗掲揚してないのは10だけらしいです。
さっぱりして、さくっとすすんで気持ちのいい式だった。
卒業生たち、立派になれよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/6f/7b32651b3d4aca5832005e7582386ac9.jpg)
卒業式の大きな看板の前で一緒に写真も撮れたし、
一通りやることはやったので満足して、別れて、午後は美術館で
酒井抱一と鈴木其一の絵を見て、友達と待ち合わせて昼から2軒飲み歩いて
酔っ払う前に日が暮れる前に家に帰りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/c4/4ac2fcadec80faf4db1c5a3e09d70c3c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6d/6dc2d7f1a58647cf0765ca9514b06469.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d6/2944215aedfe4eebe21020c2696e1c67.jpg)
来てよかった。いい一日でした。すっきりしたなー。
家族という物が嫌いで、息子とは家族っぽくなくユニットのように付き合ってきた。
わたしは親の支配で取り返しがつかないくらい人生を壊されたので、
息子にはあげられる最大限の自由をあげようと思っていたので、そんな風になった。
でも家族はうんざりするほど切れないものだけど、
ユニットはどんどん薄くなっていくんだなぁと、今思うとちょっとさびしい。
家族だとどんなに遠くても平気なんだけどユニットはそうはいかないのね。
息子のために手を離したのは自分の方だし、それでよかったと思うけど、
卒業式の日はは少し寂しかったな。
息子が大学に進学して家を出た日も寂しかった。
家族は随分前に解散したんだけど、息子とのユニットも解散だなぁと思うと、
一晩くらいは寂しくなってもいいのです。一晩だけね。
親子でなくなるわけではないけど、
これからはそれぞれひとりひとりで、生きて行くんだなぁと思いました。
大学の卒業式なんかに親が行かなくても、と躊躇したのですが、
この大学の卒業式は学生たちの仮装など、毎年とても話題になる卒業式なので、
せっかくだし見に行った方がいいよ、ぜひ、と友達にも勧められて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/fa/448c10b3045dbb86bc9e534490d1f399.jpg)
卒業式の前に3週間の海外旅行に行った息子が、一日だけ帰って来て
うちでご飯食べたので、就職で東京に行く息子の顔見るのは
これが最後かなと思ってたのだけど、
最後にもう一回顔見るか、という気持ちもあって行くことにした。
息子が京都の大学にいる間も年に数回くらいしか顔見なかったので
東京行ってもあまり変わりはしないんですけどね。笑
朝かなり早めに出たので、電車を降りてバスに乗る前にカフェで朝ごはん。
パン屋さんのカフェで、大きなテーブルの端に座ったら、
目の前に三年生くらいの男の子とお母さんが並んで仲良く食事してました。
男の子はいちごサンドとあと3つくらいパンを自分のお皿に入れてて、
お母さんはスープのついたモーニングセット。
子どもがお母さんのスープを少しもらって、
そのあとこれも少し食べてみてといちごサンドを差し出す。
なんでもない普通の母子の光景だったけど、
男の子の小さい手がかわいくて、微笑ましかった。
うちの息子にもこんな頃があったよなぁ、と遠い目になりました。
息子が最後にうちに来た時、ミートローフを焼きました。
一緒に住んでたときはミートローフは、お誕生日やクリスマスによく作った。
大した手間でもないしお金がかかるわけでもないけど、なんかご馳走感があるし。
でも息子が家を出て一人暮らしになってからは、5年で数回しか焼いてない。
息子に毎日何を作ってたかも、もうあんまり思い出せないなぁ。
20年近く一緒に暮らしてたのにね。
でも息子にも、この男の子のような頃があったなぁと思う。
小さな手でおやつを分けてくれたような頃が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/ef/3d0999473098e4ee22d8aa730479e89c.jpg)
全体での卒業式は大学ではなく大きな会場で行われるのですが、
卒業式の直前まで、入り口付近で息子は卒業生友達とジャズの演奏をしていました。
大きなウッドベースで、式の間どこに置いとくんだろう?と思ったら
駐輪できるのだとか言ってたけど、実際は後輩が来て預かっててくれたみたい。
卒業式のあとも、また少し演奏してた。
息子の演奏は数えるくらいしか聴いたことがなかったし、たくさん動画を撮りました。
息子はリラックスした感じで居心地良さそうに演奏してて、
楽しい大学生活送ったんだなぁ、と思いました。よかったよかった。
そういえば、息子の卒業式、国旗掲揚も国家斉唱もなかった。
国立大86の中で国旗掲揚してないのは10だけらしいです。
さっぱりして、さくっとすすんで気持ちのいい式だった。
卒業生たち、立派になれよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/6f/7b32651b3d4aca5832005e7582386ac9.jpg)
卒業式の大きな看板の前で一緒に写真も撮れたし、
一通りやることはやったので満足して、別れて、午後は美術館で
酒井抱一と鈴木其一の絵を見て、友達と待ち合わせて昼から2軒飲み歩いて
酔っ払う前に日が暮れる前に家に帰りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/c4/4ac2fcadec80faf4db1c5a3e09d70c3c.jpg)
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来てよかった。いい一日でした。すっきりしたなー。
家族という物が嫌いで、息子とは家族っぽくなくユニットのように付き合ってきた。
わたしは親の支配で取り返しがつかないくらい人生を壊されたので、
息子にはあげられる最大限の自由をあげようと思っていたので、そんな風になった。
でも家族はうんざりするほど切れないものだけど、
ユニットはどんどん薄くなっていくんだなぁと、今思うとちょっとさびしい。
家族だとどんなに遠くても平気なんだけどユニットはそうはいかないのね。
息子のために手を離したのは自分の方だし、それでよかったと思うけど、
卒業式の日はは少し寂しかったな。
息子が大学に進学して家を出た日も寂しかった。
家族は随分前に解散したんだけど、息子とのユニットも解散だなぁと思うと、
一晩くらいは寂しくなってもいいのです。一晩だけね。
親子でなくなるわけではないけど、
これからはそれぞれひとりひとりで、生きて行くんだなぁと思いました。
あと数年、お子さんとの生活を十分楽しんでくださいね!
なんとなく自分と重ねてしまいました。
私も去年から息子と2人暮らし。あと数年で巣立っていくのかと思うと、ちゃんと手放す準備をしなきゃなって思います。
sighさんのように出来る自信もないんですが、お一人様も楽しめるようになりたいなって思います。
でもらいさん、なんか母を思う息子の立場っぽく見えるけど、実際は母と変わらんとしですからね〜w