散歩者goo 

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昨日記131105火(散髪 読書)

2013年11月06日 22時03分43秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
天気:晴 ―mm  15.3  12.1℃ 62% 1.5m北北東

昨日は、散髪に出かけた。
8月に行って以来だ。
昨日も、混んでいたら止めるつもりであったが、偶然すいていた。
料金が1000円で、ビジネス街にあるので、いつも人は多い。
給料日の後は、よく混んでいる。
私の場合、上ははげているし横も毛が随分少なくなったので、まけてもらってもいいような気がする。
小心者なので、丸刈りにするだけの勇気はない。
最近は、散髪回数が少なくなるように、刈り上げてもらっている。
刈り上げてくれというと、どのあたりまでというと問い返される。
上までというと、丸刈りみたいになりますよという。
では上のほうを少し残して、と答える。
以前適当にと言ったら、耳の周囲をバリカンで刈って、その後はさみで切って整えたので、私からすれば長いめの状態で散髪された。
当然のことながら次の散髪までの期間は短かく、そのときはなんとなく悔しく思えた。
それ以降、散髪するときは刈り上げてもらうことにした。
散髪の目安は、髪が耳にかかるようになってから、しばらくしていくようにしている。
長いときは、3ヶ月ほど行かないときもある。
髪の毛がふさふさしていて、禿げていなければ、毛を伸ばしヘアスタイルに凝ったかもしれないが、現状の頭ではどうしようもない。

少し困っているのは、3-4年前まで毛生え薬を使ったところ、全く毛が無かったところにパラパラと毛が生えだしたのだ。
しかしそれ以上、生えなかったので今は使用を止めているが、一度生えだした毛は、今もパラパラ生えている。
仕方ないので、時々はさみできることもある。
とにかく中途半端な毛の生え方は困るのだ。
まあ、年齢を考えれば、パラパラ生えている毛は、そのうち抜けてきれいな禿げになるだろうと思っている。
散髪後は近くのカフェで読書に励んだ。
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NHKの経営委員

2013年11月06日 11時12分47秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
NHKの経営委員の候補が問題になっているようだ。
朝日新聞の関連記事を下に示す。
民主、NHK人事に不同意 百田尚樹氏ら 中立性疑問視」2013年11月6日( http://digital.asahi.com/articles/TKY201311050477.html )
「NHK人事、首相寄り 委員候補に支持者や元家庭教師」2013年10月26日
( http://digital.asahi.com/articles/TKY201310250815.html?iref=comkiji_redirect&ref=reca )

NHKは日本で最大の報道機関であることは疑いなく、最も国民に身近で信頼される報道機関でもある。
一時期、不祥事が続き、受信料の不払い運動が起こり、NHKが批判されていた時は、NHK民営化論まで沸き起こった。
当時、私はNHKの番組を見て、知らない人や、商業主義に毒された自分の利益だけしか考えない人たちがそうしたことを言うのだろうと思っていた。

当時NHKでは、ワーキングプアーの問題を掘り起こしたり、弱者の目線で問題提起したりといった、活動を続けていたし、教育系の番組は、多くの人に最新の考えを紹介したりして大きな影響を与えていると、感じていた。
そうした報道機関を、商業化=民営化するなんてとんでもないと思った。
もし、民営化すれば、たちまち、弱者の視点に立った、マイナーな番組や、富裕層や強いものに都合の悪い批判的なや良心的な番組は、当然のことながら廃止され、皮相的な面白おかしい番組が増えるであろうと思った。

その後、そのような議論は収束し、多くの番組で国民に支持される質の高い番組を生み出し、東日本大震災では、NHKの実力を遺憾なく発揮した。
多分、ほとんどの国民は、NHKの存在を評価したと思う。
その後も、ドラマを初め娯楽番組も含め、多くのヒット番組を作り続け、一方報道・情報・教育番組では、質の高い番組を継続して生み出している。

(このように書くと、何かNHKの回し者のようですが、私はNHKとは全く利害関係は関係ありません。
ただ現在も、様々な番組を通じて、多くの高度に知的なものを吸収し、娯楽番組を楽しんでいます。)

このようにNHKは、日本最大の影響力のある報道機関に間違いないと感覚的に思っている。
当然のことながら、国民に対する影響力は非常に強いと思われる。
具体例を言うなら、ドラマの「あまちゃん」ブームを見れば分かるし、「絆」が強調されたり、ワーキングプアーや格差が広く認識されたりしたことを見れば分かる。
そのNHKの経営委員は当然のことながら出来る限り、不偏不党・中立であるべきだ。
現実には、どこまでが不偏不党・中立かというのは難しい問題だが、少なくとも少数意見もある程度尊重できる姿勢でなければならないと思う。

ところが、冒頭の政権の方針を見れば、首相に近い人たち4人を経営委員に選ぶという。
もしそれが実現すると、経営委員長は、12人中の4人の意向で大きく左右される可能性があるという。

極端な話ではあるが、NHKが政権の意向に沿った番組作りをするようになれば、独裁政権は、容易に誕生する可能性も無くはない。
歴史的に見てヒットラー政権や戦前の日本がそうであり、共産主義政権や現在も北朝鮮がそうであるし、今の中国も一部そうである。
政権の意向に沿った番組作りをする場合、一方では情報遮断が行われ、政権にとって都合の悪い事実は一切報道されなくなり、政権の方針や意向に合うもののみが賛美されるようになる。

そうなると、国民は判断する材料を失い、政権のいうことを信用し、従うようになる。
今でも情報遮断され、国民が政権の意図のままに動かされている国は多い。
そのような国の国民は、本当のことを知らず、政権に都合のいいように利用され、不幸でもある。

いまの社会システムでは、幾重にも国民のチェクが入る機会があり、万一にもそのようなことは、起きないと思われるが、精神的に徐々に旧来の保守主義を英雄視する情報戦略を取れば、それに情緒的に国民が流され、徐々に更に保守化していく可能性は無いとも限らない。

現に、自民党では、「婚外子」遺産相続の問題の最高裁判決に対応する民法改正議論で、旧来の家族制度を個人の人権より重く見る方向の考え方の方が非常に強いといい、最高裁の判決のほうが誤った判決と考えているようだ。

このような考え方に沿った番組作りは簡単に出来るであろうし、元々少し前まで世間では普通の考え方だったので、NHKでこのような考え方、戦前の美徳を強調するようなキャンペーンをすれば、無批判な視聴者はすぐにそれに流されるであろう。
このようなことにならぬためにも、NHKの経営委員は、出来る限り中立的な人を人選すべきである。



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