妖貴妃ヴィクセン

週末なので待望の英雄の公開。
これが妖貴妃のメインビジュアルなんですね。

４/４/４でスペル風魔＊、イニシアチブ＋２。
これだけでハイスペックです。
対抗合戦で真っ先にものを言うのは
単にスペル枠の数とイニシアチブの速さですから
レベル４で３枠、イニシアチブ＋２は今のところは最高の水準。
おそらくレベル２の２枠スペラーは居ないと思うので
リミット８ではだいたい５枠、頑張って６枠、くらいだと思います。
あとは１枠スペルだけでどこまで対抗できるのかですね。

能力は手札３枚破棄で＋５＆＋５。
つまりナインテイルらしく９/９になるという能力。
非常にコストが重いので、強いと見るかどうかは人によるところがあるでしょうが
４/９/９スペル３枠に先攻で殴られて平気なわけはありません。
リミット８での総攻撃力は隣のユニットの攻撃力がレベル相当なら計１３点。チャージ持ちなら１５点。
ガンロックでも危険な数字です。
しかもどうにかガンロックのみが生き残ってもディフェンダー１２点ではヴィクセンまで死なない。
Ｇレギュ時代からフォクシアは数字の殴り合いで一番強い種族なんですよね。
攻撃力防御力の高さで勝負するデックはよりサイズの大きいデックに決定的不利が付きます。
一番数字が大きいデックであることはそれだけでかなりたくさんのデックに有利が付く。
殴り合い中心のデックにとっては真っ先に対策を考えなければならない仮想敵になるでしょう。
行動完了せずに種族妖狐を得ることが出来るのも大きいですね。
手札を減らすと対抗が減るかもしれませんが、能力を使わないと手札が活きないジレンマがあります。

手札３枚はどう考えても大きなコストです。
手札６枚で能力使ったら手札３枚しか残らないですから。
さらに即時召喚までしていたとすると、まずスペル枠を使いきれなくなるので
必ずしも有利になるとは限らない。
１枠スペルを積むのか、２枠スペル中心で枠を使い切れるようにするかも分岐点になります。
この辺りにジレンマがあるところにこのユニットの調整の上手いところがあるんでしょう。
体感ではどうも割には合わないけど使えば確実に強い。

もう一つの能力、金輪眼は手札コストなく戦える能力なので
変身のコストの重さをサポートする能力だと言えます。
宣言のみで撃てるにしては異様に火力が高い。
レベル４圏の破壊力がまた上がりましたね。

個人的には歩行というところがさらにいいですね。
飛行だったら飛びこんだら終わりそうなので強すぎる。
逆にサンダーカッターでは死なないですが、
歩行に２０点ダメージを与えるカードは出てくるんでしょうか。
金輪眼がなかったらクリスタルランスで良さそうだったんですけど。