老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

阪急沿線の寺詣り  その② ~中山寺~

2018年12月29日 20時03分59秒 | 旅行/色々な風景
 総持寺のお参りを終えた後は、阪急電車の十三で宝塚線に乗り換えて「中山観音」駅へ。
駅前のお好み焼き屋さんで遅めの昼食を摂り、中山寺に向いましたが角を曲がると、突然という感じで山門がありました。

 この寺院は、真言宗中山寺派大本山山号は紫雲山といい、西国三十三所観音霊場の第24番札所です。

 寺伝では推古天皇時代(593~628)に聖徳太子の創建によるわが国最初の観音霊場とされ、「極楽中心仲山寺」と称されていたようですし、奈良時代には大小多数の堂塔伽藍を備え、高野山や比叡山に匹敵する大寺院であったと『続日本紀』に記されているようです。

 現在の本堂(慶長8年・1603年再建)や阿弥陀堂は豊臣秀頼が片桐且元に命じて再建したとされていますが、古来「安産の寺」として有名です。

 妊婦さんの参拝も多い様で、妊婦さんだけでなく小さいお子さま連れの方、お年寄りの方、車椅子の方…どなたさまでも快適に参拝できるようにと、寺院では珍しく境内にはエレベーターやエスカレーター、ベビーシート、授乳室、おむつ替え台などが完備しているのには少し驚きました。

 また平成29年に再建された五重塔は、他の寺院では目にしたことのないような深い青色で、東方を守護する聖獣、青龍の名を冠して「青龍塔」と名付けられていますが、この日は澄み切った青空に一際映えていました。(まさ)


角を回れば突然に山門が…

道の両側に塔頭が並ぶ境内。正面には五重塔が見えます。

塔頭の前では、ピラカンサが沢山の実を付けていました。

境内にはエスカレーターも

偶々見学に訪れていた若い僧の一行は、流石にエスカレーターではなく石段を利用

本堂。近く過ぎて全体が写りません

本堂も鮮やかな色彩です

本堂の周りの吊り燈篭

本堂前から見る五重塔

五重塔

アップで見ると鮮やかな青色です

「青龍」の扁額もあります

境内で見かけた地蔵像

本堂の後側から見た大願塔
大願塔。まるで高野さんの根本大塔の様です

山間部から木立ち越しに五重塔を見る

塔頭の華蔵院で見かけた水掛け地蔵

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