老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

シチリア旅行記  その⑩ ラグーサ

2024年07月07日 19時32分25秒 | 旅行/色々な風景
(今日は七夕ですね。久しぶりの晴れ間とあって河川敷のテニスに出掛けましたが、余りの暑さで「年寄りが無理して倒れたら周りに迷惑を掛ける。」という事で、15分程軽く体を動かしただけで、専ら雑談に打ち込んで、早々に帰宅しました。)

 今回の旅行で最初に泊まった場所で、連泊でした。
泊まったホテルは標高500mの新市街にあり、以前に泊まったことのあるスペインのロンダのホテルによく似て、深い峡谷に架かる橋のたもとにありました。

 このラグーサは非常に古い町で、シチリアの先住民であったシクリ人がギリシャに拠る植民都市建設で山間部に追いやられて標高300m付近に町を作り、その後はイスラム人の進出でアラブ様式の町となったようです。

 しかし、1693年の大地震で壊滅的な打撃を受け、更に高い所に新しい町をつくり、先に述べたノートと同じく新しいバロック様式の町が出来ましたが、こちらには行政組織や新貴族層が住み、旧市街は昔からの封建貴族の手で再建されたようです。

 1940年に二つの地区は統合されましたが、新市街はスペリオール、旧市街はイブラ地区と呼ばれていますが、新市街を見てから高低差のある旧市街に歩いてこの町の雰囲気を味わいました。(まさ)

<新市街>

ホテルの横にあるヌエボ橋(新しい橋)

市庁舎 ムッソリーニ時代に建てられたようです

路地 坂道ばかりです
大聖堂

同上

同上 上弦の月がうっすらと見えます

郵便局

路地 綺麗な街です

かっての貴族の館  前の道は石段の道を坂道に改造したらしいです
旧市街に向かって、坂道を降ります

急な石段もあります

サンタ・マリア・デッレ・スカレ教会の向こうに旧市街(イブラ地区)が見えてきました

降りてきた石段

サンタ・マリア・デッレ・スカレ教会 教会の前が絶好の展望台になっていました
円形の門からイブラ地区を望む。あそこ迄歩くのですがまだ暫くは下り坂が続きます

サンタ・マリア・ディリトリア教会 ドームが目につきました

<旧市街(イブラ地区)>
一度谷に降りてから、今度は逆に上りです
ガイドさんが選んだ近道はこんな狭い石段もあります
サン・ジョルジュ大聖堂のドームが見え始めました
少し広い道と言っても狭いのに変りはないですが、ミニトレインが・・・

旧市街の住宅のベランダの持ち送りが面白いです
同上
同上


大聖堂には裏口から入りました
内部のステンドグラス
大聖堂の正面 ここからはドームは見えません

大聖堂の前は広場になっています


サン・ジュゼッペ教会

同上 祭壇
サン・ジョルジュの扉

イブレオ庭園への入口とサン・ドメニコ教会
サン・ジャコモ教会
手前はサン・ドメニコ教会のマジョルカ焼の鐘楼、奥はサン・ジョルジュ大聖堂
路地



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