老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

シチリア旅行記  その⑪ カルタジローネ

2024年07月08日 19時59分55秒 | 旅行/色々な風景
 ここも標高600mの丘の上にある街で、バロック調の町ですが、何といっても陶器の町として有名です。
 イスラムの支配時代にマジョルカ焼の技法が持ち込まれ、今でも多くの工房があり、街中色々なタイルが目につきますが、やはり見所はタイルで飾られた142段の大階段(スカーラ)です。

 以前タイル大好き人間だったツレアイが見たい場所の一つに挙げていた場所で、ツレアイのことを思い浮かべながら、1段毎にタイルが異なる142段をゆっくりと歩きました。(まさ)

駐車場と町が少し離れているのでミニトレインで往復

ミニトレインから見える町はあちこちにタイル画
同上

狭い街中の道を通ります
この町のドゥオーモ
同上 内部
休憩したバールはかっては劇場だったらしく、ここにも見事なタイル画があります

路地

路地

土産物屋
(人間の顔のような瀬戸物が多いですが、Testa di Moro(テスタ・ディ・モーロ)と呼ばれるものです。
シチリア中で見られ、植木鉢としての使い方が本来ですが、その他にもインテリアに使ったり、結婚式などの引出物としても選ばれたりします)

 
<大階段 スカーラ>

全容
同上 結構幅が広いです
階段の蹴上部分は全てタイルになっています

同上 青・緑・黄色が多いです

5月は鉢植えで飾られていたようで、その鉢植えがまだ沢山残っています
植木鉢が残る階段

同上

タイル
同上

同上
同上
同上
同上
同上

石段の上にはサンタ・マリア・デル・モンテ(山の上の聖母)教会があり、ここも立派なタイル画が
上がったところを下ります

同上
路地
路地