東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

光市 室積海岸沿いの史跡巡りウォーキング(2/3)

2020年10月24日 | 歴史探訪他ウォーキング

  市営住宅を過ぎてしばらくすると海が見えてきました。室積海岸です。砂浜が延々と続いていました。かつて室積海岸は遠浅で砂浜がずっと沖まで続いていたそうです。おそらく、虹ケ浜のような砂浜があったのではないかと思います。ところが、武田薬品がある場所を埋め立てた後に、海の流れが変わったのだとか。その結果、それまでは島田川から来ていた砂が室積海岸に来なくなったそうです。そのため、もともとあった砂浜がどんどん侵食されていって、今のような姿になったそうです。

       侵食除けの杭が延々と打たれた室積海岸の砂浜


 室積海岸には日本有数の松林があります。戦後、計画的に植林された松林だそうです。この松林に沿うように延々と砂浜が続いています。侵食されたとは言え見事な砂浜が続きます。砂浜を歩く前に祇園神社とその隣の祠を参拝しました。

  祇園神社の建物      見事な枝ぶりの木     祠がある建物
  

 下見した時、見事な枝ぶりの上にカラスの巣がありました。そして、巣の持ち主のカラスがうるさかったのを覚えています。今回はカラスはいませんでしたが、その巣はまだ残っていました。祇園神社の隣には祠が安置された建物がありました。

  防陽霊場52番札所西ノ口大師堂      室積海岸南端から砂浜を歩く
 

 祇園神社から少し道を戻り、西ノ口大師堂に行きました。狭い道をすり抜けるようにして行きました。この大師堂は防陽霊場52番札所です。その昔はたくさんの巡礼者が訪れていたのでしょう。大師堂で少しばかり休憩すると海岸に向かって進みました。ほどなく室積海岸に到着しました。波打ち際に降りて、波打ち際を北に向かって歩きました。

        室積海岸に沿う史跡巡りコース


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