東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

白菜の種まき作業、秋ジャガイモ発芽

2015年09月09日 | 野菜:葉菜

 キャベツ苗の移植が終わり、今度は白菜の種まきをしました。去年は苗を移植して栽培したり種まきして栽培したりしましたが、今年は畑に直接種まきして栽培するだけにしました。白菜は秋冬に欠かせない野菜です。炒めても、煮ても、漬物にしても良い、万能野菜です。ただ、我家で作り過ぎたことがありました。例えば、一昨年漬物をたくさん作りましたが、我家2人には多すぎました。その時はだいぶ捨ててしまいました。それ以降、12株程度の白菜を育てています。

                白菜の種をまく畑を、耕耘機で何度も往復して耕耘


 白菜の種をまく畑には小さな草がたくさん生えていました。そのため、耕運機で畑を何度も往復しながら耕しました。そして、種をまく畝に筋を付けました。その筋に、鶏糞肥料や化成肥料を入れました。続いて、その筋にクワで周りの土を寄せて盛りました。さらに、レーキを使って鞍型になるように整形しました。

 畝筋に鶏糞肥料を入れる    クワで山型に土を寄せる     レーキで鞍型に畝を整形
  

 畝が綺麗に鞍型になると、筒状に巻かれた黒マルチをほどくようにしながら畝上に展開しました。そのままでは風などで飛んでしまいます。飛ばないように黒マルチがピーンと張るように両側に土を寄せました。そして、寒冷紗を支える竹製のU字支柱を畝に挿しました。

 黒マルチを畝に展開        ピーンと張るように土寄せ   竹製U字支柱を挿す
  

 次に、ようやく白菜の種まきです。最初、50cm位の間隔で黒マルチに穴開けをしました。そして、その穴に種をまいていきました。一つの穴に5粒程度の種をまきます。発芽後2回に分けて間引きをして、最後に一本立ちにします。順調に育てば12月には美味しい白菜が収穫できるはずです。

                              黒マルチに穴を開け、一つの穴に5粒程度の種をまく


 今年種をまいた白菜の品種は「冬峠」です。柳井園芸に行った時、たまたま見つけた白菜です。種袋を見ると、厳冬期に畑に置ける冬越しに強い品種のようです。種まきが終わると、種の上に薄く土を載せました。そして、寒冷紗を畝を覆うように張り、周りに土寄せをしました。一週間後には発芽すると思います。さて、今年はどんな美味しい白菜が収穫できるでしょうか。とても楽しみです。

    白菜「冬峠」の種袋       寒冷紗を畝に張る     寒冷紗の周りに土寄せ
  

 白菜の種まきが終了後、畑を見回っていると先日種ジャガイモを植えた畑の一部が発芽で盛り上がっていました。そして、その近くに発芽した秋ジャガイモを見つけました。無事に発芽したようです。夏に植える秋ジャガイモは、害虫や病気にやられることが少なくありません。このまま9月,10月と順調に育つと、霜が降りる頃の12月初旬には美味しい秋ジャガイモを収穫できると思います。秋ジャガイモは夏ジャガイモに比べて収量は多くないのですが、新鮮な採りたてジャガイモは格別です。

                  無事に発芽していた秋ジャガイモの芽


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