東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

奥多摩在来の黒斑小豆収穫

2010年11月23日 | 野菜:豆類ほか

 20年位前、奥多摩の山間部に住む古老から在来と思われる黒斑小豆の種をいただきました。その後、いただいた黒斑小豆のことをすっかり忘れていました。そこで、いただいた数十粒の黒斑小豆を更新しようと去年種蒔きしました。しかし、たった一粒の黒斑小豆からしか芽が出ませんでした。その一粒の小豆を育てて採種した十粒程度の種を今年蒔きました。そして、今年は数百粒の種子を採種することができました。

                 去年たった一粒の種子から増やした黒斑小豆


 過密に種を蒔きすぎためか、害虫にだいぶやられました。しかし、さやを一つ一つ取って中の小豆を取り出してみると、害虫にやられたせいか小さな黒斑小豆がたくさんありました。でも、数百粒の黒斑小豆が採種できたので、来年はちゃんと小豆本来の栽培方法でこの貴重な小豆を栽培するつもりです。そして、来年の秋はこの小豆を使って調理してみたいと思っています。どんな味か楽しみです。

                  害虫にやられた黒斑小豆のさや


 ところで、この黒斑小豆をいただいた古老は在来の稗やシコクビエなどの雑穀も栽培していました。畑は谷を転がり落ちるような急斜面にありました。今、その古老の家は朽ちて空き家になっています。奥多摩の山間部でこの小豆や、稗(ヒエ)シコクビエ,粟などの雑穀を栽培している家は今は無くなりました。古い伝統的な作物やその栽培文化が消えていくのはとても寂しいものです。

                               今回数百粒採種した黒斑小豆、やや小さく色も黒い

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