東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

サトウキビ2種の仮収穫、茎をかじると甘い汁

2015年11月01日 | 野菜:豆類ほか

 二種類のサトウキビを作っています。田布施町など瀬戸内海で昔からサトウキビと呼ばれていたサトウモロコシ。そして、もう一つはサトウキビです。サトウモロコシは、背が伸びてなんと3m以上になりました。穂がだんだん茶色になる頃、茎が甘くなります。一本だけ刈り取って甘さを確認しました。

                天高く3m以上に育ったサトウモロコシ


 サトウキビの方は、今年は育ちが良くありません。肥料が足りなかったのかも知れません。去年はずいぶんと大きくなったのですが、今年は低いままです。もう一つの原因は、去年出なかった害虫にやられたことです。ずいぶんとメイチュウにやられました。茎内に入られて幼芽が次々に枯れたのです。

  上:サトウモロコシ,     かじったサトウモロコシの茎    かじったサトウキビの茎
  下:サトウキビ
  

 さて食味ですが、時期が少し早かったようです。サトウモロコシはまだ甘さがたりません。サトウキビはさらに甘みが足りませんでした。共に11月末頃に収穫した方がよさそうです。
 面白い事に気が付きました。見た目はサトウキビの方が茎が細くて硬そうなのですが、サトウモロコシよりもジューシーなのです。霜が降りる直前に、収穫すれば甘い茎を楽しめそうです。そして、多くの汁を採取できれば砂糖を作ることができるかも知れません。

             メイチュウの害で、背があまり伸びなかったサトウキビ


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