東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小学校 放課後学習 成器塾 調理「お汁粉作り(お米を団子用粉に手回し製粉)」

2022年01月14日 | 子供の育成関連

 

 これまでは手芸を中心に子供達に教えていましたが、今月は調理を教えようと思います。調理と言っても素材から自分で手作りします。今回は、お汁粉に入れる団子の素材にするため、うるち米ともち米を製粉しました。手回し製粉機を使ってお米を製粉するのです。子供達は初めての製粉だったようです。わーわー言いながら、楽しそうに製粉機のハンドルを回していました。なお、お汁粉にする小豆ですが、6月に種まきして育てましたがカメムシが大発生して不作でした。そのため、やむなく購入することにしました。

         楽しそうに製粉機のハンドルを回す子供達


 ところで、前回渋柿の皮を剥いて作った干柿を持ってきてもらいました。どれも食べられそうなほど干柿ができていました。しかしながら、二人の子供は外で干しているうちに雨に濡れてしまったそうです。その二人には、それぞれ二個ずつ干柿を手渡しました。手渡す時、干柿を手でもみもみするとより美味しくなることを言っておきました。

  美味しそうな干柿    うるち米を手回し製粉    もち米を手回し製粉
  

 手回し製粉機を二つ使って製粉しました。子供四人あたり一つの製粉機です。一つの製粉機でうるち米を製粉しました。もう片方の製粉機で、もち米を製粉しました。どの製粉機も一度では細かな粉にはなりません。最初に荒く砕き、次に細かく砕き、何度かこれを繰り返して最後に微粉にします。最低五回位は製粉を繰り返す必要があります。荒く砕く時はゴリゴリする音が出ますが、微粉になるとだんだんサーサーする音に変わります。

   もち米を製粉して上新粉に      うるち米を製粉して団子用粉に
 

 ついでに小麦も製粉しました。この小麦は以前、子供に種まきしてもらい育てたものです。その粉で作った団子もお汁粉に入れてみようと思います。各団子の食べやすさ、美味しさ、味の違いなどを体験してもらおうと思っています。次の成器塾では、今回作った粉に水を加えて団子にします。そして、お汁粉に団子を入れてみんなで食べようと思っています。美味しいお汁粉ができるでしょうか。

 だんだん細かい微粉に   コップで粉をすくう    三つの袋で粉を保管
  


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