少年少女発明クラブで、4月~8月の間に制作した作品を提出する日がやってきました。私はその工作した作品を最終チェックする作業をしました。ほとんどの作品は8月までに完成しているため、主にその説明書をチェックしました。作品を審査する人が分かりやすい文章になっているかどうかのチェックです。単に「~を作りました。」ではいけません。何が便利なのか、どんな理由で作ったか、どんな所を工夫したか、どこに苦労したかなどを書きます。自分の工作をいかに他の人に分かってもらうか書くのです。
作品の最終チェックと共に、説明書を書き上げる子供達
説明書を書くことは、ドキュメントコミュニケーションの一つです。私はかつて、会社でテクニカルライターの仕事もしていました。ドキュメントをいかに早く正確に理解してもらうように書くかなどの仕事をしていました。日本人の傾向として、文章の量で良否を判定しがちです。そのような文書はだらだらと長く、結論が分かるのに時間がかかります。文章の良否は量ではなく質なのです。何度か書き直してもらった子供達がいましたが、なんとか全員説明書を書き終えてほっとしました。チェックを終えると作品を梱包しました。
操作しながら説明書作り 文書はなかなか難しい みんなで仲良く説明書作り
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