東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

夏花や雑穀の種子を保存,午後の島田洋七講演会

2013年09月17日 | 花,野草

 昼間は、まだ残暑が厳しいですが、朝夕はだいぶ涼しくなりました。これまで咲いていた夏の花の種を採種しました。最初に、今年初めて咲かせた花鶏頭と葉鶏頭の種を取りました。この花はとても種が小さいので、手で摘まんで種をとることができません。花ごと切り取って乾燥させて採種します。

      花ごと切り取った花鶏頭              花群ごと切り取った葉鶏頭
 

 次に、これまた種が小さい松葉ボタンの採種をしました。この花はまだ元気に咲いています。種は小さな袋に入っていますが、少しの力で袋が破れてしまいます。この茶色の袋が破れないように注意しながら採種します。その袋を指で揉むと、パラパラと種が落ちます。

     まだ花が咲いている松葉ボタン           種が落ちたあとの袋
 

 続いて朝顔の種を取りました。この花は、秋になって少し色が薄くなりましたが、まだまだ毎朝元気に赤色と青色の花を咲かせています。指を摘まんで揉むと、中から黒い種が4,5個ポロリと出てきます。赤色と青色が同じ数になるように採種しました。ところで、西洋朝顔(ヘブンリーブルー)が、葉が茂れども全く咲かないのはなぜでしょう。

                  まだ元気に咲いている朝顔の種を採種


 次に、雑穀であるヒエとシコクビエの種も採取しました。この二つの雑穀は苗を作ったのですが、いろいろ忙しくて本畝に植え付けることができませんでした。このため、苗のまま来年のための種を採種することになりました。この二つの雑穀は、東北などの寒い土地で作られてきた作物です。この山口県では、害虫の被害が多くてなかなか収穫が上りません。

  来年種をまくため採種したヒエの穂         苗のまま穂が出たシコクビエ
 

 ところで、午後4時田布施商工会議所のサリジェで、漫才師島田洋七の講演会がありました。彼が子供の頃に過ごした佐賀のお話などを、笑いを取るように面白く話をしていました。その中で、私にも通じる話題が出ました。たとえば、脱脂粉乳の話、薪を焚く話、柿を盗んで食う話などです。私と3歳しか違わないので同じ世代であることに共感しました。また、「ウォーキングして健康になろう。」との話は、私の活動に通じるので嬉しく思いました。これだけの講演を聴けるチケット(1500円)はとても安く、ありがたいことです。

      講演会のチケット                   笑いで会場を沸かしている氏
 


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