そろそろ稲刈りシーズンになったので、その準備を始めています。この地域のほとんどの農家は、コンバインを持っているため稲刈りはとても楽なようです。しかし、永く山口県を離れていた私は、そのような農業機械を持っていません。今後も買う予定はありません。このため、我家に眠っている古い機械を使うしかありません。今回、竹林で竹を切り出して陸稲畑に持っていきました。刈り取った稲束を架けて天日干し(はさ掛け)するためです。
竹林で細く長い竹の切り出し 切り出した長い竹、これを加工
はさ掛け用に使う竹は、なるべく細くて長い竹が適しています。太い竹だと、うまく稲束をかけることができません。掛けることができたとしても、風が吹いた時にクルツと回って落下してしまうことがあります。竹林の中から特別に選んだ一本を切り出して、はさ掛け用に加工しました。枝をきれいに切り払い、長さが7m位になるように両端をカットしました。この竹を、肩に担いで陸稲畑まで持って行きました。
枝を綺麗に切り払う 支柱代わりの、日当たりが良い木
陸稲畑に着くと、日当たりが良い木の幹に竹を縛りつけました。この畑は、支柱の代わりになる木が生えているので助かりました。この竹の上に、刈り取った稲を掛けて天日干します。稲束が乾燥した頃、この場所で脱穀するつもりです。
幹に固定したはさ掛け用の竹、この竹に稲束を掛けて自然乾燥
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