このCB無線機 GORILLAの修理履歴です。それぞれをクリックしてください。
天気が思わしくないため、我家内でCB無線機を修理をしようと思います。今回は、電源12Vを入れるとショートする原因を探すことにしました。以前同じように電源がショートするカーラジオの修理をしたことがあります。この時の原因は、電源平滑用の電解コンデンサのショートでした。そのため、この無線機の電源部分もショートの可能性があるのではないかとよく調査しました。すると、電源の最初に入っているダイオードに気が付きました。焦げ付いてはいないようです。しかし、ダイオードやトランジスタは過電流が流れると短絡することがあります。
黄〇:短絡している可能性があるダイオード
このダイオードはもしかして定電圧ダイオード?かも知れません。落雷などにより電源に、瞬間的に12Vより高い電圧がかかったり、瞬間的に逆電圧がかかった時に電流を逃がす役割があります。過電圧を逃がすことによって内部の回路を保護するのです。このダイオードが壊れていないかどうか、外して調査することにしました。
基板上のダイオード取り付け位置 半田吸収器で半田を吸取る
ダイオードを取り外すため、基板上のダイオードの取り付け位置を入念に確認しました。取り付け位置を確認すると、半田吸収器を使ってダイオードを基板に固定している半田を吸収しました。そして、ラジオペンチでダイオードを挟んでこじるように引っ張ると、簡単に取り外すことができました。
半田が吸い取られた状態 取り出したダイオード
するとドンピシャリ、ダイオードが壊れて短絡していました。壊れたダイオードを取り出した状態で、12Vの電源を繋ぐと無線機のランプが点灯しました。このままでも、このCB無線機は使えると思います。しかし、再び同じように誤って逆電圧を接続すると、今度はダイオードではなく、内部の重要な回路が破壊されることになります。なるべく同じ規格のダイオードを探して元の位置に取り付けようと思います。
故障したダイオードを取り外した後、電源を入れると全面パネルが正常に点灯
次回は、この故障したダイオード(1N4002)の耐圧や最大順電流値などの規格をデータシートで調査しようと思います。似ているダイオードを数個持ってはいますが、同じ規格かどうかは分かりません。同じ規格のダイオードが無ければ、購入して取り付けようと思います。
持っているのは、形や大きさが1番似ているダイオード
左BOX内は整流用,右BOX内は検波用
私は定年を過ぎて、幼友達がいる田舎で過ごすことにしました。
農機具もほとんど古老からいただいたものばかりです。
その古い農機具を修理しながら使い続けています。
私も、
石油発動機,唐箕,足踏み脱穀機などを使う時、
そして古い真空管ラジオなどを修理する時が至福の時です。
来月には小麦が穂を出します。
そして6月には麦刈りや脱穀が始まります。
今度ともよろしくお願い致します。
広島の町で、兼業農家をしています。無線や真空管ラジオなどの趣味をもっていますが、身近なところに同類の趣味を持つともはいませんでした。私は、まだ40代前半12で父を亡くし、明治生まれの祖父とがんばりましたが、祖父も22の時に亡くし、男手は一人です。
飯米農家ではありますが、祖父が分家し、小作から始めたわずかな田畑を維持しようと、改めて元気をいただきました。
今年も稲作のシーズンが始まります。お元気で。
PS 親父の形見のクボタの石発ES-40とヰセキの木製籾すり機で、籾すりを行う瞬間が、幸せです。(みんなが、元気だったあの頃を思い出、、、)
この無線機に使われている保護用ダイオードと
ほぼ同じ規格のダイオードを入手しました。
近日中に修理しようと思います。
もう少しお待ちください。
さすがですね、電気の知識が無いクマには皆目見当がつきませんでした。
ホントありがとうございます、修理完了は急ぎませんので、手の空いた時で結構ですよ。