東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

義母の四十九日法要のため東京に (3/4)

2013年12月29日 | 家族関連

 四十九日の法要が終わった次の日、カーラジオ修理依頼主のKさんの家に家内と行きました。Kさんの家に着くと、家の前に日野コンテッサと呼ばれる昭和30年代に製造されたクラシックカーが駐車していました。この車が製造された当時、自家用車を購入できるのは限られた人だけでした。

            何十年ぶりに見た日野コンテッサ


 直したカーラジオは東芝製と三菱製です。クラシックカー日野コンテッサに取り付けられていたとても古いカーラジオで、果たしてちゃんと音が出るか心配でした。車に取り付ける前にバッテリーとアンテナを取り付けてみました。そして、スイッチを入れてボリュームを上げて、チューニングダイヤルを回すとラジオ放送の音が次々に聞こえてきました。思っていたよりも良い音でしたので、安心しました。ついでに東京地域の主なラジオ放送局をプリセットしておきました。

  日野コンテッサのリアエンジン      運転席に座ってラジオを聴く
 

 音が出る事を確認すると、Kさんは日野コンテッサの中に潜り込んでカーラジオを組み込んでいました。その間、Kさんのお母さんとお話しをしました。Kさんのお母さんは山口県光市の出身でしたので、いろいろと懐かしいお話しをさせていただきました。とても穏やかで優しいお母さんでした。お話しを聞くと、亡くなったご主人(Kさんのお父さん)は柳井市出身で日野自動車に勤めていたそうです。

      〇は日野コンテッサのダッシュボードに収まったカーラジオ


 お母さんとお話しをしていると、Kさんの妹さんとその子供達がクリスマスのためやって来ました。その子供達も加わっていろいろ楽しく談笑しました。小中学校頃の子供は何にでも興味があるようです。私が川で救ったカモや飼っていた亀などの話をすると、照れ笑いしながら興味深く聞いていました。
 楽しくお話しをしているとKさんから、直したカーラジオを日野コンテッサに組み込んだとのこと。さっそく、車に行ってみました。すると、綺麗にカーラジオが組み込んであり、ラジオのいい音が鳴っていました。

  後ろから見た日野コンテッサ       日野コンテッサ横に立つ家内
 

 カーラジオが組み込まれた日野コンテッサの運転席に座ってみたり、ハンドルを回して見ました。ところで、この日野コンテッサがユニークなのはリアエンジン駆動であることです。以前よく走っていたスバルやフォルクスワーゲンもリアエンジンでした。しかし、今はフロントエンジンのFFが多くなってしまいました。日野コンテッサは、日本の自動車の歴史を彩る貴重な自動車だと思います。
 Kさん、大切なクラシックカーである日野コンテッサをみせていただきありがとうございました。

   私,Kさん,Kさんのお母さん,そしてKさんの妹さんとそのご家族


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2 コメント

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先日はありがとうございました。 (東京日野市のKです。)
2013-12-29 13:55:03
ご連絡が遅くなり申し訳ありません。
先週、一週間ほど中国のアモイに出張しておりました。
ラジオの修理ありがとうございました。

コンテッサの電子部品はラジオ位ですが
今後もよろしくお願いいたします。

取り急ぎ御礼まで。
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コメントありがとうございます。 (東京里山農業日誌)
2013-12-30 19:36:17
カーラジオがちゃんと動作して安心しました。
お母さまなど、ご家族によろしくお伝えください。

私の父親は、かつてミゼットに乗っていました。
その後畑の中に錆びたまま捨て置かれ、クズ鉄屋さんに売ってしまったそうです。
今もあれば、貴重なクラシックカーでした。惜しい!
昭和30年代製造のクラシックカー?のトラクターがあります。
そのディーゼルエンジンが動くことを確認しましたので、
なんとか動くように修理しようと思っています。

こちらこそ、
今後ともよろしくお願い致します。
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