東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

規格化したわらで、ほぼろ版買物籠を製作(4 /11)

2024年01月09日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 買物籠の底を編む時に最初曲がり針を使っていました。しかし、曲がっているため底の表と裏を通しにくいのです。そこで、真っすぐな針(直針)を作ることにしました。曲がり針と同じ大きさの長めの釘を金細工しました。とりあえず6個の直針を作りました。
 グラインダー,ガスバーナー,卓上電動ドリルなどの工具を使い、針を赤熱して鍛造加工しました。腕が疲れるし思いがけず目が疲れました。メガネを使えば良かったと反省です。

        曲がり針が使えない場所に紐を通す直針を6個製作


 最初に釘の頭をぐグラインダーで落としました。グラインダーから火花が出るため軍手をしないと熱いこと。次にガスバーナーで釘の頂頭部を真っ赤に赤熱しました。赤熱している時にハンマーで打ち付け、鍛造加工しながら平に伸ばしました。ガスバーナーの火が弱いため、途中で火力が強いガソリントーチバーナーに切り替えました。

グラインダーからの火花   バーナーで釘を赤熱   平らに伸ばした頂頭部
  

 平らに伸ばした釘の頂頭部を冷やした後、その伸ばした中心にセンターポンチを強く打ち付けました。穴を開けるガイドのためです。続いて、卓上電動ドリルに適正径の鉄鋼用ドリルビットを取り付けました。そして穴を開けました。最後にグラインダーでバリを取るなどして磨きました。これで直針が6個完成しました。

   センターポンチでマーキング       卓上ドリルで穴を開ける
 


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