東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

裏山のナツハゼ、実をつけ始める

2014年08月09日 | 樹木,果樹

 我家の裏山では秋の実りが近づいてきました。その実りの一つがナツハゼです。この地方でこの実を何と呼んでいたか忘れてしまいました。子供の頃、あちこちの山に行ってはこの実を食べました。この実、今の子供達は食べる事はないでしよう。大きさは小粒のブルーベリーです。見た感じもブルーベリーに似ています。とても酸っぱいので美味しいとは言えませんが、ビタミンなど栄養は豊富なのではないでしょうか。

              枝いっぱいに実ったナツハゼ、黒くなると可食


 このナツハゼは、深い森や林では見ることはありません。禿山などのように地面が見えるような場所に生えています。あまり高くならないので、周りに高い木があると成長しないのでしょう。子漏れ日程度でも育つようです。秋になると、葉が赤くなります。葉に細かな毛があるため、触るとガサガサする感触があります。
 山をよく観察すると、ナツハゼの他に、しゃしゃんぼやアケビも実が成りそうです。これらの実は、店頭でみかけることがありません。これらの実は、我家だけの秘密の果物でしょうか。

       直径5mm程度の小さな実            鈴なりのナツハゼの実
 

コメント
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