東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

陸稲(うるち)の種まき(3/4)ほか

2012年05月23日 | 稲:春作業,苗作り



 前回に続いて陸稲の種まきをしました。今回は、陸稲以外の雑穀などの種まきも並行して行いました。雑穀は、東京にいたときによく種まきしたのですが、結局採種用程度にしか栽培できませんでした。それに、雑穀の芽や葉を雑草と勘違いした方々に抜かれることが多く失敗の連続でした。今年からは私だけが畑を管理するため、なんとか正常に栽培してみようと思います。

                    手押し式種まき機で陸稲の種をまく


 しかしながら、雑穀は発芽率が心配です。例えば、粟の種がいくつかあります。うるち種のサカー、もち種の黒粟や猫足などです。これらの粟は、秋にスズメなどの食害にあってほとんど収穫できませんでした。10年近く種を保存したままにしていたので、ちゃんと発芽しないのではないかと思っています。

       種まき後、土を被覆               やや湿り気のある陸稲畑
 

 ほかの雑穀として、アマランサス、モロコシ、黍、稗、シコクビエなどがあります。どの雑穀もどの程度発芽するのか不明です。このため、もし発芽したとしても今年は採種用として栽培するつもりです。そのほか、三種類の里芋を植え付けました。一つは近所からいただいたもの、一つは京都産の京イモ、そして石川早生と呼ばれるものです。後者二つは購入したものです。里芋は湿地で育ちやすいので、湿り気の多い畑に植え付けました。

       少し芽が出たサトイモ                 雑穀の種をまいた畑
 

コメント
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